<セミナー詳細>

セミナーコード:20211012    このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、二酸化炭素の各種有効利用およびカーボンニュートラル化に向けた技術開発と
 事業の最新動向、今後の展望などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンライン(Zoom)での講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。
 【青色が会場での講演、緑色がオンラインでの講演となります】

CO2有効利用/カーボンニュートラルに関する技術開発と事業動向・展望
〜講師4名(INPEX、三菱ガス化学、東芝、東京ガス)ご登壇〜
●講 師 株式会社INPEX
再生可能エネルギー・新分野事業本部
兼 技術本部 技術研究所 貯留層評価グループ
プロジェクトジェネラルマネジャー
若山 樹 氏   会 場 
●講 師 三菱ガス化学株式会社
基礎化学品事業部門企画開発部 プロセスグループ 主管
吉原 純 氏   会 場 
●講 師 株式会社東芝
研究開発センター ナノ材料・フロンティア研究所
トランスデューサ技術ラボラトリー 上席研究員
北川良太 氏   会 場 
●講 師 東京ガス株式会社
水素・カーボンマネジメント技術戦略部
水素・カーボン技術グループ グループマネージャー
高畑和己 氏   会 場 
●日 時 2021年 10月 26日(火) 10:15〜16:35
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから
●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:15
|
11:25
T.CCU技術の現状・課題・展望
 〜INPEXでの取組み、NEDO-CO2有効利用技術開発事業での成果を含めて〜


 CO2-メタネーションは、CO2の有効資源化技術として、再生可能エネルギー(再エネ)由来の電力を用いて水素を生産し(再エネ由来水素)、その水素を利用してIGCC等から分離・回収された高濃度CO2とメタネーションを行うことにより、再エネ利用CO2フリー天然ガス(再エネ由来CH4)の生産を可能とするCCU技術であり、本セミナーではCCUの概説とNEDO事業の成果、INPEXでの取組みを紹介する。

 1.INPEX再電本部について
 2.CCUに係る政策について
 3.CCUに係る現状と課題について
 4.NEDO-CO2有効利用技術開発事業について
 5.INPEXでの取組みと今後の展開
 6.まとめ
 7.質疑応答・名刺交換
(若山 氏)
11:40
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12:50
U.メタノール製造の現状とCO2・水素からの製造技術の展望

 CCUS技術の重要なアイテムの一つとしてCO2からのメタノール製造が注目されている。メタノールは化学原料として重要な基幹物質であるとともにエネルギー用途の需要も拡大してきている。
 本講演ではメタノール製造技術の現状と、CO2・水素から製造するにあたっての課題について説明する。


 1.CO2有効利用/カーボンニュートラル化のアイテムとしてのメタノール
 2.メタノール製造技術の現状(化石資源由来)
 3.CO2・水素からの製造技術と課題
 4.質疑応答・名刺交換
(吉原 氏)
14:00
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15:10
V.再生可能エネルギーを用いた電解によるCO2の資源化
 〜P2C(Power to Chemicals)実現に向けた取組み〜


 脱炭素化社会の実現に向けて、東芝では再生可能エネルギーを用いて電気化学的に二酸化炭素(CO2)を有価物へと変換することで、CO2を削減するPower to Chemicals(P2C)技術の開発に取り組んでいる。
 本講演では、CO2から化学品原料となる一酸化炭素(CO)に変換するCO2電解還元技術を中心として、東芝の研究成果や早期社会実装に向けた取り組みを交えて概説する。


 1.地球温暖化の現状
 2.CO2の電解還元技術の意義
 3.東芝の取り組み(Power to Chemicals)
  (1)高付加価値化
  (2)高スループット化
 4.社会実装に向けて
 5.質疑応答・名刺交換
(北川 氏)
15:25
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16:35
W.東京ガスのカーボンニュートラル化に向けた技術開発、実証試験等取組み

 2050年カーボンニュートラル実現のためには、再エネ導入拡大による電力分野の脱炭素化のみならず、ガス体エネルギーの脱炭素化による熱分野の脱炭素化が非常に重要になる。
 脱炭素化に向けた取り組みにおいて重要な点は、時間軸、需要と供給それぞれにおいて適した複数の打ち手を組み合わせていくことにある。
 具体的には、足元では低炭素・脱炭素手段である省エネの更なる徹底、燃料転換による低炭素化、CCUS、再エネ等を組合せつつ、長期的には再エネ大量導入に加えてメタネーションをはじめとする海外からのグリーン水素キャリアの大量導入により脱炭素化につなげていくことが大切である。
 本講演では、東京ガスグループにおけるカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの全体像、CCUサービス化検討、マイクロバブルを活用したCCS、次世代熱エネルギー分野として熱分野の脱炭素化として期待されるメタネーション等を中心にCO2有効利用に関する技術開発状況について紹介する。


 1.2050年カーボンニュートラルに向けた環境認識・動向
 2.低炭素化に向けた取組み
  (1)天然ガス利用・高効率機器導入
  (2)エネルギーの面的利用
 3.脱炭素化に向けた取り組み
  (1)カーボンニュートラルLNG
  (2)CCUS
  (3)水素・メタネーション
 4.質疑応答・名刺交換
(高畑 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。