<セミナー詳細>

セミナーコード:20181205   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、アジアにおける「都市ごみの処理・リサイクル」「産業廃棄物の処理・リサイクル」
 「国際リサイクル」の3つを大きなテーマに、各国の現状、法体系・改正の方向性等について紹介し、
 日本企業として注意すべて点、ならびにビジネスチャンスとなる点などについて、斯界の最前線で
 ご活躍中の小島講師から詳説いただきます。

アジアにおける廃棄物処理・リサイクル
〜各国の法体系・規制などの動向とビジネス展望〜
●講 師 東アジア・ASEAN経済研究センター
シニア・エコノミスト
(独立行政法人 日本貿易振興機構
アジア経済研究所 から出向中)
小島道一 氏
  <職歴>
1990年、特殊法人アジア経済研究所 入所(1998年に同研究所は、
日本貿易振興会合併、その後独立行政法人日本貿易振興機構に改組)
1996年−1998年、在バークレー海外派遣員
1998年、開発研究部
2003年10月、新領域研究センター 環境・資源研究グループ
2015年4月、新領域研究センター 上席主任調査研究員
2018年3月、東アジア・ASEAN経済研究センター (ERIA) に出向。

<その他>
2013年3月− UNIDO グリーン・インダストリー・プラットフォーム 技術専門委員会 委員
2015年5月− バーゼル条約有害廃棄物等の環境上適正な管理に関する
専門家作業グループ 委員
2015年12月− 産業構造審議会 臨時委員
2016年4月− 東京大学大学院工学系研究科客員研究員

<主な著作>
『リサイクルと世界経済―貿易と環境保護は両立できるか』中公新書、2018年
『インドにおける都市ごみ処理』(『インドの公共サービス』アジア経済研究所、2017年)
『ASEANの環境協力』(『ASEAN共同体――政治安全保障・経済・社会文化――』
アジア経済研究所、2016年)
『国際リユースと発展途上国−越境する中古品取引』(編著、アジア経済研究所、2014年)
『国際リサイクルをめぐる制度変容−アジアを中心に−』(編著、アジア経済研究所、2010年)
『アジアにおけるリサイクル』(編著、アジア経済研究所、2008年)
●日 時 2018年 12月 21日(金) 13:00〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 43,200円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき37,800円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【講演要旨】

 アジアにおける廃棄物処理、リサイクル政策の現状と課題を概観する。「都市ごみの処理・リサイクル」「産業廃棄物の処理・リサイクル」「国際リサイクル」をテーマに、東アジア、東南アジア、インドを対象に、各国の現状、法体系等について紹介する。都市ごみについては、廃棄物発電の導入に向けた動きや拡大生産者責任の適用に向けた動きといった最近の動向について紹介する。産業廃棄物については、有害廃棄物規制が波及してきた背景を説明するとともに、日本以上に排出者責任が問われる場合があることをしめす。国際リサイクルでは、廃プラスチック、古紙、金属スクラップなどの貿易動向を紹介するとともに、中国の輸入規制強化およびその影響について解説する。
13:00
|
14:15
T.アジア地域の一般廃棄物の処理・リサイクル

 1.アジア地域の経済概況
 2.都市ごみの収集・運搬、処理・最終処分
 3.廃棄物発電に向けた動き
 4.リサイクル
 5.拡大生産者責任の適用
 6.各国の法体系・動向(中国、韓国、台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、
   シンガポール、インドネシア、インド)

14:20
|
15:35
U.アジア地域の産業廃棄物の処理・リサイクル

 1.アジア各国の産業構造
 2.有害廃棄物規制の波及
 3.各国の法体系と排出者責任
 4.適切な産業廃棄物処理業者を選ぶために
 5.日本の産業廃棄物処理業の海外展開
14:45
|
17:00
V.国際リサイクルとビジネス展望

 1.国際リサイクルの現状
 2.アジア諸国の再生資源貿易
 3.再生資源が貿易される理由
 4.国際資源循環に関する規則
 5.中国の再生資源の輸入規制強化とその影響

W.質疑応答【適宜】
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。