9:30 | 11:00
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T.CO2の有効利用技術の動向と展望
1.CO2についての基礎事項の確認
(1)CO2の排出と温室効果
(2)CO2の排出削減と化学工業
(3)CO2の発生から分離・回収と隔離・貯蔵まで
2.CO2の有効利用
(1)CO2の物理的利用
(2)CO2の化学的利用
(3)CO2の反応メカニズムとプロセスの比較
(4)CO2を直接原料とする化成品製造の概略
(5)CO2からの化成品製造の規模と有効性
3.CO2の化学的利用の事例紹介
(1)メタノールの製造
(2)メタンの製造
(3)オレフィン類の製造
(4)炭酸エステル類の製造
(5)ポリマーの製造
(6)脂肪族ポリカーボネートの製造
4.今後の展望
5.質疑応答・名刺交換
(杉本 氏)
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11:10 | 12:00
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U.CO2を資源物質に変換する触媒技術のプロセス強化(PI)
産業プロセスから排出されるCO2を物質変換するプロセスでは、大量で迅速かつ制御性の高い触媒反応システムの開発が重要である。本講演では、プロセス強化の観点から、メタル基材の構造体触媒を活用したCO2のメタン化反応やドライリフォーミングによる合成ガスの製造技術について紹介する。
<質疑応答・名刺交換>
(福原 氏)
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V.CO2を利用した再生可能エネルギーの燃料化技術
本講演では、再生可能エネルギーの変動性の問題を解決し、導入拡大の加速に貢献するためにCO2を再生可能エネルギー由来のH2と反応させ、これまで利用してきたメタンという使いやすい燃料の形に変換するPower to CH4について、国内外の日立造船の取組み、今後の展開について詳説します。
1.再エネ転換の課題
2.Power to Gas(再生可能エネルギーから燃料ガスを作ること)と最近の動向
3.グローバルCO2リサイクル
4.再エネからの水素変換
(1)固体高分子型水電解
(2)アルカリ水電解
5.水素からのメタン変換およびPower to CH4システム
(1)メタネーション触媒
(2)メタネーションシステム
(3)Power to CH4
6.今後の展開
7.質疑応答・名刺交換
(熊谷 氏)
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14:10 | 15:10
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W.旭化成における水電解システムの開発動向とCO2有効利用用途への展開
世界トップクラスの食塩電解システムを応用し、再生可能エネルギーから水素を製造するための高性能アルカリ水電解システムの開発に成功した。本講演では、開発の背景としての水電解技術とCO2フリー水素に関する最近の動向を俯瞰した上で、当社のアルカリ水電解システムの最近の開発状況とその活用用途の1つとして期待されるCO2有効利用用途での取組みを紹介する。
1.当社における電気分解の歴史
2.CO2フリー水素を取り巻く動向(欧州を中心に)
3.CO2フリー水素製造のための水電解技術
4.当社アルカリ水電解システムの検討状況
5.CO2有効利用用途での取組み事例の紹介
6.質疑応答・名刺交換
(臼井 氏)
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15:20 | 16:10
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X.二酸化炭素からのメタンガス合成技術
CO2のメタン化を、加水分解あるいは加アンモニア分解とのアナロジーから迫る技術を紹介します。
金属粉と水の反応による加水分解で水素が発生することはよく知られています。これと同様に、二酸化炭素を水素化物と反応させることによって、水素化物中の水素が水素源となり、メタンと酸化物が生成する反応パスがあり、これによってCO2のメタン化反応を進行させます。
1.エネルギーキャリアとしてのメタン
2.加溶媒反応による燃料ガス発生
3.加二酸化炭素反応によるメタンガス発生
4.用途展開
〜CO2排出が局在している工場、石炭火力発電所、水素製造所など〜
5.質疑応答・名刺交換
(市川 氏)
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Y.水素キャリアを指向したCO2水素化触媒の開発
水素貯蔵の観点から二酸化炭素の水素化反応によるギ酸・メタノール合成が注目を集めている。本講演では、二酸化炭素の水素化触媒の触媒を紹介するとともに、水素貯蔵を指向したギ酸からの高圧水素発生技術について述べる。
<質疑応答・名刺交換>
(姫田 氏)
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17:20 | 18:40
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Z.CCU技術開発動向と経済性
1.CO2コストと炭素税
2.CCU海外動向
(1)CO2の炭酸塩への固定
(2)CO2のメタノール合成
(3)CO2からエタノールの合成
(4)CO2の電解還元
(5)CO2フリー水素の製造
3.CO2を用いたFT合成
4.CO2から化学品の製造
5.CO2による化学品製造コスト
6.質疑応答・名刺交換
(室井 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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