●講 師 |
大阪ガス(株) エネルギー事業部 ビジネス開発部 ESPチーム 水処理・バイオガスグループ グループ統括 |
大隅省二郎 氏 |
●講 師 |
アーキアエナジー(株) 代表取締役 |
植田徹也 氏 |
●講 師 |
(株)富士クリーン 企画開発部 部長 |
町川和倫 氏 |
●講 師 |
ヤンマーエネルギーシステム(株) ソリューション推進室 室長 |
林 清史 氏 |
●講 師 |
横浜市環境創造局 下水道事業マネジメント課 課長補佐(下水道技術開発担当) |
若林竜哉 氏 |
●講 師 |
Pentair Sales director of Industrial and Food & Beverage, North East Asia |
糸川博然 氏 |
●日 時 |
2020年 2月 19日(水) 9:40〜17:00 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,940円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
9:40 | 10:40
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T.大阪ガスにおけるバイオガス技術開発と関連事業動向
再生可能エネルギーの利用率向上が求められる中、バイオガスは国産バイオマスとして重要である。バイオガスと一口に言っても、原料によって発生する技術が異なり、また、利用方法によって利用に必要な精製度合い、精製技術も異なる。本講演では、バイオガスの製造から利用までの技術や課題を概観した上で具体的な利用事例を紹介する。また、大阪ガス(株)で開発中のオンサイト小型バイオガス化装置、PSAと膜を併用するハイブリッド精製技術を中心にバイオガス製造技術、バイオガス精製・貯蔵技術を紹介する。
1.バイオガス利用状況や課題の概観
2.バイオガス利用技術の概要:精製〜利用まで
3.バイオガス利用事業例
・都市ガス導管への注入
・FIT事業(ガスエンジン発電、ガスエンジンと太陽光のW発電)
4.バイオガス発生技術
・高塩分高アルカリ廃液のUASB処理
・オンサイト型小型バイオガス化装置
・超高温可溶化技術
5.バイオガス精製・貯蔵技術
・シロキサン関連技術
・ハイブリッド精製技術(PSA+膜)
・バイオガス吸着貯蔵技術
6.バイオガス有効利用をより魅力的なものにするために
7.質疑応答・名刺交換
(大隅 氏)
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10:50 | 11:50
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U.地域に根付き一体化するバイオガス発電プラントと事業展開
わが国で発生する食品廃棄物は年間2,775万トン(2016年)に達し、そのうち未だ食べられる「食品ロス」は年間621万トンにのぼり、食品リサイクル法の制定(平成12年)をはじめとするさまざまな対策・啓蒙活動を行っているが、現状においては、年間1,661万トンの食品廃棄物のうち、1,101万トンは焼却・埋立される一方で、再生利用されているものはわずか516万トンにとどまっている。近い将来、食品廃棄物の受皿として、メタン発酵施設の普及は絶対に必要である。現在弊社の取り組んでいる事業と、戦略について、また、事業開発における課題について紹介する。
1.食品廃棄物の取り巻く環境について
2.バイオガスとは
3.牧之原プロジェクトについて
4.羽村プロジェクトについて
5.小牧プロジェクトについて
6.バイオガスの新しい取り組み
7.質疑応答・名刺交換
(植田 氏)
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12:50 | 13:50
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V.国内初 縦型乾式メタン発酵システムの稼働状況
縦型乾式メタン発酵施設を用いて、2018年6月から実証事業を実施している。実際の稼働状況、目標に掲げていた課題解決方法などの取り組みについて講演する。そして、明らかになったポイントなど紹介し、今後のメタン発酵施設計画等の参考にして頂きたい。
1.はじめに
2.メタン発酵技術の違いについて
3.乾式メタン発酵施設概要について
4.稼動状況報告について
・施設機器類の整備状況
・原材料の変化
・バイオガス発生状況
・バイオガス利用率
・発酵残渣処理
5.今後の課題と展望(目標)
6.質疑応答・名刺交換
(町川 氏)
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14:00 | 15:00
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W.バイオガス発電技術開発と適用動向
〜ヤンマーエネルギーシステムにおける取組み〜
1.はじめに
2.バイオマスの燃料化とエネルギー変換
3.バイオガスコージェネの設計上の留意点
4.マイクロコージェネの特長
5.導入事例
6.籾殻ガス化発電の取り組みについて
7.質疑応答・名刺交換
(林 氏)
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15:10 | 15:50
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X.横浜市における下水バイオガス利活用の取組み
横浜市では、市内11カ所の水再生センターで下水処理の過程で発生する汚泥を市内2カ所にある汚泥資源化センターで集約処理しています。この汚泥を処理する過程で発生する下水バイオガス「消化ガス」(2,920万Nm3/年)を燃料に、ガスエンジンにて発電を行っています。
発電量は年間約5,200万kWhで、FITによる売電と、場内での活用を行っています。
また、下水バイオガスの増量に向けた検討事例についても紹介します。
1.横浜市の下水道事業概要
2.横浜市の汚泥処理
3.下水バイオガスの利用状況
4.下水バイオガス発電
5.下水バイオガス増量に向けた検討について
6.質疑応答・名刺交換
(若林 氏)
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16:00 | 17:00
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Y.嫌気性処理へのMBR(AnMBR)の適用
1.はじめに
2.Pentair X-Flowの紹介とAn-MBRの開発歴史
3.槽外型An-MBRと従来法の比較
4.槽外型An-MBRの膜部分の設計について
5.適用条件とプロセス設計
6.パイロット実験結果
7.実プラント稼働事例
8.まとめ
9.質疑応答・名刺交換
(糸川 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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