セミナーコード:20220413 このセミナーの受付は終了しています
★本セミナーでは、車載用リチウムイオン電池の市場・技術動向から、各国・各メーカーの戦略・動向、リチウムイオン電池
の安全性評価・規則と、車両電動化領域を中心とした日産自動車の技術開発の方向性、また、全国初となるEV充電器の
公道設置に関する実証実験などに至るまで、電池業界・自動車業界・産業界における課題を含めて、斯界の最前線でご
活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。
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EV等電動車とバッテリー・充電インフラに関する 技術開発と事業動向・展望
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●講 師 |
名古屋大学 未来社会創造機構 客員教授 エスペック(株) 上席顧問 イリソ電子工業(株) 社外取締役 |
佐藤 登 氏 会 場 |
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<経歴> 1978年 横浜国立大学大学院工学研究科修士課程修了。
同年 本田技研工業(株)入社。79-89年 腐食防食技術の開発に従事。
88年 腐食制御機構研究と技術開発成果により東京大学工学博士。
90年 (株)本田技術研究所 和光基礎技術研究センター エネルギー研究に従事、
アシスタントチーフエンジニア。92年 チーフエンジニア。
93年 同社和光研究所 マネージャー。95年 同社栃木研究所 チーフエンジニア。
97年 名古屋大学工学部非常勤講師併任。
2002-04年 「先進自動車用電池国際会議(AABC)」第2回〜第4回セッション・チェアマン。
04年9月 サムスンSDI Co., Ltd.に Vice President(中央研究所 常務)として入社。
05年 国立大学法人東京農工大学客員教授併任。
09年9月 本社経営戦略部門へ異動と同時に東京勤務。
07年〜現在 (公財)総合工学振興会財団選考委員併任。
12年12月 サムスンSDI Co., Ltd.退社、エスペック(株)上席顧問。
14-17年 (独法)科学技術振興機構「次世代革新電池の中長期戦略研究」委員。
11年〜現在 国立大学法人名古屋大学客員教授併任。
13-19年 日経ビジネスオンラインコラムニスト。
21年11月〜22年5月 経済産業省「蓄電池産業戦略検討官民協議会」有識者委員。
22年2〜5月 文部科学省「カーボンニュートラル達成に貢献するアカデミアにおける
基礎・基盤研究戦略検討会」有識者委員。
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●講 師 |
日産自動車株式会社 渉外部 担当部長 |
堀江浩史 氏 会 場 |
●講 師 |
横浜市 温暖化対策統括本部 プロジェクト推進課長 |
岡崎修司 氏 会 場 |
●日 時 |
2022年 4月 20日(水) 10:20〜16:30 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから
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●受講料 |
49,940円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円) ※テキスト代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
(終了しました)
※アーカイブ受講可能 (当日及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴いたします。)
1.受講料は同額となります。
2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
3.開催日より7〜10営業日以降に配信可能です。
4.お申込時にご記入いただいたメールアドレスへ収録動画の配信準備ができ次第、視聴用URLなどをお送り致します。
5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。
(アーカイブ受講をご希望の方は、お申込時に通信欄にその旨ご記入をお願い致します。)
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●セミナープログラム●
10:20 | 12:50
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T.EV/PHV/HEVと車載電池の技術開発・事業動向と展望
<講師からのメッセージ>
車載用リチウムイオン電池のビジネスは活発であり、技術開発においても事業展開においても激しい競争が展開されています。米国ZEV規制と欧州CO2規制を始め、中国ではNEV規制が2019年に発効しています。当初、中国のエコカー政策は生産可能な企業をライセンスで縛るとともに、電池業界に対しては電池模範認証取得ができないと中国内でのビジネスが不可能となるように、国内産業の保護政策を打ち出しました。それに伴って補助金政策は20年をもって終了する予定でいたものの、中国産業界の自立ができていないことを勘案し、20年1月には22年まで延長する判断をしました。このような状況下で、自動車業界、電池業界、部材業界には改めてしたたかな戦略が必要とされています。各業界のEVシフトに対する積極投資もあり、22年を見据えてグローバル競争が激化します。
本セミナーでは、国内外におけるリチウムイオン電池の市場・技術動向、および今後求められる対応・戦略等について述べます。一方、安全性にまつわる事故はこれまでも多発し、最重要課題にも拘らず部分的にはまだ続いています。電池に原因を有す事故は、サプライチェーン上に関わる全てのメーカーに影響が及ぶ恐れもあるため、電池メーカーのみでなく部材メーカーも意識する必要があります。ここでは、電池の安全性評価法や国連規則に対応する試験各種とその事例等について解説します。また、全固体電池の研究開発も全世界的に活発になっています。注目すべき動向と各業界で必要とされる戦略などについても解説します。国家プロジェクトの研究開発プロセスにおける課題と改革の必要性についても述べます。
1.車載用LIBの市場・技術および業界動向
1.1 米国ZEV法規発効からの電動化の流れ
1.2 各国の環境規制と電動化の加速
1.3 世界における電池産業戦略とキーワード
2.自動車各社の取り組み戦略とLIB搭載事例
2.1 日系自動車各社の取り組み
2.2 欧米自動車各社の取り組み
3.電池業界の現状と課題
3.1 電池業界の勢力図
3.2 電池業界のサプライチェーンと投資戦略
3.3 電池部材の競争力変遷
4.LIBの安全性評価と受託試験・認証事業
4.1 車載用電池の事故・リコールの歴史
4.2 エスペックの受託ビジネス・認証ビジネス
4.3 ECE R100 Part IIの試験項目と事例
4.4 安全品質の差に関する要因分析
5.次世代革新電池の研究開発状況と課題
5.1 期待される次世代電池
5.2 全固体電池の現状と課題
5.3 次世代電池開発に向けた基礎研究のあるべき姿・方針
6.産業界における日本の課題
6.1 電池リサイクルビジネスの重要性
6.2 日本の電池業界が陥れられた苦い特許戦略
6.3 電池業界・部材業界のとるべき戦略
7.質疑応答・名刺交換
(佐藤 氏)
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14:00 | 15:15
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U.日産の電動化戦略を支える技術開発と展望
2050年カーボンニュートラル達成に向けた事業の中核となる車両電動化領域を中心に、日産自動車の技術開発の方向性や社会全体視点での課題認識について紹介致します。
1.自動車産業が直面する課題
2.カーボンニュートラルに向けた社会トレンドと日産の挑戦
3.日産の電動化戦略を支える技術開発
4.カーボンニュートラルに向けた課題認識
5.質疑応答・名刺交換
(堀江 氏)
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15:30 | 16:30
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V.「EV充電器の公道設置に関する実証実験」について
横浜市では、2050年までの脱炭素化「Zero Carbon Yokohama」の実現に向けた取組の一つとして、民間事業者と連携しながら、市内でEV・PHVに乗りやすい環境整備に取り組んでおり、全国で初めて公道上にEV充電器を設置する実証実験を実施している。実証実験に関するこれまでの取組等について紹介する。
1.公道設置の背景
2.実証実験概要
3.現在の取組と今後に向けて
4.質疑応答・名刺交換
(岡崎 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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