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T.水銀除去技術の現状と今後の展望
※恐れ入りますが、ご案内致しておりますチラシの内容と若干異なっております。
1.はじめに
平成29年の水俣条約批准により水銀除去技術への関心が世界的に高まり、
多くの国で水銀除去設備の導入が活発になってきている。 弊社は20年前に
LPG,ナフサの石油製品から水銀除去する技術を確立して、国内で多くに
実績を有している。その後、天然ガス、コンデンセート、排ガス、排水等に活用
できる水銀除去技術を確立して、環境負荷低減に貢献している。
2.水銀除去技術の現状
2.1 国内外の動向
ジョンソン・マッセイ社(米国)・アクセンス社(フランス)、その他
3.IHテクノロジーの水銀除去技術
3.1 水銀除去材の開発の推移
3.2 処理状態に適合した水銀除去材の構成・機能の評価
3.3 AI(人工知能)による水銀除去技術のシミュレーション
3.4 国内及び海外の稼動実績
3.5 学術的な発表(石油学会等)
3.6 水銀除去技術の今後の展望
4.まとめ
5.質疑応答・名刺交換
(幾島 氏)
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10:30 | 11:15
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U.燃焼排ガス中の水銀測定技術
水銀排出施設から大気への水銀排出を規制する改正大防法が2018年4月に施行され、対象事業所においては、排ガス中の水銀測定が必要となる。精度の高い測定のためには測定法の特徴や注意点を理解することが重要である。
本講演では、改正大防法の水銀測定法(環告94号法)を含め、国内外で規定されている様々な測定法の概要とその特徴、ならびに測定時に注意すべき事項を概説する。
1.はじめに
2.燃焼排ガス中の測定方法
2.1 湿式吸収法
2.2 乾式吸収法
2.3 連続測定法
3.測定時の注意点
4.質疑応答・名刺交換
(野田 氏)
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11:25 | 12:15
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V.燃焼プロセスにおける水銀発生機構と除去技術の開発動向
微粉炭火力プラントを例に、水銀のプラント内挙動とその濃度の予測法について述べたうえで、各種水銀除去法の原理と特性を紹介する。また、水銀除去に関する最新の研究開発動向について解説する。
1.燃焼時の水銀のプラント内分配挙動と水銀排出濃度の予測手法
1.1 石炭中の炭種別水銀含有濃度と熱分解温度
1.2 微粉炭火力プラントにおける水銀の分配と煙突出口水銀濃度
1.3 出口水銀濃度に及ぼす炭種の影響とプロセス構成の影響
1.4 炭種の影響を考慮した水銀排出濃度の予測式
2.水銀除去に関する最新の研究動向
2.1 研究論文にみる水銀除去技術の動向
2.2 公開特許・特許にみる水銀除去技術の動向
2.3 各種水銀除去法の原理および性能
2.4 低コスト水銀除去法の開発
3.質疑応答・名刺交換
(神原 氏)
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13:10 | 14:00
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W.カルゴンカーボンの活性炭吸着技術と水銀除去対策に関する取組み
1.カルゴンカーボン(株)のご紹介
2.活性炭のメカニズムと吸着力
3.実際の吸着プロセス
4.活性炭による水銀除去の実際と主な用途
5.質疑応答・名刺交換
(眞野 氏)
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14:10 | 15:00
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X.大気・排水等の環境対策における水銀除去技術
ソーダ工業において独自に開発した水銀除去プロセスの概要を説明する。また、改正大気汚染防止法への対応方式として当社の湿式処理の取組状況を概説する。新規開発中の水銀吸着剤についてもその特徴を紹介する。
1.ソーダ工業における水銀除去のルーツ
2.工場排ガス中の水銀除去装置(MRG)
3.工場排水中の水銀除去装置(MRL)
4.排ガス処理プロセスおよび吸着剤の新提案
5.質疑応答・名刺交換
(菅 氏)
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15:10 | 16:00
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Y.石油産業における水銀除去プロセス技術
1.水銀の形態と性状
2.水銀除去プロセス
2.1 吸着
2.2 分解+吸着
2.3 分解+ストリッピング+吸着
3.プロセスへの導入箇所
4.質疑応答・名刺交換
(小谷野 氏)
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16:10 | 17:00
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Z.水銀、及び水銀廃棄物の適正管理
1.水銀、及び水銀廃棄物の取扱い
2.水銀、及び水銀廃棄物の法規制
3.水銀廃棄物の処理とその課題
4.他国の水銀廃棄物管理
5.質疑応答・名刺交換
(藤原 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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