<セミナー詳細>

セミナーコード:20210412   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、植物工場による薬用植物・医薬品原材料など高付加価値物質生産の研究開発と取組みについて、
 生育・環境制御・栽培方法・エンジニアリングの要点など、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の方々がご来場されるか、オンラインかは、急な変更もございますため、恐れ入りますが下記にてご確認下さい
 ませ(随時更新させて頂きます)。【青色が会場での講演、緑色がオンラインでの講演となります】

植物工場による薬用植物・医薬品原材料など
高付加価値物質生産・栽培に関する技術・研究開発動向
●講 師 千葉大学大学院
園芸学研究科 環境調節工学研究室 教授
後藤英司 氏   会 場 
●講 師 鹿島建設株式会社 エンジニアリング事業本部 次長 澤田裕樹 氏   会 場 
●講 師 神戸大学 大学院 農学研究科 教授 伊藤博通 氏  オンライン
●講 師 玉川大学 農学部 先端食農学科 教授 大橋敬子 氏   会 場 
●講 師 株式会社セネコム 代表取締役
公益社団法人東京生薬協会 理事
齋藤和興 氏   会 場 
●講 師 筑波大学 生命環境系 教授
つくば機能植物イノベーション研究センター センター長
江面 浩 氏  オンライン
●日 時 2021年 4月 15日(木) 9:30〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
・ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから
●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:30
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10:30
T.植物工場による薬用植物および医薬品原材料生産のための
  遺伝子組換え植物の栽培
 〜千葉大における取組みを中心に〜


 1.栄養成分、機能性成分、薬用成分とは
 2.植物工場による薬用植物生産の国内外動向
 3.植物工場による医薬品原材料生産
   (遺伝子組換え植物栽培)の国内外動向

 4.千葉大学における取組み
 5.植物工場の特徴を生かした栽培手法・生育制御の展望
 6.質疑応答・名刺交換
(後藤 氏)
10:40
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11:40
U.高付加価値作物生産のための植物工場エンジニアリング

 植物工場において高品質な商品の安定生産を実現するために求められるエンジニアリング技術と鹿島建設の取り組みについて紹介する。また、遺伝子組換え技術を利用した植物による高付加価値物質生産に関する国内外の動向と、その生産を実現するための植物工場エンジニアリング技術について紹介する。

 1.鹿島建設の植物工場分野への取り組み
 2.遺伝子組換え技術を利用した植物による高付加価値物質生産
 3.高付加価値作物生産のための植物工場エンジニアリング
 4.質疑応答・名刺交換
(澤田 氏)
12:30
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13:30
V.植物工場における高品質薬草栽培法の開発研究

 サフランの柱頭は薬効成分であるクロシンを含有し、生薬やスパイスとして使用されている。植物工場で高品質な柱頭を大量生産するための基礎研究を進めている。本セミナーではクロシン生合成に関するトランスクリプトーム解析と柱頭収量に関係する球茎内容成分の非破壊計測研究について解説する。

 1.研究背景 − 植物工場における薬用植物生産の意義
 2.クロシン生合成に関するトランスクリプトーム解析
 3.非破壊計測を援用した柱頭収量に及ぼす球茎内容成分の影響解析
 4.これからの薬用植物栽培
 5.質疑応答・名刺交換
(伊藤 氏)
13:40
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14:40
W.光環境制御による薬草と葉野菜の高機能化

 人工光植物工場での環境制御により葉野菜の有効成分濃度を向上化させる取り組みが多いが、濃度を数倍向上化させることは非常に難しい。
 そのような中、UV光照射によりニチニチソウのアルカロイド濃度を数十倍にも高濃度化させることに成功し、再現性も非常に高いことを確認した。
 またUV光照射だけでなく、細かな栽培管理の中にもアルカロイドを高濃度化させるポイントがあった。それらの取り組みを紹介する。


 1.緑色光を利用したリーフレタスの品質向上化
 2.ニチニチソウアルカロイドの高濃度化
 3.今後の展望
 4.質疑応答・名刺交換
(大橋 氏)
14:50
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15:50
X.オタネニンジン・薬草の人工栽培システムと植物工場化の可能性

 1.オタネニンジン栽培の現状
 2.セネコムにおける人工栽培への取り組み
 3.人工栽培システムによる植物工場化への可能性
 4.質疑応答・名刺交換
(齋藤 氏)
16:00
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17:00
Y.機能性トマトの開発と植物工場での生産

 国民医療費が急増する中、日常の食生活を通した健康の増進が期待されている。トマトは、世界でも我が国でも極めて消費量の多い野菜であり、リコピンやGABA(γ−アミノ酪酸)など健康機能性が検証されている物質も多く含まれている。一方、トマトは、トマトが持っていないような新たな機能性成分を生産する植物工場としても適しており、様々な健康機能性成分をトマトで生産する研究開発が行われている。本講義では、そのような事例としてミラクリンを生産するトマトの開発と植物工場生産に向けた取り組みについて紹介する。ミラクリンは、酸味を甘みに変える機能を有する味覚修飾タンパク質で、次世代甘味料として注目されている物質である。

 1.植物で機能性物質を生産する意味
 2.味覚修飾タンパク質ミラクリン
 3.ミラクリントマトの開発
 4.植物工場でのミラクリントマト生産と展望
 5.質疑応答
(江面 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。