【講演要旨】
厚労省通達(2015年8月31日:基発0831第2号)の発出による国内での防爆電気設備の国際規格への整合化が求められるなか、国際規格にマッチした防爆安全技術の正しい理解とその適応が必要となっています。
本セミナーでは、粉じんを含む爆発危険区域での防爆電気設備の安全を確保するためのエンジニアリングから防爆電気機器の構造とその設計要件、点検保守に至るまで、防爆安全技術について分かり易く解説します。
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【プログラム】
1.防爆に関する国内外の規格動向
(1)国際規格の動向
(2)粉じんを含む国内の国際規格整合化状況について
2.防爆電気設備とエンジニアリング
(1)防爆エンジニアリングとは
(2)防爆エンジニアリングのプロセス
(3)防爆に関するリスクアセスメント
(4)リスク低減と保護方策
3.危険区域について
(1)可燃性ガス危険区域とゾーンの区分
(2)可燃性粉じん危険区域とゾーンの区分
4.防爆電気機器の構造と設計要件
(1)防爆電気機器の保護構造
(2)耐圧/安全増防爆
(3)内圧防爆
(4)本質安全防爆
(5)その他の防爆構造
5.防爆電気機器の設置と配線
(1)爆発危険区域と防爆電気機器の選定
(2)防爆電気機器に対する要求仕様
(3)配線方式の種類と選定
(4)防爆配線工事
6.防爆電気機器の点検保守
(1)防爆電気機器の点検・保守
(2)点検保守要員の知識と教育
(3)要員の資格とその要件
7.質疑応答(適宜)
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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