<セミナー詳細>

セミナーコード:20200213   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、デマンドレスポンスとOpenADR規格の概要から、OpenADRの各通信サービスに
 ついてデータ構造から通信シーケンスまでの開発実務ならびに、構築したOpenADR製品ソフトウェア
 の製品認証手続きおよびシステム性能評価法、今後の展望に至るまで斯界の最前線でご活躍中の
 蜷川氏に詳説頂きます。

〜デマンドレスポンスシステムの設計構築のための〜
OpenADR通信規格;規格概要、開発実務、
製品認証、性能評価、今後の展望
●講 師 岐阜大学 工学部
スマートグリッド電力制御工学共同研究講座 特任教授
蜷川忠三 氏
  【講師紹介】
1978年名古屋大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。
三菱重工業株式会社入社。
1986年University of Washington大学院留学コンピュータサイエンス専攻。
2007年三菱重工業株式会社技監、博士(工学)。
2012年岐阜大学工学部電気電子工学科教授。
2018年より現職。
<主な著書>
『仮想発電所システムの構築技術』(株)オーム社。
●日 時 2020年 2月 21日(金) 10:00〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【主な受講対象】

 デマンドレスポンス(DR)サービス・システムの企画・設計・構築に関わる技術者・研究者。
 電力ビジネス、電力関連技術に携わる方々。
 ITサービス、ビル設備計画に携わる方々。

【講師の言葉】

 近年、太陽光など自然エネルギーによる発電量が増えてきて、瞬時瞬時の電力系統の需給バランスが困難となってきた。これからは発電側の制御調整だけでなく、需要側との協調も有用となろう。電力系統の需要抑制は発電増加と需給バランス上は等価なので、需要を制御しながら抑制する仕組み、いわゆる、デマンドレスポンスが期待されている。
 電力系統の需給調整に資するには、大量のデマンドレスポンス効果を集約することが必要である。それは分散する大量の負荷設備を広域ネットワークから通信制御することになる。ここで、多種多様な負荷設備を統一して制御通信するための鍵となるのは通信標準化である。デマンドレスポンス通信の標準プロトコルとして近年普及し、事実上のスタンダードになっているのがOpenADR(Open Automated Demand Response)通信である。
 しかし、OpenADR規格書はデマンドレスポンスの知識、通信ネットワーク知識を前提としている。また、英文であることもありOpenADR規格書だけを読んでOpenADRデマンドレスポンス通信ソフトウェアを開発することは敷居が高いと言わざるを得ない。
 また、OpenADR通信によりマルチベンダーで実システムを構築する際、相互運用性を確保するため標準仕様書が必要である。当然のことながら、仕様書はOpenADRの専門知識を前提として簡潔に記述されるものであり、デマンドレスポンスシステムの開発の担当となった技術者が、いざ初めて開発を始めようとしても、一貫して勉強するまとまった書籍・セミナーが見当たらないと思われる。
 本セミナーは、実際にデマンドレスポンスシステムを設計構築する実務技術者を対象に、OpenADRの総合的な知識、ソフトウェア開発を一気通貫に理解することを目指します。

【プログラム】

T.デマンドレスポンスとOpenADRの概要

 1.OpenADR規格
  (1)OpenADR規格の概要
  (2)OpenADR通信サービス紹介
 2.OpenADRによる電力需給調整
  (1)需給調整デマンドレスポンス
   @需給調整対象リソース例
   A需給調整市場とアグリゲーション
   B需給調整の計画予測と応答予測
  (2)電気学会規格JEC-TR-59004
   @デマンドレスポンス機能構成
   Aデマンドレスポンス監視制御情報の例
   Bデマンドレスポンス削減量の予測通信


U.OpenADR通信ソフトウェア開発

 1.OpenADRの授受データ
  (1)OpenADRデータモデルとUML表記法
   @通信規格における授受データのモデル化
   AOpenADR通信データ階層構造UMLクラス図
  (2)デマンドレスポンスOpenADR通信データ
   @間接制御のOpenADR通信データ項目
   A直接制御のOpenADR通信データ項目
 2.OpenADRの通信メッセージ構造
  (1)OpenADRメッセージ構造の要素
   @OpenADR Webサービス定義WSDL
   AOpenADR XMLデータ構造定義スキーマ
  (2)OpenADRペイロード生成の仕組み
   @ペイロード生成の一般的な事項
   ADR登録ペイロードデータ生成
   BDR実行ペイロードデータ生成
   CDR報告ペイロードデータ生成
   DDR応諾ペイロードデータ生成
 3.OpenADRの通信手順
  (1)OpenADRの通信手順制御
   @OpenADR Simple HTTP通信手順(PUSH型)
   AOpenADR Simple HTTP通信手順(PULL型)
   BOpenADR XMPP通信手順
  (2)OpenADRの通信メッセージ授受シーケンス
   @DR登録サービスの通信シーケンス
   ADR指令サービスの通信シーケンス
   BDR報告サービスの通信シーケンス
   CDR応諾サービスの通信シーケンス


V.OpenADR製品認証と性能評価

 1.OpenADR製品認証制度
  (1)OpenADRアライアンスの製品認証とは
   @OpenADRアライアンス団体
   AOpenADR製品認証の要件
  (2)OpenADR認証手続き
   @OpenADRアライアンス認定試験機関
   A認証テスト申請文書
  (3)OpenADR認証テスト
   @認証テスト仕様書
   A認証テストツール実行
 2.OpenADR通信システム性能評価
  (1)OpenADR通信のTCP/IPデータ伝送性能
   @TCP/IPデータ伝送解析モデル
   ATCP/IPデータ伝送シミュレーション
  (2)OpenADRサーバトラフィック性能
   @待ち行列サーバ性能モデル
   AOpenADR大規模アグリゲーション性能予測


W.OpenADRの展望

 1.OpenADR普及動向
  (1)国内標準化動向
  (2)国際規格化
 2.OpenADRのこれから
  (1)ライバル規格
  (2)海外の状況
  (3)次世代通信の展望


X.質疑応答(適宜)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

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