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<セミナー詳細>

セミナーコード:20180411   このセミナーの受付は終了しています


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★再生可能エネルギーをはじめとする分散型リソースの拡大ならびに電力デジタル技術革新(AIとロボティクス、
 ブロックチェーン/フィンテック、EV…)によって、電力ビジネスは大きな転換期にあります。
★本セミナーでは、電気事業を取り巻く変化とUtility 3.0から、東京電力グループの活用例を含めた分散型リソース
 の今後の展開、VPPなどDERのマネタイズ(稼ぐ道)モデル、電力デジタル技術の革新とその活用などに至るまで、
 斯界の最前線でご活躍中の馬橋氏、西村氏、両講師に詳説頂きます。

分散型の新しい電力ビジネスの最新動向と展望
〜Utility 3.0、VPP(仮想発電所)などのDER(分散型エネルギー資源)の新ビジネス、
東京電力グループでの取組み、電力デジタル技術の活用と新しい価値の創造など〜
●講 師 東京電力パワーグリッド(株)
系統計画室系統技術グループマネージャー
馬橋義美津 氏
  <略歴>
1992年 慶應義塾大学理工学研究科電気工学専攻修了東京電力入社
2010-2012年 本店技術部電力取引グループマネージャー
2012-2014年 本店技術部電源計画グループマネージャー
2014-2016年 パワーグリッドカンパニー系統エンジニアリングセンター
系統技術グループマネージャー
2016年- 現職
●講 師 関西電力(株) お客さま本部 部長
公益事業学会 理事・学術研究会(電力) 幹事
経済産業省資源エネルギー庁
エネルギーリソースアグリゲーション検討委員
大阪大学大学院工学研究科 招聘教授
西村 陽 氏
  <略歴>
1984年、一橋大学経済学部卒業。
関西電力(株)で調査、戦略、マーケティング、電力市場改革等を担当。
公益事業学会理事・学術研究会(電力)幹事、国際公共政策学会理事。
1999〜2001年、学習院大学特別客員教授。
2006〜2008年、大阪大学招聘教授。
2014年〜早稲田大学先進グリッド研究所招聘研究員。
2016年〜大阪大学大学院工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻特任教授
東京女子大学非常勤講師
<主著>
『電力改革の構図と戦略』、『電力自由化完全ガイド』、『検証エンロン破綻』、
『電力のマーケティングとブランド戦略』、『エナジー・エコノミクス』、『にっぽん電化史』
『低炭素社会のビジョンと課題』、『にっぽん電化史@〜B』
『電力システム改革の検証〜開かれた議論と国民の選択のために』
『まるわかり電力システム改革キーワード360』
●日 時 2018年 4月 12日(木) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,680円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:30
|
13:00
T.Utility 3.0の世界と分散型リソース拡大によるビジネス展望

 再生可能エネルギーをはじめとする分散型リソースの拡大は電力事業を取り巻く環境に多大な影響をもたらし、電力ビジネスは大きな転換を迫られている。
 このような中、Utility 3.0という考え方が示され、将来の電力ビジネス形態について述べられている。そこで、ここでは、分散型リソースの展望について、Utility3.0を題材に期待される役割や今後の展開について事例紹介を交え述べていく。


 1.電気事業を取り巻く環境の変化
  ・電気事業を取り巻く環境
  ・エネルギー市場の新たな潮流
  ・未来グリッドの形
 2.Utility 3.0 と その世界
  ・電気事業の構造の変遷
  ・電気事業の現在 〜 Utility 1.0と2.0 〜
  ・電気事業の未来 〜 Utility 3.0 〜
  ・Utility 3.0を支える基盤技術
 3.分散型リソース拡大とアグリーゲーションビジネス
  ・分散型リソース拡大の影響
  ・電力自由化を支えるアグリゲータの役割
  ・アグリゲーションビジネスの展望
 4.分散型リソースの今後の展開 〜東京電力グループの活用例をもとに
  ・新たなアグリゲーションビジネス 〜親アグリゲータ
  ・親アグリゲータの生み出すメリット
  ・東京電力グループによるVPPビジネス
  ・EVアグリゲーション
 5.まとめ
 6.質疑応答・名刺交換
(馬橋 氏)
14:00
|
16:30
U.分散型エネルギー資源と電力デジタル技術の新時代
 〜対応戦略、ビジネスチャンス〜


 わが国エネルギービジネスはDER(分散型エネルギー資源)と電力デジタル技術革新の二つの潮流によって大きな影響を受けつつある。VPPをはじめとするDERの新ビジネスはどのようなマネタイズ(稼ぐ道)を目指すべきなのか、従来型の電力のビジネスモデルが崩れる中でデジタル技術をどう活用し、どのような活用戦略で新しい価値創造を目指すべきなのかを解きおこしていく。

 1.分散型エネルギー資源の拡大
  ・分散型エネルギー資源の誕生と拡大
  ・DR(ディマンドリスポンス)活用の歩みと調整力としての活用
  ・VPP(バーチャル・パワー・プラント)の現状
  ・VPP参加リソースの展望(蓄電池、家庭用機器、業務用機)
  ・NYリフォーミング・エナジー・ビジョンの事例
 2.分散型エネルギー資源のマネタイズモデル
  ・VPPのマネタイズ(稼ぐVPP)の四つのモデル
  ・2020年電力市場改革と需給調整市場でのVPPのポテンシャル
  ・分散型エネルギー資源活用のビジネスモデル展望と制度整備
 3.電力デジタル技術の革新
  ・電気事業のデジタル技術活用事例〜系統運用、火力〜
  ・顧客データ分析とサービス拡張
  ・ロボティクス活用による運営効率化
  ・ビジネスモデル革新に向けた研究・実証
 4.デジタルベンチャーの評価と対応戦略
  ・電力デジタル革命に対峙する5つの選択肢
  ・デジタルベンチャーのパターン分けと評価
  ・エネルギー事業者の経営戦略とデジタル分野の活かし方
 5.質疑応答・名刺交換
(西村 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。