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<セミナー詳細>

セミナーコード:20130203    このセミナーの受付は終了しています

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★本セミナーでは、分級に関する理論から、乾式・湿式分級装置の実操作の評価法や留意点などを含めた活用のポイント、
 閉回路粉砕・分級システムの最適化操作、又、最近の研究開発及びJISやISOにおける標準粒子の動向、粒子径測定に
 至るまで、斯界の第一線でご活躍中の吉田博士に詳説頂きます!!

−微小領域としては湿式で200nm程度までの分級に関する内容も説明−
粒子分離の促進技術と分級操作
〜分級の理論、乾式・湿式分級装置及び閉回路粉砕との
最適化等による高精度分級技術・システムについて解説〜
●講 師 広島大学 大学院工学研究院
化学工学専攻 微粒子工学研究室 教授
工学博士
吉田英人 氏
●日 時 2013年 2月 21日(木) 10:15〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・4F会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
●受講料 49,980円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円)
※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【受講対象】

主に粒子分離および分級操作にご関心がお有りのエンジニア・技術・研究・設計・材料開発ご担当者の方々等。
【予備知識】

上記対象者であれば専門知識は特に必要ございません。
【習得知識】

粒子径測定装置と粒子径分布の表示方法が理解できます。
代表的な乾式及び湿式分級装置の特性及び粒子分級原理が理解できます。
現在多くの分野で利用されている重力を利用した湿式水篩装置においてその性能を向上させるための注意点を解説します。
【講師の言葉】

近年多くの分野で微粒子の高精度な分級操作が要望されています。
この講義では従来よりも高精度な分級操作を実施するために必要とされる種々な方法に関して、なるだけ平易に解説をいたします。
【プログラム】

T.分級の基礎

 1.分級の基本的原理
 2.分級及び分級操作の理論
  (1)遠心力分離機
  (2)慣性力分級機
  (3)沈降槽形式の分級機
 3.水平分離理論
  〜水平流型の粒子分離装置の特性〜
 4.上昇流分離理論
  〜上昇流型の粒子分離装置の特性〜
 5.数値解析手法
  (1)代表的なCFDの解析手法
  (2)分離性能を計算するための代表的な手法


U.乾式法における分級装置と活用のポイント

 1.乾式の粒子分離装置(ル−バ形式)
  〜羽根列を利用した粒子分離装置の特性〜
 2.乾式の粒子分離装置(乾式サイクロン)
  (1)乾式サイクロンの内部における流動や粒子の挙動
  (2)乾式サイクロンのブローダウン操作による粒子分離の効果
 3.乾式サイクロンの捕集箱に設置した円錐体の効果
  〜分級性能に及ぼす逆円錐の効果〜
 4.乾式サイクロンによる分離径の可変操作
  〜乾式サイクロンの分離径を可変にする操作手法〜
 5.乾式分級操作における注意点
 6.分級性能の向上策
 7.乾式分級装置の特性およびCFD計算結果の解説


V.湿式法における分級装置と活用のポイント

 1.湿式の粒子分離装置(湿式サイクロン)
  〜湿式の液体サイクロンの原理とその性能〜
 2.湿式サイクロンの分離に及ぼす液温度の影響
  〜湿式分級における液体の温度変化が分離性能に及ぼす影響〜
 3.湿式サイクロンの分離径可変手法
  〜湿式の液体サイクロンにおける分離径可変操作〜
 4.水篩による湿式分級装置とその効果的な利用方法
 5.電場を利用した粒子分離装置
 6.改良型の遠心分離器による微粒子の分級
 7.分級性能の向上策


W.最近の研究開発動向



X.閉回路粉砕・分級システムの特性と非定常特性に関する最適化操作

 1.閉回路粉砕の装置概要
 2.粉砕機と分級機の性能評価
 3.粉砕機の回転数が製品の中位径に及ぼす効果
 4.粉砕機の回転数が製品の粒度分布に及ぼす影響
 5.閉回路粉砕−分級プロセスの運転時制御手法
 6.分級機をオン−オフ制御した場合
 7.原料の粉体供給量を可変制御した場合
 8.製品中位径の非定常特性


Y.JISやISOにおける標準粒子の動向や沈降法による粒子径測定

 1.沈降法の原理
 2.粒子の形状係数について
 3.標準粒子について


Z.質疑応答(適宜)
−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。

関連セミナー実績

2012. 2. 1 粒子分離の促進技術と分級操作
2011. 2. 1 粒子分離の促進技術と分級操作