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T.熱電モジュールの実用化を推進するための技術開発
熱電製品の信頼性にお墨付きを与える計測標準技術の開発への期待が高まりつつある。高温耐久性が実証された酸化物モジュールを用い、機械特性とモジュールの発電特性、耐久性の相関を検討しその重要性を説明する。また、従来の水冷よりも、熱電発電の利便性を高める空冷式発電機の開発状況と実証試験の例を紹介する。
1.モジュール耐久性評価
2.冷却技術
3.小型発電機の開発
4.実証試験
5.質疑応答
(舟橋 氏)
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13:00 | 14:15
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U.熱電発電実証事例と応用製品の展開
現在の熱電変換の主な用途は、冷却・温調である。その製品はペルチェ素子として一般に知られ、民生から研究・産業用途まで様々な分野で使われている。全く同じ製品で、逆作用として熱から発電をすることが出来るが、その実施例はまだ極めて少ない。しかし近年、省エネルギーやCO2削減への意識の高まりと共に、この作用を利用して、工場やエンジンなどの排熱から電力を回収しようという試みが盛んになっている。また、IoT端末のエネルギーハーベスト電源として熱電は注目されている。
本講演では熱電変換の特徴を活かした各適用分野における実証事例と応用製品の展開について述べる。
1.はじめに;(株)KELKの紹介
2.KELKの熱電発電モジュール
3.熱電発電ユニット(システム)の考え方
4.熱電発電の適用分野
5.産業排熱回収
〜工業炉・製鉄プロセスからの排熱回収実証事例、耐久性とシステムコスト〜
6.エネルギーハーベスティング
〜熱電EHデバイスの開発と製品展開、設備モニタリング事例〜
7.まとめ、今後の展望
8.質疑応答
(牧野 氏)
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14:30 | 15:30
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V.FAST材熱電発電モジュール
IoT機器の拡充に伴い、IoTセンサ向け分散電源として熱電発電への期待が高まっている。
本講演では従来とは異なる汎用材料から成る熱電発電の可能性を提案する。
1.はじめに(当社紹介、熱電発電概要)
2.競合比較
3.開発目標
4.FAST材開発
5.FASTモジュール開発
6.今後の展望
7.質疑応答
(小島 氏)
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W.熱電発電モジュールを用いた太陽電池パネルの排熱回収および、
熱電発電モジュールの電力制御技術
熱電変換素子による発電システムを構成する際には、熱電変換素子とそれに付随する熱抵抗との整合性(熱インピーダンスマッチング)と熱電変換素子の内部抵抗と負荷との整合性(電気インピーダンスマッチング)の2つの考え方が要求される。
本講演では当社での熱電変換素子の応用技術の開発事例とそれにもとづく上記の考え方ついて紹介する。
1.はじめに
2.熱電発電モジュールを用いた太陽電池パネルの排熱回収
3.熱電発電モジュールの電力制御技術
4.まとめ
5.質疑応答
(森岡 氏)
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