●講 師 |
RAUL株式会社 代表取締役 一般社団法人エネルギー情報センター 理事 環境省 地域再省蓄エネサービスイノベーション促進委員会委員 |
江田健二 氏 |
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<講師紹介> 慶応義塾大学経済学部卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。
エネルギー/化学産業本部に所属し、電力会社・大手化学メーカーなどを担当。
2005年に起業後、RAUL(ラウル)株式会社を設立。
一般社団法人エネルギー情報センター理事、現職。
<主な著書>
『エネルギーデジタル化の未来』(株)エネルギーフォーラム
『エネルギー自由化は「金のなる木」70の金言+α』(株)エネルギーフォーラム
『世界の51事例から予見する ブロックチェーン×エネルギービジネス』(株)エネルギーフォーラム
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●講 師 |
株式会社シェアリングエネルギー 事業開発室長 経済産業省委託「再エネ電力のブロックチェーンを用いた取引 スキームに関する標準化調査」委員(2018) |
井口和宏 氏 |
●講 師 |
みんな電力株式会社 専務取締役 |
三宅成也 氏 |
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<講師紹介> 名古屋大学大学院(電気工学)修了、神戸大学大学院(MBA)修了。
2007年まで関西電力原子力部門にて13年間勤務。
その後、アーサー・D・リトル、KPMGコンサルティングにて幅広い業界の
コンサルティングの経験を積む。
「顔の見える電力」を特徴とするみんな電力では、小売電力事業の責任者として、
ブロックチェーンP2P電力プラットフォームの開発などに取り組んでいる
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●講 師 |
中部電力株式会社 技術開発本部技術企画室企画グループ 課長 兼 技術革新推進ユニットリーダー |
市川英弘 氏 |
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<講師紹介> 1993年、芝浦工業大学大学院電気工学専攻修了。同年、中部電力株式会社工務部入社。
2011年、一般社団法人海外電力調査会出向。
2014年、中部電力技術開発本部研究企画グループ課長
2018年、現職。現在に至る。
<専門分野>
送変電設備・系統計画、国内外の技術調査および評価
・スマートメータデータを用いたディスアグリゲーション
・ブロックチェーン技術を用いたEVチャージシステム
・電力P2P取引プラットフォームなど
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●日 時 |
2019年 8月 22日(木) 10:00〜16:50 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,680円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,280円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
10:00 | 12:00
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T.エネルギー業界とブロックチェーンの最新動向
「インターネットの再来」として、ビジネスの世界で注目が集まっているブロックチェーン。その影響は、金融業界に留まらず、すべての産業に影響を与えます。 もちろん、エネルギー業界も避けることはできません。 2019年現在、エネルギー業界に限定しても国内・海外では、100以上のプロジェクトが生まれています。 本セミナーでは、ブロックチェーンはビジネスにどのような時間軸で浸透していくのか、特にどの部分に影響を与えるかを詳しく解説します。加えて、国内外で行われているエネルギー業界でのブロックチェーン活用事例を多数ご紹介します。
1.エネルギー業界の今後(国内、海外)
2.ブロックチェーンとは
3.エネルギー業界との可能性と親和性
4.超えるべき壁
5.エネルギー業界にブロックチェーンが浸透する3ステップ
6.海外、国内先進事例(ステップ1〜3)
7.今後のエネルギー像
8.質疑応答・名刺交換
(江田 氏)
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13:00 | 14:00
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U.ブロックチェーンを活用した卒FIT電力のP2P取引の検証
〜豪州Power Ledger社とのPoCのご紹介〜
当社シェアリングエネルギーは、太陽発電システム、蓄電池、EVといった分散電源のプラットフォーム事業に取り組んでいる。具体的には、分散電源の創出・流通・需要の一連のサイクルを通じて、再エネのコミュニティを創ることを志向している。 本講演では、豪州Power Ledger社との実証実験の事例に触れつつ、ブロックチェーンを活用したエネルギービジネスの可能性と越えるべき課題に迫りたい。
1.シェアリングエネルギー社の取り組み(シェアでんき、卒FIT買取、VPPモデル、P2P電力取引)
2.豪州Power Ledger社の紹介(ビジネスモデル、技術的特徴、ユースケース)
3.当社のP2P電力取引の実証実験の紹介
4.P2P電力取引の可能性と乗り越えるべき課題
5.質疑応答・名刺交換
(井口 氏)
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14:10 | 15:10
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V.電気の顔が見えると企業・地方の価値が高まる
〜ブロックチェーンによる電力取引の先進応用事例〜
みんな電力では「顔の見えるでんき」として、生産者と需要家をつなぐ電力供給サービスを行ってきた。近年はRE100企業など、再エネ電力を購入したい企業のニーズも高まっている一方で、日本における再エネ電力の直接購入は難しく、主に電気と分離した証書を購入することによる。このような中、どの電源にどれだけ電気代を払っているのかをブロックチェーンにより明確にし、需要家と発電者のつながりによる社会的な付加価値による新たな経済圏の創出に取り組んでいる。 本講演では、当社のビジネスモデルと、ブロックチェーンによる電力取引の概要について解説する。
1.みんな電力の「顔の見える電気」とその由来
2.電気の顔が見えることの価値とは?
3.RE100企業が求める再エネ電力のニーズ
4.電力のトラッキングとはなにか?
5.ブロックチェーン電力取引システム“ENECTION2.0”とそのサービス
6.電力ビジネスにおけるブロックチェーンと今後の展望
7.質疑応答・名刺交換
(三宅 氏)
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15:20 | 16:50
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W.電力業界におけるブロックチェーン技術の活用事例と中部電力の取り組み
ブロックチェーン技術は、仮想通貨を支える価値移転としての機能だけでなく、その改竄耐性の高さやトレーサビリティなどを活かした様々な使われ方が提案されている。 本講義では、電力分野におけるブロックチェーン技術の活用のユースケースを中心に、中部電力におけるブロックチェーンの実証研究・活用事例を紹介し、今後の進展が注目される個人間の電力取引プラットフォームやブロックチェーン活用の課題について解説する。
1.中部電力の経営ビジョンと技術戦略
2.電力分野におけるブロックチェーンの活用
(1)ブロックチェーンの一般知識
(2)電力分野におけるブロックチェーンのユースケース
(3)P2P取引が伸びない要因
3.中部電力における実証研究の紹介
(1)ブロックチェーンの実証研究の紹介
・環境権取引システム
・EV充電システム
・P2P電力取引システム
4.競合他社・国のブロックチェーンの取り組み概況
(1)各社の取組みと実証事業概要
(2)今後の展開と必要とされる取り組み
5.質疑応答・名刺交換
(市川 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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