<セミナー詳細>

セミナーコード:20201213   このセミナーの受付は終了しています


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2024年12月10日・20日「灰【バイオマス灰、石炭灰、焼却灰】等の有効利用」セミナーはこちら


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、灰(焼却灰、石炭灰、バイオマス灰)の有効利用への取組みと技術・研究開発動向について、
 斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★12月8日のみ、12月16日のみのご受講も受け付けております。
★12月8日の資料(テキスト)は開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。16日は紙での配布となります。
★講師の方々がご来場されるか、オンラインかは、急な変更もございますため、恐れ入りますが下記にてご確認
 下さいませ(随時更新させて頂きます)。【青色が会場での講演、緑色がオンラインでの講演となります】

灰【石炭灰,バイオマス灰,焼却灰(ゴミ・汚泥)】の
有効利用への取組み(事業ならびに技術/研究開発動向)
●講 師 早稲田大学 理工学術院
(創造理工学部環境資源工学科) 教授
大和田秀二 氏   会 場 
●講 師 (株)エコネコル 営業部 部長 村河善信 氏    会 場 
●講 師 国立研究開発法人 国立環境研究所
資源循環・廃棄物研究センター
循環利用・適正処理処分技術研究室 室長
肴倉宏史 氏    会 場 
●講 師 前橋工科大学 工学部 社会環境工学科 准教授 佐川孝広 氏    会 場 
●講 師 国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林総合研究所 立地環境研究領域 チーム長
(土壌養分管理担当)
山田  毅 氏    会 場 
●講 師 日本フライアッシュ協会 技術顧問 石川嘉崇 氏    会 場 
●講 師 千葉大学 大学院
工学研究院 地球環境科学専攻
都市環境システムコース 准教授
和嶋隆昌 氏   オンライン
●講 師 福岡大学工学部 社会デザイン工学科
道路・土質研究室 教授
竹イノベーション研究会 代表
NPO法人舗装診断研究会 理事長
NPO法人廃棄物地盤工学研究会 副理事長
佐藤研一 氏   オンライン
●日 時 2020年 12月  8日(火) 13:30〜17:00
2020年 12月 16日(水) 10:20〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
●受講料 ◆2日間(12月8日と16日)受講  79,750円【1名につき】
  (※受講者が12月8日と12月16日で異なる場合でも可)
◆12月 8日のみ受講  38,500円【1名につき】
  (同時複数人数お申込みの場合1名につき33,000円)
◆12月16日のみ受講  49,940円【1名につき】
  (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※上記全てテキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
12月 8日(火)
13:30
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14:45
T.都市ごみ焼却主灰からの金属濃縮技術

 一般廃棄物の焼却主灰中には比較的多くの重金属類(金を含む)が濃縮されており、欧州では焼却をリサイクルの重要な前処理と位置づけて“Thermo-Recycling”とも呼ばれ始めている。本講演では、こうした欧州の事例の一部を紹介するとともに、国内で筆者が主査として3年間にわたって(2015〜2017年)行ってきた研究会の成果、特に焼却主灰からの金属類の破砕・選別による濃縮プロセスを紹介する。また、その後のフォローアップの検討結果の一部も紹介したい。主たるテーマは以下のようである。

 1.スイス・イギリスにおける都市ごみ焼却主灰からの重金属回収プロセス
 2.日本の焼却主灰の特性
 3.焼却主灰の破砕・粉砕技術概論
 4.焼却主灰破砕物の選別プロセス
 5.粒度選別の重要性
 6.エアテーブル・渦電流選別の適用性
 7.まとめ
 8.質疑応答・名刺交換
(大和田 氏)
15:00
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15:45
U.焼却灰(落じん灰)からの貴金属の回収事例

 一般廃棄物の焼却灰には、有用金属が含有されていることが一般的に知られている。しかしながら、焼却灰から貴金属を回収するには経済的に有効な手法がない状況であった。本報告では、焼却灰のうちの落じん灰に着目し、運搬費・選別費・さらにはダスト処理費を加えても落じん灰の買い取りを実現できた事例を報告する。
落じん灰の選別工程は、磁力選別、破砕、風力選別、粒度選別、乾式比重選別を組み合わせており、このことで貴金属を回収でき、貴金属を山元に売却することにより有価買い取りを実現した。


 1.はじめに
 2.落じん灰の貴金属含有量
 3.落じん灰の選別方法及び設備
 4.落じん灰の有価買い取りの事例
 5.まとめ
 6.質疑応答・名刺交換
(村河 氏)
16:00
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17:00
V.都市ごみ焼却残渣の有効利用に関する課題と展望

