<セミナー詳細>

セミナーコード:20210407   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、蓄電池普及策、次世代スマートメーター、再エネ大量導入・DSOプラットフォームの検討といった
 関連事項から、脱炭素を目指した日本型DSF(需要側フレキシビリティ)の発展戦略、カーボンフリー調整力を地域
 マイクログリッド構築において実現する取組み、蓄電池運用・アグリゲーション技術の高度化の動向、またVPPに 
 期待されている新たな可能性などに至るまで、最前線でご活躍中の講師陣より詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。
 【青色が会場での講演、緑色がオンラインでの講演となります】

−再エネ大量導入・脱炭素時代における−
VPP/DER/アグリゲーションビジネス・技術の最新動向と展望
〜関西電力、京セラ、東京電力エナジーパートナー、
東芝エネルギーシステムズの方々ご登壇〜
●講 師 関西電力株式会社 営業本部 担当部長
リソースアグリゲーション事業推進プロジェクトチーム
担当部長
大阪大学大学院工学研究科 招聘教授
早稲田大学先進グリッド研究所 招聘研究員
西村 陽 氏   会 場 
●講 師 京セラ株式会社
経営推進本部 エネルギー事業開発部
サスティナブルエンジニアリング部 部責任者
草野吉雅 氏   会 場 
●講 師 東京電力エナジーパートナー株式会社
販売本部 法人営業部 アドバイザー
田中晃司 氏   会 場 
  1981年 東京電力(株)入社、本店変電部門にて工事・運営・技術を順次担務
1997年 技術開発研究所にて蓄電池等の電力貯蔵技術開発に従事
2001年 本店営業部門にて蓄電池の需要家への提案、エンジニアリング業務に従事
2009年 東京電力のスペシャリスト(蓄電池活用ソリューション技術)に就任
2016年 東京電力エナジーパートナー(株)にて蓄電池活用戦略業務に従事
●講 師 東芝エネルギーシステムズ株式会社
グリッド・アグリゲーション事業部
マーケティングエグゼクティブ/
営業統括(再生可能エネルギー領域)上席部長
兼 東芝ネクストクラフトベルケ株式会社
代表取締役社長
新貝英己 氏   会 場 
  1994年 (株)東芝入社
2014年 (株)東芝 ビッグデータテクノロジーセンターに異動し、データサイエンティス事業に従事
2015年 エネルギー領域の新規事業開発に従事、その後エネルギーIoT推進部長に就任し、
VPP事業を推進
2020年 東芝エネルギーシステムズ(株)マーケティングエグゼクティブとして再エネ事業を推進
2020年 東芝ネクストクラフトベルケ(株)代表取締役社長に就任
●日 時 2021年 4月 20日(火) 10:00〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから
●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
11:30
T.脱炭素を目指した日本型DSF(需要側フレキシビリティ)の発展戦略

 2020年末に政府が打ち出した「2050年カーボンニュートラル」は、蓄電池・電気自動車をはじめとする日本のDER活用拡張にも大きな刺激を与え、DERのマルチユース、アグリゲータライセンス、当日市場活性化等、DSFの脱炭素まで含めて政策ビジョンは明確になってきているが、一方で第一世代VPP実証が終了した成果は未だ具体ビジネスには至っていない。情勢下の蓄電池普及策、次世代スマートメーター、再エネ大量導入検討、DSOプラットフォームの検討といった関連事項を整理しつつ、今後のDSF(需要側フレキシビリティ)の日本型発展戦略を概説する。

