<セミナー詳細>

セミナーコード:20210417   このセミナーの受付は終了しています


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★工場やエンジンなどの排熱から電力を回収しようという試みが盛んになっており、DX(デジタルトランスフォーメーション)
 の要素技術であるIoT端末のエネルギーハーベスト電源としても熱電発電は注目されています。
★本セミナーでは、各種熱電モジュールの特徴、耐久性評価ならびに、空冷式発電機、工業炉・製鉄プロセス、太陽電池
 パネルからの排熱回収などの事例、またエネルギーハーベスティングデバイスの開発と設備モニタリング、電力制御技
 術などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師との名刺交換の希望などがございましたら、その旨ご連絡下さいませ。

【オンラインセミナー】
熱電発電の技術/研究開発と応用・適用動向
〜産業技術総合研究所、KELK、アイシン精機、三菱電機の方々ご登壇〜
●講 師 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
ナノ材料研究部門 首席研究員
舟橋良次 氏
●講 師 株式会社KELK 熱電発電事業部 主査 牧野一也 氏
●講 師 株式会社アイシン ES技術部
熱機器設計室 室長
小島宏康 氏
●講 師 三菱電機株式会社 先端技術総合研究所
先進機能デバイス技術部 画像デバイス技術グループ
主任研究員
森岡孝之 氏
●日 時 2021年 4月 27日(火) 10:00〜16:45
※本セミナーは、ライブ配信(Zoom)での開催です。
※当日使用のテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから
●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
11:45
T.熱電モジュールの実用化を推進するための技術開発

 熱電製品の信頼性にお墨付きを与える計測標準技術の開発への期待が高まりつつある。高温耐久性が実証された酸化物モジュールを用い、機械特性とモジュールの発電特性、耐久性の相関を検討しその重要性を説明する。また、従来の水冷よりも、熱電発電の利便性を高める空冷式発電機の開発状況と実証試験の例を紹介する。

 1.モジュール耐久性評価
 2.冷却技術
 3.小型発電機の開発
 4.実証試験
 5.質疑応答
(舟橋 氏)
13:00
|
14:15
U.熱電発電実証事例と応用製品の展開

 現在の熱電変換の主な用途は、冷却・温調である。その製品はペルチェ素子として一般に知られ、民生から研究・産業用途まで様々な分野で使われている。全く同じ製品で、逆作用として熱から発電をすることが出来るが、その実施例はまだ極めて少ない。しかし近年、省エネルギーやCO2削減への意識の高まりと共に、この作用を利用して、工場やエンジンなどの排熱から電力を回収しようという試みが盛んになっている。また、IoT端末のエネルギーハーベスト電源として熱電は注目されている。
本講演では熱電変換の特徴を活かした各適用分野における実証事例と応用製品の展開について述べる。


 1.はじめに;(株)KELKの紹介
 2.KELKの熱電発電モジュール
 3.熱電発電ユニット(システム)の考え方
 4.熱電発電の適用分野
 5.産業排熱回収
  〜工業炉・製鉄プロセスからの排熱回収実証事例、耐久性とシステムコスト
 6.エネルギーハーベスティング
  〜熱電EHデバイスの開発と製品展開、設備モニタリング事例
 7.まとめ、今後の展望
 8.質疑応答
(牧野 氏)
14:30
|
15:30
V.FAST材熱電発電モジュール

 IoT機器の拡充に伴い、IoTセンサ向け分散電源として熱電発電への期待が高まっている。
本講演では従来とは異なる汎用材料から成る熱電発電の可能性を提案する。


 1.はじめに(当社紹介、熱電発電概要)
 2.競合比較
 3.開発目標
 4.FAST材開発
 5.FASTモジュール開発
 6.今後の展望
 7.質疑応答
(小島 氏)
15:45
|
16:45
W.熱電発電モジュールを用いた太陽電池パネルの排熱回収および、
  熱電発電モジュールの電力制御技術


 熱電変換素子による発電システムを構成する際には、熱電変換素子とそれに付随する熱抵抗との整合性(熱インピーダンスマッチング)と熱電変換素子の内部抵抗と負荷との整合性(電気インピーダンスマッチング)の2つの考え方が要求される。
本講演では当社での熱電変換素子の応用技術の開発事例とそれにもとづく上記の考え方ついて紹介する。


 1.はじめに
 2.熱電発電モジュールを用いた太陽電池パネルの排熱回収
 3.熱電発電モジュールの電力制御技術
 4.まとめ
 5.質疑応答
(森岡 氏)