TOP セミナー 書籍 社内研修 セミナーQ&A 書籍Q&A お問い合せ 会社概要

<セミナー詳細>

セミナーコード:20110905   このセミナーの受付は終了しています

≫「関連セミナー実績」

★本セミナーでは、活性汚泥処理装置の設計における基礎事項を始め、二段活性汚泥処理、膜分離活性汚泥処理(MBR)、
 高度処理における設計のポイントなど総合的な知識について、経験豊富な小野講師に最近の知見、事例をまじえ、わかり
 やすく解説頂きます。

活性汚泥処理装置の設計法
−基礎から二段活性汚泥処理、膜分離活性汚泥処理(MBR)、
栄養塩類(窒素・りん)除去処理における設計のポイントと
留意点までを平易に解説する−
●講 師 栗田工業(株) プラント事業本部
技術一部 技術二課
小野徳昭 氏
●日 時 2011年 9月 29日(木) 10:15〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

排水処理・汚泥処理に携わっておられる、エンジニア・技術・研究・設計・施設・工務のご担当の方。
排水処理・汚泥処理関連分野の商品・製品を扱っておられる方。
企業の環境管理ご担当の方。
【予備知識】

上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。
【習得知識】

活性汚泥をはじめとする生物処理プロセスを設計する際の基本的な考え方、処理設備を運転管理する際のポイントについての知識を習得していただけるかと思います。
【講師の言葉】

 活性汚泥法に代表される生物処理技術は、発明されてから100年近く経過しており、排水処理技術の中でもいわゆる「昔ながらの」技術でありますが、現在においても排水処理の中で最も標準的な技術であることには疑いのないところだと思います。しかしながらプロセスの設計・設備の運転管理においては未だに経験的知識が重要視されており、場合によっては誤った知識を持たれているご担当者もおられると思います。今回の講演に際しては、特にそれぞれの装置技術のソフト面について、できるだけ実際の事象を理論的に解説していきます。
【プログラム】

T.活性汚泥処理装置のフローと設計の考え方

 1.活性汚泥処理装置のフローと各プロセスの特徴
 2.対象となる排水の質・量と処理水質目標に応じた装置設計の考え方
 3.活性汚泥モデルの設計への活用
  〜ASMモデルの紹介〜
 4.各種活性汚泥法の特徴
  (1)標準活性汚泥法
  (2)二段活性汚泥法
  (3)膜分離活性汚泥法
  (4)その他


U.活性汚泥処理装置設計の実際

 1.活性汚泥処理装置における各プロセスの設計法
  〜設計条件、設計計算のポイントとその留意点
  (1)貯留槽の設計法
  (2)凝集反応槽の設計法
  (3)沈澱槽の設計法
  (4)加圧浮上槽の設計法
  (5)ろ過器の設計法
 2.標準活性汚泥処理装置の設計法
  (1)曝気槽における必要酸素量の求め方
  (2)余剰汚泥量の求め方
  (3)曝気槽の負荷の求め方
  (4)活性汚泥処理に必要な環境条件
   〜水温、pH、溶存酸素(DO)、必要栄養源(N、P等)〜
  (5)固液分離障害(バルキング、スカム等)を起こしにくい設計のポイント
 3.二段活性汚泥処理装置の設計法
  (1)フロー
  (2)両曝気槽の設計条件
  (3)両曝気槽の機能を発揮させる条件
  (4)空気量の求め方
  (5)余剰汚泥量の求め方
 4.膜分離活性汚泥処理装置の設計法
  (1)フロー
  (2)前処理装置設置のポイント
  (3)膜および膜モジュールの構造と選定
  (4)MLSS、溶存有機物の影響について
  (5)曝気槽設計の留意点
  (6)回収再利用のポイントと事例(回収率、水質、ファウリング対策)
 5.活性汚泥法における栄養塩類除去の設計法
  (1)窒素処理プロセスの設計法
  (2)脱リンプロセスの設計法


V.質疑応答
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

関連セミナー実績

2010. 2. 4 活性汚泥処理装置の設計法
2008. 9.11 活性汚泥処理装置の設計法