 1.カーボンニュートラル2050と脱炭素DER
  ・供給サイドの脱炭素と需要サイドの脱炭素
  ・再エネ大量導入下のDSF政策の全体像と冖Wの脱炭素化
 2.DSFのマルチユース
  ・マルチユースの全体像
  ・鍵を握る当日市場と2021〜2035年の姿
 3.定置型蓄電池、電気自動車、スマートメーター
  ・定置型蓄電普及拡大検討会
  ・欧州EV最新動向と日本の動き
  ・次世代スマートメーター制度検討会でのDER活用拡充検討
 4.プラットフォームの構造と検討
  ・NEDO実証検討のスマート・レジリエンス・ネットワーク
  ・アグリゲータプラットフォームの行方、どの順でビジネス展開は始まるか
 5.質疑応答・名刺交換
(西村 氏)
11:45
|
13:00
U.再生可能エネルギー主力電源化に向けたアグリゲーションビジネス展開

 2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、2030年SDGs達成を成し遂げるためにも再生可能エネルギー主力電源化に必要となる需給一体という考え方とカーボンフリー化された調整力の創出が期待されている。持続可能な社会システムに対応する地域に点在している再エネ分散電源の利用シーンを拡大すると共に世界的なデジタル化の流れの中で、全く新しいカーボンフリー調整力を地域マイクログリッド構築において実現する取組みを紹介する。

 1.京セラが考える持続可能な総合サービス構想
  ・京セラエネルギービジョン3.0
 2.これまでの需要家側リソース活用の歩み
  ・需要家側リソースの群制御へのアプローチ
  ・リソースアグリゲータの歴史
 3.再生可能エネルギー主力電源化の考え方
  ・気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同
  ・需要家側リソースの促進
 4.地域マイクログリッド構築への取組み
  ・太陽光発電余剰電力活用による地産地消エコシステム
  ・需給一体を実現する仮想区分所有
  ・カーボンフリー調整力へのチャレンジ
 5.質疑応答・名刺交換
(草野 氏)
14:00
|
15:15
V.再エネ大量導入をアシストする需要側蓄電池のアグリゲーション技術の方向性

 東電EPではこれまで約20年にわたって需要家への蓄電池導入および運転保守を実施するとともに、この運用実績を活かして国のDR/VPP実証事業にリソースアグリゲーターとして参画してきた。これらを通じて得られた経験や実証試験結果等を紹介しながら、再エネ主力電源化の動きの中でさらに注目される蓄電池の運用技術やアグリゲーション技術の高度化の動向等について紹介する。

 1.需要側蓄電池によるアグリゲーション技術の実状
  ・需要家設置蓄電池の活用実態
  ・VPP実証事業における蓄電池アグリゲーション技術の概要
 2.再エネ大量導入に伴う蓄電池活用の可能性
  ・電力系統に対する課題と対応領域
  ・需要家蓄電池を用いたPV発電余剰吸収模擬実証の概要
 3.再エネ主力電源化を支える技術の方向性
  ・求められるアグリゲート技術の高度化
  ・蓄電池のマルチユース技術と評価手法
 4.質疑応答・名刺交換
(田中 氏)
15:30
|
16:45
W.再エネの主力電源化に向けた取り組みとVPPの更なる可能性
  (東芝ネクストクラフトベルケによる事業展開)


 カーボンニュートラル(2050年)の実現に向けて、社会の仕組みが大きく変わろうとしている。洋上風力、新型太陽光パネル等の発電設備の高度化に加えて、これを支えるグリッドのあり方、水素、蓄電池などによる調整力や蓄エネの重要性が高まる。こうした中、分散電源(DER)の制御を中心とした、VPPに期待されている新たな可能性について紹介する。

 1.市場環境の変化
  ・需要家の変化
  ・新しい制度による対応
 2.カーボンニュートラルに向けた東芝の取り組み
  ・発電事業
  ・EPC、パネル販売事業
  ・水素事業
 3.VPP事業の取り組み
  ・ネガワットアグリゲータ事業
  ・蓄電池アグリゲータ事業
 4.VPPの新たな展開
  ・自家消費/コーポレートPPA
  ・地域マイクログリッド
  ・FIP時代の再エネバランシングサービス(東芝ネクストクラフトベルケによる事業展開)
 5.将来のアグリ―ゲータの姿
 6.質疑応答・名刺交換
(新貝 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。