<セミナー詳細>

セミナーコード:20200209   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、圧縮機(コンプレッサ)のエンジニアリングのための総合的な知識から、ターボ圧縮機
 及び往復動圧縮機の設計手順とポイント、駆動機の型式と留意点、設計製作のレビュならびに、検査・
 据付・試運転の実際、また最近の動向などに至るまで、経験豊富な坂口講師に詳説頂きます。

圧縮機のエンジニアリング・設計・据付と留意点
●講 師 元 千代田化工建設(株) フェロー 技術戦略研究所長
東芝三菱電機産業システム(株)
産業第一システム事業部 技術顧問
坂口順一 氏
  <講師略歴>
1974年、東京大学大学院機械系専攻修士課程 修了。
同年、千代田化工建設(株) 入社。
1985年、回転機械部 主査。
1996年、機械エンジニアリング部長。
1998年、第1統轄部長 兼 技術副本部長。
1999年、展開設計(エンジニアリング)本部長。
2000年、経営企画本部長 兼 IT推進部長。
2001年、執行役員 経営企画本部長。
2003年、執行役員 技術部門 副統括。
2005年、フェロー 技術戦略研究所長。
2013年、千代田化工建設退職、
その後Dresser Rand 技術顧問を経て、
現在、東芝三菱電機産業システム(株) 技術顧問。
●日 時 2020年 2月 6日(木) 10:20〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

 主にガス、石油、石油化学、発電その他の各種プラントで使用される中・大型圧縮機などを主体に扱うメーカ(主として、遠心と往復動)およびプラントエンジニアリング会社、エンドユーザのエンジニア。
【習得知識】

 プラント・工業用として使われる圧縮機の種類とその構造、圧縮機エンジニアリングの進め方、遠心と往復動圧縮機設計方法の基本と留意点、据付・試運転などについて、より実際的な知識を習得することが出来る。
【講師の言葉】

 LNGを含む天然ガス処理プラント、エチレンプラントなど石油化学プラント、石油精製プラントにおいて、圧縮機はプラントの心臓部にあたる最重要機器である。圧縮機本体が高い信頼性と機能を発揮するためには、機械単体の性能・効率向上の視点だけでなく、プラント全体から見た最適設計とシステム全体としての的確なエンジニアリングが必須となる。
 本講義では、プラント・エンジニアリング側から見た圧縮機のエンジニアリング上の留意点と圧縮機の設計のキーポイントなどについて述べる。

【プログラム】

1.はじめに


2.圧縮機のエンジニアリングとその留意点

 2.1 エンジニアリング・設計・製作・工場試験・据え付け・試運転までのワークフロ
 2.2 圧縮機の要求仕様の決定
 2.3 型式選定・台数決定と所要動力推定(LNGプラントの基本計画例など)
 2.4 駆動機選定と運転制御法の検討
 2.5 補機・計装・制御システムの仕様とメーカ供給範囲
 2.6 メーカと選定モデルの技術評価


3.ターボ圧縮機設計のキ―ポイント

 3.1 ターボ圧縮機フレーム選定の基本
 3.2 インペラ流量係数と性能特性
 3.3 アメリカ系とヨーロッパ系の設計思想の相違
 3.4 ターボ圧縮機本体設計
 3.5 ロータ・ダイナミックス
 3.6 軸シールとシール・ガス・システム
 3.7 駆動機とのインターフェース


4.往複動圧縮機設計のキ―ポイント

 4.1 往複動圧縮機の原理
 4.2 要求仕様に沿った型式選定
 4.3 往復動圧縮機の主要構造
 4.4 ロッド荷重とトルク変動
 4.5 駆動機とのインターフェース
 4.6 脈動防止と脈動解析


5.駆動機の型式とその特徴・留意点

 5.1 ガスタービン
 5.2 スチームタービン
 5.3 モータ(電動機) 固定速及び可変速


6.発注後のプラント設計・メーカ設計製作のレビュ


7.メーカ工場における検査・試験


8.圧縮機の据え付けと現地試運転


9.圧縮機と近年の顧客動向

 9.1 圧縮機と省エネ検討
 9.2 HAZOP・SIL・エルゴノミクス
 9.3 IoTの時代に向けて


10.質疑応答(適宜)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。