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T.地域新電力、自治体新電力とは何か、その役割と実際
〜地域における多様なモデルとシュタットヴェルケ〜
日本再生可能エネルギー総合研究所を始め関わる3つの企業や団体は、再生エネを利用した地域経済循環による地域活性化を目的に地域のお手伝いを続けています。中でも2016年の電力小売りの全面自由化をきっかけに誕生した多くの新しい小売電気事業者(新電力)のうち、特に地域の資本を中心とした「地域、自治体新電力」の設立や事業支援を全国各地で行い、成果を上げています。
講師は、ドイツに居住経験後も毎年現地の最新情報に触れるために、訪独や視察を行っており、シュタットヴェルケなど各種の制度やシステムについて精通しています。それら体験も合わせて、地域、自治体新電力ビジネスの実際をわかりやすく解説します。
ビジネスとして関心があるだけでなく、地域新電力や自治体新電力を地元で作りたいと考える自治体や地域の民間企業の方々にぜひご参加いただきたいと考えています。
1.地域新電力、自治体新電力の実態
2.多種多様なビジネスモデル、地域に適した新電力
3.ドイツのシュタットヴェルケとは何か
〜勘違いは失敗のもと!日本の新電力との大きな違い
4.目指すべき日本版シュタットヴェルケ
5.質疑応答
(北村 氏)
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11:30 | 12:15
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U.地域新電力、自治体新電力の正しい作り方
〜知っているべき7つのポイント〜
講師(北村)は、二けたの地域新電力、自治体新電力の立ち上げと事業運営に関わっています。いくつもの経験からまとめた「失敗しない地域新電力、自治体新電力の作り方」をていねいに解説します。
1.気がついていない地域新電力、自治体新電力の地域における重要な役割
2.役割から考える地域内コラボとメンバーの選定
3.具体的な設立方法と運営方法 〜成功例と失敗例
4.地域新電力、自治体新電力の成功の秘訣 2019年最新版
5.質疑応答
(北村 氏)
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13:15 | 14:15
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V.自治体新電力の“理想形”、久慈地域エネルギー(株)
〜地域の力を結集した3万人都市の挑戦〜
岩手県の久慈市に本社を置く地方ゼネコン宮城建設(株)は、ある思いから久慈市や地元と協力して、岩手県唯一の自治体新電力『久慈地域エネルギー(株)』を立ち上げました。人口3万人台の地方の小都市で、順調に業績を伸ばすこの新電力の設立から現在の課題、将来展望までをその思いを込めながら語ります。
1.久慈地域エネルギー(株)の概要 〜オール久慈の結集
2.なぜ、地方のゼネコンが自治体新電力を立ち上げたのか
3.設立までの実際と市、地域とのコラボレーション
4.岩手唯一の自治体新電力としての役割
5.地域における新電力の課題と将来への展望
6.質疑応答
(若林 氏)
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14:25 | 15:40
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W.地域、自治体新電力に未来はあるか
〜電気の安売りだけでは生き残れない新電力ビジネス〜
2020年の発送電の分離や各種の市場の開設など、新電力ビジネスを取り巻く環境は大きく変動し続けています。電力の小売りだけに頼らない新しいビジネスモデルを提案します。また、この4月に立ち上げた『地域活性エネルギーリンク協議会』を、地域新電力、自治体新電力の将来像を見据える立場から紹介します。
1.「再生エネ主力電源時代」、「RE100化」ブームと再生エネの需要拡大
2.再生エネと地域新電力、自治体新電力
3.電気代は本当に安い方がよいのか?
4.電気で儲けると思うな、今後のビジネスモデル
5.地域の力を数倍に変えるツール「地域活性エネルギーリンク協議会」
6.協議会の概要と目指す地域の姿
7.質疑応答
(北村 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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