●講 師 |
テプロスエンジニアリング合同会社 業務執行社員(役員) |
原 卓治 氏 |
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<講師来歴> ・月島機械株式会社にて国内、海外の化学・環境プラントの計画、コスト見積、
プロポーザル業務、プロジェクトマネジメント、海外調達等の業務を実施。
・同社でコスト見積課長、プロジェクト部長、調達部長などを歴任し、
主に海外プラント事業の推進と社内基盤整備に注力。
・月島機械を退職後、テプロスエンジニアリング合同会社を設立、入社。
業務内容;@海外プラントの受注・実施業務の受託 Aプラント機材の輸出入販売
B企業アドバイザーとして海外ジョブ実施基盤整備・強化を支援
・化学工学会正会員(専門分野:コストエンジニアリング)、日本コスト工学会準会員
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●日 時 |
2018年 10月 11日(木) 10:00〜16:30 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,680円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
【受講対象者( 推奨 )】
(1)化学、石油、鉄鋼、電力、環境などの分野のエンジニアリング企業、プラント・装置メーカーや設備ユーザーなどで、海外調達や海外案件(プロジェクト等)の計画・コスト見積、設計、調達などを担当されている方
(2)海外案件の設備投資計画、営業、コスト見積、設計、調達、建設、プロジェクト遂行などコスト関連業務に従事されている方
(3)新しくコスト関連業務に従事されている中堅・若手技術者や担当の方、管理者の方、海外調達の社内基盤整備を担当されている方
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【講習の特徴】
(1)化学プラントや産業用生産設備、産業機械などの機器、部品、材料などの海外調達は、その仕様が個別で海外規格が基本、発注先が海外ベンダー(メーカー)、自社の業務の仕方が不備、などから検収時に予定していた品質、納期や価格(利益)を確保する事には大変難しいものがあります。本セミナーではそれらを確保するための仕組みや方法について具体的に説明します。
(2)円滑な海外調達の為には、調達部門だけでなく全社的な海外調達基盤や実行体制の整備と維持、強化が必要です。又、為替変動対策も重要です。これらの点について事例を含めて説明します。
(3)本セミナーでは単に調達業務や輸出入業務の手続きについてでは無く、品質不良や納期遅れの原因にもなる設計、調達、検査・品質管理、梱包・出荷、輸出入などの業務や発注後のベンダー(メーカー)管理(QCD)について技術的な事項を含めて具体的に説明します。
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【プログラム】
1.海外調達の目的と意義、化学プラントの海外調達
2.海外調達に特有の事項とリスク
2.1 特有な事項と契約形態
2.2 リスクとコンティンジェンシー
3.受注前段階での調達業務の留意点
4.海外調達業務の業務手順と仕組み
5.海外調達業務の詳細と留意点
5.1 受注直後の実施事項
5.2 調達方針・計画、海外調達品の選定、価格評価
5.3 社内キックオフ会議
5.4 引合い書類と購入仕様書、及び購入仕様書の書き方
5.5 引合い先ベンダーの検討と引合い実施
5.6 見積書・見積仕様書受領と内容確認
5.7 ベンダー見積の評価と与信管理
5.8 発注手続きと発注契約書類
5.9 キックオフミーティングと発注内容確認
5.10 製造管理の仕組みと方法
5.11 スケジュール・納期管理と工程表
5.12 品質管理と検査
5.13 輸出入梱包と船腹予約
5.14 出荷、船積み、輸出入業務
5.15 検収、支払業務
5.16 建設工事、試運転段階における調達関連業務
6.為替変動のリスク回避策
7.予算超過防止とコスト低減化
8.変更への対応
9.発注品に関するコストと利益のマネジメント
9.1 リアルタイムなコスト把握・予測とコミュニケーション
9.2 コンティンジェンシープラン
9.3 海外調達に対応する社内組織と要求される人材
10.ベンダー評価
11.海外規格・標準と海外における規制
12.発注契約書類と約款
12.1 国際契約約款と発注契約書類( Purchase Order )の構成
12.2 発注契約書類の記載内容と留意事項
13.ボンド、保険と貿易保険
14.紛争と仲裁・裁判
15.安全保障貿易管理(輸出入貿易管理)
16.危機管理
17.円滑な海外調達の為、日常的に実施すべき業務
18.海外調達の失敗例(採算悪化)とその要因
19.今後の課題
20.テキスト補足及び参考書籍、文献、出版物
21.質疑応答<適宜>
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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