●講 師 |
国際石油開発帝石(株) 再生可能エネルギー・電力事業本部 事業企画ユニット 事業企画グループ 技術本部 技術研究所 貯留層評価グループ
シニアコーディネーター |
若山 樹 氏 会 場 |
●講 師 |
(株)IHI 技術開発本部 技術基盤センター 物質・エネルギー変換技術グループ 主幹研究員 |
鎌田博之 氏 会 場 |
●講 師 |
旭化成(株) 化学・プロセス研究所 エネルギーシステム開発部 部長 |
臼井健敏 氏 オンライン |
●講 師 |
千代田化工建設(株) 技術開発部 プロセス開発セクション 主任 |
神田剛紀 氏 会 場 |
●講 師 |
静岡大学 大学院 総合科学技術研究科 教授 |
福原長寿 氏 会 場 |
●講 師 |
広島大学 大学院 先進理工系科学研究科 教授 |
市川貴之 氏 会 場 |
●日 時 |
2020年 10月 27日(火) 10:00〜17:40 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信での受講も可能です。
・ライブ配信(Zoom)受講ご希望の方は、お申込時に通信欄にその旨 ご記入をお願い致します。
・ライブ配信(Zoom)受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前 にお送り致します。
|
●受講料 |
49,940円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円) ※テキスト代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
10:00 | 11:00
|
T.CCU技術の現状と課題
〜NEDO-CO2有効利用技術開発事業を通して〜
CO2-メタネーションは、CO2の有効資源化技術として、再生可能エネルギー(再エネ)由来の電力を用いて水素を生産し(再エネ由来水素)、その水素を利用してIGCC等から分離・回収された高濃度CO2とメタネーションを行うことにより、再エネ利用CO2フリー天然ガス(再エネ由来CH4)の生産を可能とするCCU技術であり、本セミナーではCCUの概説とNEDO事業の成果の一部を紹介する。
1.INPEX再電本部について
2.CCUに係る政策について
3.CCUに係る現状と課題について
4.NEDO-CO2有効利用技術開発事業について
5.まとめ
6.質疑応答・名刺交換
(若山 氏)
|
11:15 | 12:15
|
U.脱炭素・循環型社会に向けたカーボンリサイクル技術への取り組み
脱炭素社会の構築に向けては、化石燃料の使用により発生したCO2の分離回収および回収したCO2を炭素源として再利用するなど、所謂カーボンリサイクル技術の確立が必要である。燃焼排ガス中に含まれるCO2の分離回収技術およびCO2を燃料や化学原料などの有価物に転換するCO2転換技術についてその原理と特徴について述べる。またIHIが取り組むカーボンリサイクル技術として触媒を使ったCO2のメタン化や低級オレフィン合成プロセス等について紹介する。
1.CO2排出抑制および脱炭素化に向けた動向
2.CO2分離回収技術の特徴
3.CO2を有価物に転換する技術の原理と特徴
4.IHIにおけるカーボンリサイクル技術の取り組み
5.質疑応答・名刺交換
(鎌田 氏)
|
13:15 | 14:15
|
V.グリーン水素製造とCCUに向けた旭化成の取り組み
世界トップクラスの食塩電解システムを応用し、再生可能エネルギーから水素(グリーン水素)を製造するための高性能アルカリ水電解システムの開発に成功した。本講演では、開発の背景としての水電解技術とグリーン水素に関する最近の動向を俯瞰した上で、当社のアルカリ水電解システムの最近の開発状況並びにCCU用途での取り組みを紹介する。
1.当社における電気分解の歴史
2.グリーン水素を取り巻く世界の動向
3.グリーン水素製造のための水電解技術
4.当社のアルカリ水電解システムの検討状況
5.CCU用途での取組みについて
6.質疑応答・名刺交換
(臼井 氏)
|
14:30 | 15:30
|
W.CO2を原料として合成ガスを製造するCO2リフォーミングプロセス
天然ガス(メタン)からのCOリッチな合成ガスの製造は、CO2を原料としたリフォーミング反応により行うことが出来るが、非常に炭素析出が起こり易い反応系であるため、既存触媒ではスチームやCO2を過剰に供給する必要がある。
本講演では、スチームやCO2の過剰な供給を必要としないCO2リフォーミング触媒・技術とその優位性について解説する。
1.合成ガスとは
(1)合成ガスからの製品
(2)合成ガス製造の反応とその特性
(3)合成ガス製造のプロセス
2.CO2リフォーミング
(1)CO2リフォーミングの守備範囲
(2)CO2リフォーミング触媒
(3)CO2リフォーミングの優位性
3.まとめ
4.質疑応答・名刺交換
(神田 氏)
|
15:45 | 16:35
|
X.常温作動のメタン化技術で拓く産業プロセス排出CO2の資源化と
固体炭素化の新しい触媒技術
産業プロセスから排出されるCO2を、大量で迅速かつ高い制御性で処理する触媒プロセスとしての構造体反応システムを紹介する。また、室温で作動するauto-methanationやCO2を固体炭素として固定化する新しい触媒プロセスについても紹介する。
1.CO2処理の動向
2.構造体触媒反応システムの開発
3.CO2の高速メタン化
4.常温常圧で作動するauto-methanation
5.CO2を合成ガスに変換
6.CO2を固体炭素として固定化
7.質疑応答・名刺交換
(福原 氏)
|
16:50 | 17:40
|
Y.CO2有効利用に不可欠な水素製造技術とその規模およびコスト
2019年6月に発表された「カーボンリサイクル技術ロードマップ」では、短期目標として、「水素が不要なものや、高付加価値なものから導入」し、同年に発表された水素・燃料電池ロードマップで謳われている、将来のターゲットコスト(20円/Nm3)と歩調を合わせて、「低コスト水素を前提とした」燃料や汎用的な化学品へと転換する計画となっています。CO2リサイクル技術とそのコストを概観しつつ、不可欠な水素製造に関する技術の紹介と、そのコストの見通しについて紹介したいと思います。
<質疑応答・名刺交換>
(市川 氏)
|
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
|