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T.紫外線と光触媒の「工学的ウイルス対策」
現在行われているコロナウイルスに対する対策は、三密を避ける、マスクをする、うがい・手洗いなど、100年以上昔から行われている対策であり、それらの対策に+αできる対策を、放射線安全管理を専門とする工学の分野から提案できないかと始めた研究を紹介する。
1.研究背景
1.1 何故放射線安全管理の専門家が、ウイルス対策の研究などを始めたのか?
1.2 現在行っている様々な研究紹介
1.3 放射線教育と紫外線
1.4 様々な波長の光による相互作用
2.新型コロナウイルス対策 〜三密とは感染制御上何を意味しているのか〜
2.1 密集 → 飛沫
2.2 密閉 → エアロゾル
2.3 密接 → 接触感染
3.紫外線によるウイルスの不活化
3.1 紫外線による遺伝子損傷
3.2 太陽光にも含まれる UV-A, UV-B でのウイルスの不活化
3.3 殺菌灯からの UV-C でのウイルスの不活化
3.4 紫外線吸収の波長依存性
3.5 これまでに報告されているデータ
3.6 紫外線の弱点
3.7 紫外線を応用した製品
4.光触媒によるウイルスの不活化
4.1 光触媒とは
4.2 可視光応答型光触媒
4.3 光触媒の応用
4.4 光触媒によるウイルスの不活化
4.5 光触媒を利用した空気清浄機の検証
4.6 光触媒による有機色素分解実験
4.7 光触媒によるホルムアルデヒド分解実験
5.質疑応答
(秋吉 氏)
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U.ウイルスの不活化に最適なLED光
〜インフルエンザウイルスを中心に〜
ウイルス性感染症拡大を防ぐために、紫外線を用いたウイルス不活化技術に注目が集まっている。紫外線も色々な波長が含まれており、波長によってその効果が異なることが判明しより効果的な光の使用方法が検討されている。本講演では紫外線の波長によるウイルス不活化効果の基礎的解析を紹介するとともに、感染症対策への応用について議論する。
1.殺菌(不活化)について
2.紫外線−LEDによる感染性微生物の殺菌(不活化)
3.紫外線−LEDによるウイルスの不活化
4.質疑応答
(高橋 氏)
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V.波長222nm紫外線による新型コロナウイルスの不活化
〜感染対策への応用展望〜
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、紫外線などの非接触型ウイルス不活化技術に注目が集まっている。本講演では波長222nm紫外線による新型コロナウイルス不活化について、基礎データから感染対策への応用について解説する。
1.波長222nm 紫外線について
2.波長222nm 紫外線による新型コロナウイルスへの不活化効果について
3.新型コロナウイルス感染対策への応用
4.質疑応答
(北川 氏)
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W.紫外線による空気環境対策で「世界の空気をうつくしく」
エアロシールドはUV-Cを室内上部に照射し、自然対流により空気が循環することで、人がいる空間でも24時間365日安心・安全に空気環境対策が可能な製品です。目には見えないからこそ大切な「空気環境」。人々が安心して過ごせる環境整備はとても重要です。新型コロナウイルスの流行によりその対策の必要性が認識されつつありますが、当社は15年以上に渡り空気環境対策に取り組み続けてきました。今後もエアロシールド株式会社は「世界の空気をうつくしく」をミッションに、「空気環境対策が当たり前になる未来」を目指していきます。
1.開発の経緯
2.3つの感染経路
3.エアロシールドとは
4.空気環境対策の重要性
5.導入事例
6.質疑応答
(阿南 氏)
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