 PART1では、都市ごみ焼却残渣の発生と有効利用の現状について基本的な情報を解説するとともに、焼却過程における有用・有害元素の挙動について解説する。PART2では、海外における焼却残渣の有効利用の実態について、欧州と台湾を主な事例として紹介する。PART3では、今後の展望を示す。

 1.都市ごみ焼却残渣の発生と有効利用の現状と課題
 2.海外における焼却残渣の有効利用の実態
 3.都市ごみ焼却残渣有効利用の今後の展望
 4.質疑応答・名刺交換
(肴倉 氏)
12月16日(水)
10:20
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11:20
T.木質バイオマス焼却灰の建設材料への適用 −最近の研究開発動向

 建設材料への適用に要求される灰の特性および木質バイオマス焼却灰のポゾラン反応性の評価方法について概説し、セメント混和材、地盤改良材、ジオポリマーの活性フィラーへの適用事例を紹介する。

 1.建設材料への適用に求められる灰の特性
 2.木質バイオマス焼却灰のポゾラン反応性の評価
 3.木質バイオマス焼却灰の建設材料への適用
  (1)セメント混和材
  (2)地盤改良材
  (3)ジオポリマー活性フィラー
 4.質疑応答・名刺交換
(佐川 氏)
11:30
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12:30
U.木質バイオマス燃焼灰の現状と林地還元に向けた取り組み

 木質バイオマス燃焼灰は、一般廃棄物に比べ重金属等の汚染が少なく、カリウム・カルシウムなどの養分元素を含むため有効利用が期待されるが、そのほとんどが産業廃棄物として埋め立て処理されている。本発表では、燃焼灰の林地還元試験の事例を紹介し、施用に係わる注意点を述べる。

 1.木質バイオマス燃焼灰の現状
 2.燃焼灰の林地還元事例の紹介
 3.燃焼灰施用に係わる注意点
 4.質疑応答・名刺交換
(山田 氏)
13:30
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14:30
V.フライアッシュ概論・フライアッシュコンクリートの利点および長期耐久性

 PARTTでは、フライアッシュに関する基本的な情報を解説する。フライアッシュJISの変遷と問題点、実際の市中JIS品の品質の統計値、有効利用用途等について解説する。
 PARTUでは、フライアッシュコンクリートの諸性質・利点を解説する。特にフライアッシュコンクリートの初期強度改善、長期の耐久性については、実験の成果に基づき最新の知見を解説する。


PARTT:フライアッシュ概論
 1.石炭火力発電所の分布
 2.フライアッシュの発生工程
 3.石炭の使用量と石炭灰発生量
 4.フライアッシュの化学成分・形状他
 5.フライアッシュの反応
 6.フライアッシュのJIS
 7.JIS品フライアッシュの統計値
 8.フライアッシュ(石炭灰)の有効利用用途
 9.フライアッシュの品質管理
PARTU:フライアッシュコンクリートの性状および長期耐久性
 1.フライアッシュコンクリートの諸性質・利点
 2.フライアッシュコンクリートの初期強度改善
 3.フライアッシュコンクリートの長期曝露試験に基づく耐久性に関する最新の知見
質疑応答・名刺交換
(石川 氏)
14:40
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15:40
W.製紙スラッジ焼却灰の有効利用

 製紙スラッジ焼却灰を有効利用・再資源化するための灰の物性評価を水質浄化への利用を目的とした製造プロセスの検討を中心に研究成果を紹介する。

 1.製紙スラッジ焼却灰の特性
 2.製紙スラッジ焼却灰からの高機能ゼオライト製造プロセス
 3.質疑応答・名刺交換
(和嶋 氏)
15:50
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16:50
X.石炭灰混合材料の有効利用

 石炭灰にセメント、固化材、水等を混合した材料は石炭灰混合材料と呼ばれており、主に地盤材料として用いられている。石炭灰混合材料は石炭灰を主原料としているため特有の化学的および物理的特性があり、これを生かすことで、天然の土砂材料よりも優れた材料となり得る。そこで、この石炭灰混合材料の地盤材料としての有効利用法について解説する。

 1.石炭灰の現状
 2.石炭灰混合材料の形態と特性
 3.石炭灰混合材料の適用
 4.石炭灰混合材料の品質と検査
 5.施工事例紹介
 6.質疑応答・名刺交換
(佐藤 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。