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T.廃プラ・廃繊維の資源循環を実現する日揮グループのソリューション
ケミカルリサイクルは、低炭素化に資する技術として、世界中で注目されています。日揮は原料品質/性状・製品展開に合わせた三つのケミカルリサイクル技術を取り揃え、廃プラスチック問題解決に取り組んでおります。本講演では各技術とそれぞれの社会実装モデルについて紹介します。
1.会社紹介
2.モノマー化ケミカルリサイクル
3.油化ケミカルリサイクル
4.ガス化ケミカルリサイクル
5.社会実装モデルについて
6.質疑応答・名刺交換
(古川 氏)
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11:25 | 12:25
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U.多層フィルムを対象とした液相ハイブリッドリサイクル
水熱条件など水の液相を用いた多層フィルムのリサイクル手法の開発を進めています。この方法論によれば、プラスチックの種類に応じて、マテリアルリサイクルおよびケミカルリサイクルを可能とする条件設定が可能となり、それらを両立させることもできます(ハイブリッドリサイクルと呼称)。この技術に関する基盤情報はプラスチックそれぞれの液相条件での反応性です。また、液相プロセスによるプラスチック連続処理にはどのような形態が適しているのかを検討・実証する必要があります。それら基盤情報と連続プロセス開発に関する話題を提供します。
1.液相反応
2.付加重合系のプラスチックの反応性
3.脱水縮合系のプラスチックの反応性
4.混合物の反応:プラスチックの反応性の観点から
5.連続プロセス
6.まとめ
7.質疑応答
(渡邉 氏)
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13:30 | 14:30
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V.NEDOプロジェクト「革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発」の概要と
石油精製を活用したケミカルリサイクル技術開発
NEDOプロジェクト「革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発」が開始されてから1年半が経つ。このプロジェクトでは、廃プラの選別、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、エネルギーリカバリーと、それらに横串を刺すPJが一体となって進められている。ここでは、本プロジェクトの全体の概要と、演者がチームリーダーを務める、ケミカルリサイクル技術のコンセプトと最近の進捗について述べる。
<質疑応答・名刺交換>
(松方 氏)
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14:45 | 15:45
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W.固形燃料RPF技術と動向
固形燃料RPFは可燃ごみの有効利用による燃料化としてスタートし、製紙業界を中心とした需要家様のバックアップの下、初期出荷より30年が経過した現在では年間約150万トン(全国)を供給するに至りました。脱炭素、廃プラ問題が注目されプラスチックの循環利用が促される中、関商店での燃料品質を中心に、需要家要求、GHG排出係数、コロナ禍での事業影響等も触れながらRPFの概要を解説いたします。
1.固形燃料RPFについて
・製造工程・技術と燃料としての特徴
・JIS規格
・GHG排出係数について
2.需要家が求めている品質
・需要家要求とトレンド
3.品質状況と課題、クレーム事例
・関商店の品質管理と品質状況
・クレーム・トラブル事例
4.トピックス
・プラスチックの循環利用促進とRPF
・新型コロナ感染症の事業への影響
・鉄鋼向けRPF派生品
5.質疑応答・名刺交換
(吉武 氏)
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16:00 | 17:00
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X.弊社フィリピン支店に於ける廃プラスチックのフラフ燃料化事業
フィリピンセブに於いて稼働中の弊社フィリピン支店が専心している化石燃料の代替としての廃プラスチックのフラフ燃料化事業をSDGsへの貢献という視点に立ち、その取り組みを紹介します。
1.株式会社グーンの紹介
(1)会社概要(沿革、理念)
(2)国内事業
(3)海外事業
2.フィリピンセブでの廃プラスチック燃料化事業
(1)創業開始までの経緯
(2)廃プラスチックの集荷、受入れ
(3)リサイクル工程
(4)フラフ燃料の概要と販売先
(5)ごみ分別排出の啓発活動
(6)人口と廃棄物発生状況
(7)廃棄物の処理ルート
(8)現状の課題と今後の展開
3.世界を取り巻く廃プラスチックの現状
4.質疑応答・名刺交換(後日の対応となります)
(北井 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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