<セミナー詳細>

セミナーコード:20211213   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★我が国の輸出入の99.6%を取扱い、CO2排出量の約6割を占める産業の多くが立地する港湾において、
 港湾を経由した水素・燃料アンモニア等の利活用や洋上風力発電の導入等の脱炭素化に配慮した港湾
 機能の高度化等を通じた「カーボンニュートラルポート(CNP)」形成に向けた検討が進んでいます。
★本セミナーでは、CNP形成に向けた有識者検討会の審議状況、横浜港・名古屋港における取組み状況、
 今後の展望などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。
 【青色が会場での講演、緑色がオンラインでの講演となります】

カーボンニュートラルポート(CNP)の
実現に向けた取組み状況と今後の展望
●講 師 国際大学副学長・大学院国際経営学科 教授 橘川武郎 氏   会 場 
  【講師紹介】
東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。
青山学院大学経営学部助教授、東京大学社会科学研究所教授、
一橋大学大学院商学研究科教授、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授を経て、
2020年より現職(副学長は2021年から)。東京大学・一橋大学名誉教授。経営史学会元会長。
カーボンニュートラルポート形成に向けた有識者検討会(国交省)委員。
総合資源エネルギー調査会基本政策分科会(経産省)委員。
●講 師 横浜市 港湾局 政策調整部 政策調整課担当課長 中村 仁 氏   会 場 
●講 師 名古屋港管理組合 企画調整室 計画担当 課長 河合 誠 氏   会 場 
●日 時 2021年 12月 22日(水) 13:30〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから
●受講料 44,000円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき38,500円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
13:30
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14:30
T.カーボンニュートラルポートへの期待

 日本政府がめざす2050年までのカーボンニュートラルの実現には、港湾が重要な役割をはたす。 国交省港湾局は、そのような認識に立って、「カーボンニュートラルポート形成に向けた有識者検討会」を設置した。
 本講演では、同検討会の審議状況をできる限り具体的な形で報告するとともに、カーボンニュートラルポート(CNP)の多面的な機能について掘り下げる。 CNPは、供給サイドからだけでなく需要サイドからも、カーボンニュートラルの達成に貢献する可能性が高い。 そこで浮かび上がるのは、スマートコミュニティのなかで港湾が不可欠のピースとして活躍するという未来図である。


 1.カーボンニュートラルとは?
 2.カーボンニュートラルポート(CNP)とは?
 3.CNPの機能(1):水素・アンモニア等の輸入基地
 4.CNPの機能(2):臨海部工業地域のカーボンニュートラル化
 5.CNPの機能(3):洋上風力発電の拠点
 6.CNPの課題
 7.スマートコミュニティと港湾
 8.質疑応答・名刺交換
(橘川 氏)
14:45
|
15:45
U.横浜港におけるカーボンニュートラルポート形成への取組み

 横浜市港湾局は東日本大震災を機に横浜港港湾計画に港のスマート化(エネルギー利用の効率化、低炭素化及びBCP対策)を位置付けて以来、水素利活用実証や次世代船舶燃料供給に取り組んできた。 そして、現在は国土交通省関東地方整備局等との緊密な連携のもとカーボンニュートラルポートの形成として脱炭素化に向けた取り組みを進めている。この取組に関する推進体制やNEDO調査事業などの状況を紹介する。

 1.横浜港・川崎港カーボンニュートラルポート形成推進会議
 2.NEDO事業「水素製造・利活用ポテンシャル調査」
 3.取組事例紹介など
 4.質疑応答・名刺交換
(中村 氏)
16:00
|
17:00
V.カーボンニュートラルポートを目指す名古屋港の強み

 中部圏のものづくりや暮らしを支える総合港湾である名古屋港は、CO2削減の余地が大きい機能が集積していることからも、次世代エネルギーへの転換など脱炭素化のポテンシャルが高い港湾であるといえます。
 本講演では、カーボンニュートラルポート形成を目指す名古屋港の強みや、昨年度から開催している「名古屋港CNP検討会」の状況等について紹介します。


 1.名古屋港の概要
 2.名古屋港のポテンシャル
 3.民間企業の取組
 4.CNP検討会
 5.質疑応答・名刺交換
(河合 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。