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T.カーボンニュートラルポートへの期待
日本政府がめざす2050年までのカーボンニュートラルの実現には、港湾が重要な役割をはたす。 国交省港湾局は、そのような認識に立って、「カーボンニュートラルポート形成に向けた有識者検討会」を設置した。
本講演では、同検討会の審議状況をできる限り具体的な形で報告するとともに、カーボンニュートラルポート(CNP)の多面的な機能について掘り下げる。 CNPは、供給サイドからだけでなく需要サイドからも、カーボンニュートラルの達成に貢献する可能性が高い。 そこで浮かび上がるのは、スマートコミュニティのなかで港湾が不可欠のピースとして活躍するという未来図である。
1.カーボンニュートラルとは?
2.カーボンニュートラルポート(CNP)とは?
3.CNPの機能(1):水素・アンモニア等の輸入基地
4.CNPの機能(2):臨海部工業地域のカーボンニュートラル化
5.CNPの機能(3):洋上風力発電の拠点
6.CNPの課題
7.スマートコミュニティと港湾
8.質疑応答・名刺交換
(橘川 氏)
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14:45 | 15:45
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U.横浜港におけるカーボンニュートラルポート形成への取組み
横浜市港湾局は東日本大震災を機に横浜港港湾計画に港のスマート化(エネルギー利用の効率化、低炭素化及びBCP対策)を位置付けて以来、水素利活用実証や次世代船舶燃料供給に取り組んできた。 そして、現在は国土交通省関東地方整備局等との緊密な連携のもとカーボンニュートラルポートの形成として脱炭素化に向けた取り組みを進めている。この取組に関する推進体制やNEDO調査事業などの状況を紹介する。
1.横浜港・川崎港カーボンニュートラルポート形成推進会議
2.NEDO事業「水素製造・利活用ポテンシャル調査」
3.取組事例紹介など
4.質疑応答・名刺交換
(中村 氏)
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16:00 | 17:00
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V.カーボンニュートラルポートを目指す名古屋港の強み
中部圏のものづくりや暮らしを支える総合港湾である名古屋港は、CO2削減の余地が大きい機能が集積していることからも、次世代エネルギーへの転換など脱炭素化のポテンシャルが高い港湾であるといえます。
本講演では、カーボンニュートラルポート形成を目指す名古屋港の強みや、昨年度から開催している「名古屋港CNP検討会」の状況等について紹介します。
1.名古屋港の概要
2.名古屋港のポテンシャル
3.民間企業の取組
4.CNP検討会
5.質疑応答・名刺交換
(河合 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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