●講 師 |
株式会社村田製作所 |
上坂進一 氏 |
●講 師 |
東北電力株式会社 研究開発センター 主幹研究員 |
加藤 尚 氏 |
●講 師 |
Hitz日立造船株式会社 事業企画・技術開発本部 機能性材料事業推進室 企画・営業グループ 主事 |
岡本英丈 氏 |
●講 師 |
日産自動車株式会社 渉外部 担当部長
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堀江浩史 氏 |
●講 師 |
関西電力株式会社 技術研究所 先進技術研究室 主幹 |
岩田章裕 氏 |
●講 師 |
CONNEXX SYSTEMS株式会社 代表取締役 |
塚本 壽 氏 |
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1979年、京都大学工学部化学工学科卒業。同年、GS日本電池株式会社入社、
英国スコットランド、アバディーン大学博士号取得。1998年、Quallion LLC
(Los Angeles, USA)を設立。CEO/CTO就任。2011年、CONNEXX SYSTEMS
株式会社を設立。代表取締役就任。
世界で初めて角型Ni-Cd電池を開発・製造し、モトローラ・マイクロタック携帯
電話用、SONYのカセットケースサイズWalkmanの実現、さらに、Li-Al熱電池の
開発・製造、携帯用薄型Li-ion電池の開発・製造等、電池研究プロジェクトに
おいて主導的な役割を果たす。1998年に設立したQuallion LLCにおいては、
医療、衛星、軍事用など超信頼性Li-ion電池の開発・製造プロジェクトを主導
した結果、国際電池・材料学会技術賞、フロスト・サリバン賞、Boeing社の
Technology Supplier Awardを受賞するなど、特殊用途Li-ion電池分野において
卓抜した業績を残してきた。 CONNEXX SYSTEMS(株)は、これまでの業務で
得た知見を民間利用、特に移動体、再生利用可能エネルギー分野に適用する
ために設立したものである。
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●日 時 |
2019年 6月 20日(木) 10:00〜18:00 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
◆1日(T〜Y)受講 54,000円 (※受講者がT〜VとW〜Yで異なる場合でも可) ◆前半(T〜V)受講 35,100円 ◆後半(W〜Y)受講 35,100円 ※上記全て1名につき(※テキスト代、消費税を含む) |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
10:00 | 11:00
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T.“FORTELION”による蓄電池システム
弊社が技術開発を進めているオリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池(“FORTELION” 登録商標)は、高い安全性と長寿命という特徴を持ち、それを用いた蓄電池システムは、持続可能な開発に貢献できると期待している。ここでは、“FORTELION”の特徴を解説した後、最新の導入事例や開発動向を紹介する。
1.“FORTELION”の特徴
(1)安全性
(2)寿命
2.蓄電池システムの特徴
3.導入事例
(1)オフグリッド
(2)瞬低対策
4.最新の開発動向
(1)家庭用All in one システム
(2)短周期調整
5.まとめ
6.質疑応答・名刺交換
(上坂 氏)
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11:10 | 12:10
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U.定置用市販リチウムイオン電池の劣化解析
定置用リチウムイオン電池(LiB)は、卒FITPVの自家消費用蓄エネ機器やVPPリソースとしての活用が検討されており今後導入量の増加が見込まれる。LiBは保存や充放電サイクルによって劣化することが知られており、運用中電池の劣化状態の把握が重要である。 本講演では、定置用リチウムイオン電池の非破壊劣化解析について紹介する。
1.はじめに
2.サイクル・保存試験後の電池解体による劣化要因の把握
3.電圧微分解析による非破壊劣化解析と解体解析結果との比較
4.非破壊解析結果からの電池寿命予測への適用検討
5.まとめ
6.質疑応答・名刺交換
(加藤 氏)
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13:10 | 14:10
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V.実用化に向けた全固体リチウムイオン電池の開発
モバイル機器や電気自動車の普及が進み、電池の需要が膨らみつつある。固体材料のみを成分とする全固体リチウムイオン電池は、安全性、耐環境性、長寿命への期待から次世代電池の本命と言われている。本講演では、全固体リチウムイオン電池の特徴を概説し、当社の全固体リチウムイオン電池(AS-LiB®)の特徴や、実用化に向けた開発状況について述べる。
1.全固体リチウムイオン電池開発のモチベーション
2.全固体リチウムイオン電池の開発と製造に必要な技術
・全固体リチウムイオン電池の種類、特徴、可能性
・全固体リチウムイオン電池の開発コンセプト
3.全固体リチウムイオン電池(AS-LiB®)の実用化を考える
・AS-LiB®の特徴
・AS-LiB®の実用化に向けた具体的事例
4.質疑応答・名刺交換
(岡本 氏)
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14:25 | 15:40
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W.EVとバッテリーで拡がる社会エコシステム
次世代環境車の本命としてグローバルに普及が進んでいるEV、単なるクリーンな移動媒体としてだけで無く、その社会的価値に注目が集まっている。EVやその動力源である大容量高性能蓄電池のライフサイクルを通じた社会貢献、及びその実現に向けた課題解決の取り組みを紹介する。
1.日産自動車のEV戦略
2.EVの進化を支える関連技術の革新
3.EVとバッテリーで拡がる社会エコシステム
4.質疑応答・名刺交換
(堀江 氏)
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15:50 | 16:50
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X.関西電力におけるVPP実証とリユース電池の活用可能性
1.関西電力におけるVPP実証事業の進捗状況
今年度で4年目を迎えるVPP実証事業の最新状況について紹介する。
2.VPPリソースの特性
VPP実証における各リソースの動作特性などについて述べる。
3.VPPリソースとしての蓄電池への期待
VPPのビジネス化に向けて蓄電池に求められる性能や課題などについて考察する。
4.質疑応答・名刺交換
(岩田 氏)
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17:00 | 18:00
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Y.BIND Battery技術を用いたBattery 2nd Life
CO2削減の国家目標を達成するためには、化石燃料の使用を大幅に減少し、電気エネルギーによる社会活動を推進するとともに、その電気エネルギーを火力発電ではなく自然エネルギーにより創生しなければならない。すなわちEVの普及と自然エネルギー発電の大量導入がどうしても必要である。ここで大きな障害となるのが蓄電池のコスト高である。この問題を解決するためには、中古EV電池を再エネ蓄電で再利用するという蓄電池の2次利用、すなわちBattery 2nd Life(B2L)による実質コストの半減が有効である。ところが、B2Lにおいては中古EV電池の解体、選別に非常にコストがかかるという問題がある。そこで、本発表では、B2Lに関わるコスト課題やその他の課題について論じるとともに、中古EV電池を解体、選別せずに再利用でき劇的にコスト削減ができる方策としてBIND Battery技術を紹介するものである。
1.CO2削減目標について
2.LiBのコスト課題について
3.B2L(Battery 2nd Life)の効果と課題について
4.BIND Battery技術によるB2Lのコストダウンについて
5.一歩進んでEV電池の標準化について
6.Swap式電池による コンカレントB2Lの紹介
7.質疑応答・名刺交換
(塚本 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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