●講 師 |
株式会社DGキャピタルグループ 代表取締役社長 一般社団法人デジタルグリッドコンソーシアム 代表理事 |
阿部力也 氏 会 場 |
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<講師紹介> 電力融通技術「デジタルグリッド」開発者。
東京大学工学部電子工学科卒、電源開発(株)入社。
九州大学博士(工学)、米国電力研究所(EPRI)派遣研究員、JPOWER上席研究員、
東京大学大学院技術経営戦略学専攻特任教授を歴任。現在に至る。
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●講 師 |
デジタルグリッド株式会社 代表取締役社長 |
豊田祐介 氏 会 場 |
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<講師紹介> 2012年東京大学大学院工学系研究科修了(技術経営戦略学専攻/阿部研究室卒業生)後、
ゴールドマンサックス証券に入社。主にメガソーラーの開発・投資業務に従事。
2016年プライベートエクイティ(PE)ファンドのインテグラル入社。
2018年デジタルグリッドに創業メンバーの一人として参画。
2019年7月2日にデジタルグリッド株式会社代表取締役社長に就任。
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●講 師 |
東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 准教授 |
田中謙司 氏 会 場 |
●講 師 |
関西電力株式会社 研究開発室 技術研究所 エネルギー利用技術研究室 主幹 |
石田文章 氏 会 場 |
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<講師紹介> 1986年東京大学工学部電気工学科卒業。同年関西電力に入社。
主に、送変電設備の計画、解析業務に従事。
以降、2009年NEDO新エネルギー部統括研究員出向、
2012年地域エネルギー本部地域エネルギー開発グループ担当部長を経て、
2017年より現職。現在は、家庭のエネルギーマネジメント技術に携わる。
専門分野は、電カシステム解析、再生可能エネルギー技術、スマートグリッド技術、
P2P電力直接取引技術。
2016年から大阪大学招聘教員。
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●日 時 |
2020年 10月 22日(木) 10:30〜16:30 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信での受講も可能です。
・ライブ配信(Zoom)受講ご希望の方は、お申込時に通信欄にその旨 ご記入をお願い致します。
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●受講料 |
49,940円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円) ※テキスト代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
10:30 | 11:30
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T.再エネ主力電源化時代への創造的破壊とビジネスモデル
低迷する電力価格時代に生き残れるのは再エネしかないと目されるが、その主力電源化には既存電力系統の電気的制約が大きくのしかかっている。このまま出力制限や空き容量ゼロ状態を継続して再エネ導入を抑制し続けていくのか、それとも新技術がこれを創造的に打開していくのか?本講演では再エネ主力電源化時代に向けた新たなビジネスモデルについて様々な可能性を探りたい。
1.既存電力系統の仕組みの効率性と脆弱性
2.再エネ電源の異質さ(分散性、変動性、電気的性質)
3.既存電力系統と再エネ電源の相性の悪さ
4.再エネ電源のポテンシャルと経済性
5.集中電源から分散再エネ電源へのシフト
6.異質さを手なづける
7.すでに始まっている変化
8.質疑応答・名刺交換
(阿部 氏)
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11:45 | 12:45
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U.再生可能エネルギー拡大につながるデジタルグリッド・プラットフォーム(DGP)の
全容と未来像
デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)は、日本初の民間による「自由な電力取引所」として今年2月に商用化。DGPを通じて、需要家は、再生可能エネルギーなどの電力を選択的に売買することが可能となる。発電家は、直接自社電源を需要家に販売することが可能となり、再エネを識別して販売することもできる。
今、利用企業の広がりを見せているDGPについて、デジタルグリッドの創業メンバーであり現社長がその全貌を語る。
1.デジタルグリッド株式会社の概要
2.再生可能エネルギーのポテンシャル
3.日本政府の再エネへの方針
4.日本での再エネ調達の現状
5.デジタルグリッドが目指す世界
6.デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)の概要と特徴
7.DGPの活用イメージ
8.DGPの未来
9.質疑応答・名刺交換
(豊田 氏)
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13:45 | 15:00
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V.電力×データから始まる未来型サービスの可能性と期待
1.ポストコロナ時代のエネルギー業界の未来
1.1 ミレニアム世代からみたポストコロナ時代の常識・非常識
1.2 グローバル貢献だけではないコミュニティ貢献度
1.3 エシカルという視点(RE100,グレタさんへの共感)
1.4 Beyond Border:業界を超えた提供サービスの視点
1.5 高品質均一消費からP2Pへ移行した業界
2.日本の電力流通の未来像
2.1 限界コストゼロの再生可能エネルギー普及の破壊力
2.2 分散型エネルギー普及に向けたデジタル化への期待
2.3 政府の対応策:再生可能エネルギーの主力電源化
2.4 今後成長する電力流通への期待と課題
3.分散型協調メカニズム‐P2P電力取引システム‐
3.1 P2P電力取引における社会経済原理性
3.2 P2P電力取引に期待されていること
3.3 既存電力市場とP2P電力取引マーケットとの関係性
3.4 現存するP2P電力取引の課題
3.5 日本における将来の形と世界への技術提供
4.モビリティへの応用
4.1 電動自動車へのP2PマッチングによるRE100実験
4.2 エネルギーマイレージ
4.3 都市のまちづくりにおけるエネルギー×モビリティ
5.都市サービスのデジタル化における電力エネルギー
5.1 物流・交通のデジタル化
5.2 まちづくり 都市サービスのデジタル化の課題
6.まとめ
7.質疑応答・名刺交換
(田中 氏)
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15:15 | 16:30
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W.電力デジタルビジネスとP2P電力取引・環境価値取引の展望
電力業界では、直面する課題を解決するため、デジタル技術を活用した様々な取り組みが行われている。その中で、ブロックチェーン(BC)を活用したエネルギービジネスは国内外で盛り上がりを見せており、各種課題はあるもののビジネス化に向けて着実な歩みを進めている。本講演では、P2P電力取引やP2P環境価値取引など関西電力の電力デジタルビジネスの取り組みについて紹介する。
1. 電力業界の課題と電力ビジネスの方向性
2. 再生可能エネルギーの普及拡大への対応
3. BC技術のエネルギー分野への適用
4.BC技術を活用したP2P電力取引
5.BC技術を活用したP2P環境価値取引
6.BC技術を活用した今後の電力ビジネスの展望
7.課題と今後の展開
8.質疑応答・名刺交換
(石田 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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