セミナーコード:20200217 このセミナーの受付は終了しています
★本セミナーでは、午前(プログラムT)に、実用化に向け発電コスト低減を目指すOWC(振動水柱)型波力発電装置
の開発動向について、午後(プログラムU、V)は、北九州市響灘における洋上風力発電への取組み及び、長崎県
五島市における潮流発電への取組みについて、今後の課題・展望を含め、詳説頂きます。
★各プログラムのみのご受講も受け付けております。
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波力発電・洋上風力発電・潮流発電の 事業と開発動向・今後の展望
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●講 師 |
エム・エムブリッジ株式会社 生産・技術部 担当部長 |
木原一禎 氏 |
●講 師 |
九電みらいエナジー株式会社 取締役 事業企画本部長 兼 経営企画室担務 |
寺ア正勝 氏 |
●日 時 |
2020年 2月 20日(木) 10:00〜16:30 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
◆1日受講(プログラムT.U.V) 49,940円 【1名につき】 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円) (各プログラムで受講者が異なる場合でも可) ◆各プログラムのみの受講 22,000円 【1名につき】 (T.U.Vの何れかを受講の方は申込フォームの通信欄に その旨ご記入の上、お申込下さいませ。) ※上記全て、テキスト代、消費税を含む。 |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
●セミナープログラム●
10:00 | 12:00
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T.空気タービン式波力発電装置の開発と現状
本技術の開発は、2011年〜2016年にNEDOの支援を受けて実施した成果です。 研究対象である振動水柱 (OWC) 型波力発電装置は、1970年代より我が国が世界に先駆けて開発を進めてきた。代表例として、旧運輸省が行った酒田港のOWC型発電装置やJAMSTECが三重県五ヶ所湾で行った浮体式OWC型発電装置(マイティーホエール)などがある。これらの実証(実海域)実験により、OWC型発電装置の実用化の目処がついた。しかしながら、両装置とも発電単価が100〜130円/kWhと高く、当時、一番高価であるとされた離島の発電単価よりもさらに高価なものであった。そのため、これ以降の波力発電装置の開発は停滞した。本研究は,振動水柱型(Oscillating Water Column:以下、OWC)発電装置に着目し、この発電装置の高性能化(エネルギー変換効率の向上)を図り、実用化のための単価40円/kWhを目標に発電コストを低減させたOWCの開発を目指した。
0.NEDO研究の体制
1.空気タービン式発電装置の発電原理
2.研究開発実施項目
3.技術成熟度評価
4.装置の騒音影響
5.発電単価
6.NEDO研究成果
7.釜石港での試算結果
8.質疑応答・名刺交換
(木原 氏)
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13:00 | 14:30
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U.北九州市響灘洋上風力発電事業の動向と今後の展開
当社は九電グループの再エネ分野の経営資源を結集し2014年に設立されました。当社は、これまで電気事業で培ってきた技術・ノウハウを活かしながら、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスの5つの電源開発に取り組んでいます。
今回は、その中でも今後の拡大が期待される洋上風力に焦点を当て、当社が進めている北九州市響灘洋上風力発電事業の進捗状況と、響灘事業を通じて感じる一般海域における事業展開に向けた課題などについて詳説します。
1.当社の概要と電源開発の状況
2.海洋再生可能エネルギーへの期待と取組みの視点
(1)海洋再エネに取組む視点
(2)当社の海洋再エネの取組み状況
3.洋上風力発電事業の取組みと今後の展開課題
(1)北九州市響灘洋上風力発電事業の取組み状況
(2)響灘洋上風力発電事業を通じて見えてきた課題
(3)一般海域における展開に向けた留意点など
4.質疑応答・名刺交換
(寺ア 氏)
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15:00 | 16:30
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V.長崎県・五島市における潮流発電事業の取組みと今後の課題
当社は2014年7月の設立以降、太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱の再エネ主力5電源の開発・運転・保守に取り組んでいます。
今回は、今後の開発に期待が広がる海洋再生可能エネルギーの中で、現在当社が環境省の委託を受け取り組んでいる潮流発電事業の取組み状況と、事業に携わる中で明らかとなってきた留意点・課題等について詳説します。
1.当社の概要と電源開発の状況
2.海洋再生可能エネルギーへの期待と取り組みの視点
(1)海洋再エネに取り組む視点
(2)当社の海洋再エネの取り組み状況
3.潮流発電事業の取組みと留意点、今後の展開課題
(1)潮流発電の仕組み
(2)長崎県・五島市奈留瀬戸における潮流発電事業について
(3)開発にかかる留意点(機器選定から許認可手続き、地元対応などについて)
(4)商用化に向けた課題 など
4.質疑応答・名刺交換
(寺ア 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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