| 10:00 |
 11:15
 | T.DDR型ゼオライト膜によるCO2分離プロセス技術とCCS・CO2-EORへの取り組み 
 【講演要旨】
 温室効果ガス排出削減のためにはCCSは不可欠ではあるが、その普及にはCCSを高効率・低コストで実施する技術の確立が不可欠である。
 本講演では、CCS・CO2−EORプロジェクトの普及に向けた日揮の取り組みを紹介し、独自のCO2分離技術の適用の可能性などについて報告する。
 
 【目次項目】
 1.日揮グループおよび新設サステナビリティ協創部の紹介
 2.CCS・CO2−EORプロジェクトへの期待と当社の取り組み
 3.CCS・CO2−EORプロジェクトに貢献する「DDR型ゼオライト膜」・
 「高圧再生型CO2回収技術HiPACT」の紹介
 4.今後の展望
 5.質疑応答・名刺交換
 
 (松本 氏) | 
 
  | 11:30 |
 12:45
 | U.大崎クールジェンプロジェクトの進捗状況 〜CO2分離・回収型酸素吹石炭ガス化複合発電実証事業〜
 
 【講演要旨】
 革新的低炭素石炭火力の実現を目指す大崎クールジェンプロジェクトは、経済産業省の補助事業として2012年度から開始し、2016年度からはNEDOの助成事業として進められている。本講演ではプロジェクトの概要、および現在実証試験中のCO2分離・回収型酸素吹石炭ガス化複合発電(IGCC)実証試験の進捗状況について説明する。
 
 【目次項目】
 1.プロジェクトの背景と意義
 2.酸素吹石炭ガス化技術とCO2分離回収技術
 3.大崎クールジェンプロジェクトの概要
 4.プロジェクトの進捗状況
 5.CO2有効利用に向けた取組み
 6.質疑応答・名刺交換
 
 (久保田 氏) | 
 
  | 13:50 |
 15:05
 | V.炭酸ガス製造の現状とCO2分離回収に関する取組み 
 【講演要旨】
 液化炭酸/ドライアイスの製造メーカーとして、国内の化学工場等から供給される高濃度炭酸ソース減少への適応と、脱炭素化に向けた取組みが求められている。炭酸ガス製造を取り巻く現状と、ごみ焼却炉排ガス等からのCO2分離回収技術について炭酸ガスの用途と合わせて紹介する。
 
 【目次項目】
 1.炭酸ガスのマーケットと用途
 2.炭酸ガス製造方法
 3.ごみ焼却炉排ガスをはじめとした低濃度CO2排ガスからのCO2回収
 4.環境負荷低減に向けた取組み紹介
 5.質疑応答・名刺交換
 
 (貝川 氏) | 
 
  | 15:20 |
 16:50
 | W.CO2回収後のCCUS(CCS/CO2EOR)動向と展開 
 【講演要旨】
 バイデン政権の発足とともに2050年の「カーボンニュートラル」に向けて、CO2ゼロエミッション構想が各国で加速されている。我が国においても意欲的な2030年46%削減、2050年はネットゼロ計画が打ち出されている。これを受けて、産業界では化石燃料である火力発電所からの水素・アンモニア混焼や、水素社会に向けたCO2削減実現化が急務である。
一方、海外から化石燃料の輸入に依存している我が国は、安定供給のために海外の水素・アンモニア製造国に対して「ブルー化構想」のCO2回収技術の輸出等の海外市場が期待される。またCO2EORと組み合わせたCCS事業の促進のための技術革新及び研究開発が進められている。
 本講義では近年のCO2EOR/CCS設備に関する技術動向及び克服すべき課題等について、具体的な事例を挙げて解説する。
 
 【目次項目】
 1.ブルー化CCUS(CCS/CO2EOR)とは
 2.CO2回収技術の適用性とコスト等の課題
 3.CO2EORとは、CO2/CCSEORに適合する油田の特性(油層、原油特性条件等)
 4.CO2EORの技術と開発動向
 5.CO2EOR/CCS設備技術と稼働状況
 6.CO2EOR/CCS設備の課題(陸上、及び海洋の適用性等)
 7.CCUS(CCS/CO2EOR)展開のまとめ
 8.質疑応答・名刺交換
 
 (冬室 氏) | 
 
  | − 名 刺 交 換 な ど − セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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