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T.CCUSのためのCO2分離回収技術の技術開発動向
CCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)は、化石燃料の燃焼で発生した温室効果ガスであるCO2を発電所や工場などの発生源から分離・回収(Capture)し、回収したCO2を有効利用(Utilization)する、あるいは地中や海底に貯留・隔離(Storage)する技術である。地球温暖化対策としてCO2の大規模削減が期待できるCCUSを早期に導入、実用化するためには、そのコストの約6割程度を占めると試算されている排出源からのCO2分離・回収コストの低減が重要である。 本講演では、RITEにおける研究開発を中心に、CCUSのためのCO2分離回収技術開発に関する国内外の取り組みについて紹介する。
1.CCUSに関する最近の動向
2.CO2分離回収技術開発の国際動向
3.RITEにおけるCO2分離回収技術開発
4.今後の展望
5.質疑応答・名刺交換
(甲斐 氏)
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11:30 | 12:40
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U.DDR型ゼオライト膜によるCO2分離プロセス技術とCO2-EORへの取り組み
温室効果ガス排出削減のためのCCSの普及には、CO2の有効利用(Utilization)による収益化が不可欠である。その代表例として期待されるCO2−EORプロジェクトでは、CO2回収・精製プロセスにおいて、より効率的なCO2分離技術が求められている。 本講演では、CCS・CO2−EORプロジェクトの普及に向けた日揮の取り組みを紹介し、独自のCO2分離技術の適用による収益改善の可能性について報告する。
1.日揮グループおよび新設サステナビリティ協創部の紹介
2.CCUSプロジェクトへの期待と当社の取り組み
3.CCS・CO2−EORプロジェクトに貢献する「DDR型ゼオライト膜」の紹介
4.今後の展望
5.質疑応答・名刺交換
(田中 氏)
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13:40 | 14:40
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V.エボニック製SEPURAN®分離膜によるCO2分離について
エボニック社の成長分野の一つとして、ガス分離膜SEPURAN®の製品概要および実績について、ご紹介いたします。 SEPURAN®膜は、今までにない革新的に高いガス選択透過性を持つ高分子膜で、分離性能と生産性を共に向上する事に貢献できる膜として認知されてきています。 本講演では、CO2分離膜に特化して、省エネルギープロセスとしての適用例をご紹介したいと思います。
1.エボニック社の紹介
2.SEPURAN®膜の製品概要
3.CO2分離膜のバイオガス分野での適用・実績例
4.CO2分離膜の天然ガス分野への応用
5.質疑応答・名刺交換
(須川 氏)
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14:50 | 15:50
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W.CO2回収型クローズドIGCCの開発状況
CO2回収後も送電端効率42%(HHV)を達成できるクローズドIGCCを開発するNEDOプロジェクトが進んでいる。その最新状況を報告するとともに、海外のCO2回収プロジェクト動向を紹介する。
1.CO2回収型火力発電技術の開発動向
2.クローズドIGCC技術(Oxy-fuel IGCC)の概要
3.O2/CO2ガス化技術
4.乾式ガス精製技術
5.全体システムの検討
6.実用化に向けた検討
7.質疑応答・名刺交換
(沖 氏)
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16:00 | 17:00
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X.大気中CO2の活用を志向した回収・合成技術
大気中CO2は400 ppmと非常に低濃度ですが、換言すれば地球上どこででも手に入れることのできる炭素資源と捉えることができます。私たちは、大気中低濃度CO2活用を志向し、これまでに選択的CO2吸収/放出剤やエネルギーフリーでのCO2をC1ユニットとして活用した合成技術を開発して参りました。本講演ではこれらの技術を紹介します。
1.CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)やDAC(Direct Air Capture)技術の動向、課題点
2.低分子アミンを用いたDAC技術
3.水分をも分離する耐水性DAC技術
4.大気中CO2を活用したDACU(Direct Air Capture and Utilization)技術
5.質疑応答・名刺交換
(稲垣 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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