<セミナー詳細>

セミナーコード:20201211   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、電気化学活性をもつ細菌(EAB)に関する基礎知識から、微生物電気分解、微生物電気合成、
 電気制御発酵、電気共生ならびに、微生物燃料電池(MFC)及び微生物電解セル(MEC)による排水・下水処理
 の技術開発と適用動向・展開などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★ライブ配信有:会場または会社・自宅などライブ配信(Zoom)受講のいずれかを選択頂けます。
★講師の方々がご来場されるか、オンラインかは、急な変更もございますため、恐れ入りますが下記にてご確認
 下さいませ(随時更新させて頂きます)。【青色が会場での講演、緑色がオンラインでの講演となります】

発電菌利用の研究開発動向と微生物電解セル・
微生物燃料電池による排水処理・発電など応用・適用動向
●講 師 東京薬科大学 生命科学部 教授 渡邉一哉 氏  オンライン
●講 師 日本工営(株)
河川水資源事業部 副技師長
飯田和輝 氏   会 場 
●講 師 栗田工業(株)
開発本部 開発第三グループ 第一チーム
小松和也 氏  オンライン
●日 時 2020年 12月 11日(金) 10:00〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
・ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
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12:30
T.発電菌利用の研究開発動向と今後の展望

 近年、電気化学活性をもつ細菌(Electrochemically active bacteria, EAB)が注目を集めています。EABは、細胞外で起こる電気化学反応(酸化還元反応や電極反応など)を利用して細胞内の代謝反応を進めることができる細菌です。異化的代謝(酸化反応)で発生する電子を細胞外の電極で受け取らせれば発電ができます(微生物燃料電池)。
 本講演では、EABに関する基盤情報を解説するとともに、EABを用いたバイオプロセスである微生物燃料電池、微生物電気分解、微生物電気合成、電気制御発酵、電気共生を用いたメタン発酵について概説します。また、微生物燃料電池を用いた廃水処理の研究開発動向について述べたいと思います。


 1.電気化学活性をもつ細菌
 2.微生物燃料電池とその廃水処理への応用
 3.微生物電気分解
 4.微生物電気合成
 5.電気制御発酵
 6.電気共生
 7.質疑応答・名刺交換
(渡邉 氏)
13:30
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14:45
U.微生物燃料電池を用いた発電型水処理技術の開発

 微生物燃料電池は、電流生産菌(有機物を分解する際に生成した電子を電極に渡すことのできる特殊な微生物)を利用することにより、下水中に存在する有機物の分解と同時に発電することができます。また、有機物を分解する際に曝気を必要としないことから、省エネルギー対策として下水処理場への適用が期待されています。
 本セミナーでは、微生物燃料電池の下水道処理施設への適用に向けた研究の現状と導入した場合の効果や適用可能性について説明させて頂きます。


 1.研究目的と概要
 2.微生物燃料電池の特徴
 3.下水道のエネルギーポテンシャル
 4.下水処理場での発電量および有機物除去性能
 5.導入効果の検討
 6.質疑応答・名刺交換
(飯田 氏)
15:00
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16:15
V.発電菌を利用した次世代排水処理技術の開発

 発電菌を利用した微生物電解セル(MEC)や微生物燃料電池(MFC)は、嫌気条件下で有機物を除去すると同時に有用物質の生産や発電が可能であり、次世代の排水処理技術として期待されています。メタン生成MECやMFCによる排水処理の開発状況についてご紹介します。

 1.微生物電解セル(MEC)、微生物燃料電池(MFC)の原理と、
  次世代排水処理技術としての特長

 2.メタン生成MECによる排水処理の開発状況と課題
 3.MFCによる排水処理の開発状況と課題
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換
(小松 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。