<セミナー詳細>

セミナーコード:20220414   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、Power to Gas(PtG:P2G)・メタネーション・再エネ水素などの事業・実証・要素技術開発、
 今後の展望などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣から詳説頂きます。
★講師の方々がご来場されるか、オンラインかは、急な変更もございますため、恐れ入りますが下記にてご
 確認下さいませ(随時更新させて頂きます)。

Power to Gas・再エネ水素などに関する技術開発・事業動向・展望
〜講師5名(日本エネルギー経済研究所、日立造船、東芝エネルギーシステムズ、
イワテック、NTTデータ経営研究所)ご登壇〜
●講 師 一般財団法人 日本エネルギー経済研究所
新エネルギーグループ マネージャー 研究主幹
柴田善朗 氏  オンライン
●講 師 Hitz日立造船株式会社 機械事業本部 顧問 熊谷直和 氏   会 場 
  <講師紹介>
1979年横浜国立大学工学部卒後、大機ゴム工業入社、開発部に配属。
1989年東北大学工学博士号取得。
2006年アタカ工業と大機エンジニアリングが合併し、アタカ大機となる。
同社産機開発部長を経て、2012年執行役員就任。
2014年アタカ大機と日立造船が合併、日立造船となる。
同社執行役員を経て、2015年地球環境ビジネス開発推進室長就任。
2018年顧問に就任。
●講 師 東芝エネルギーシステムズ株式会社
エネルギーアグリゲーション事業部
水素エネルギー技術部 フェロー
山根史之 氏   会 場 
  <講師紹介>
1995年4月 (株)東芝 半導体研究開発センターに入社。
低消費電力回路、メディアプロセッサ、先端メモリ、モバイルネットワークLSI、
マルチコアプロセッサの研究開発に従事。
2009年4月より電力・社会システム技術開発センターにて、車載用電池管理システム、
電気自動車制御システム、都市交通システムの研究開発に従事。
2015年4月より水素エネルギー事業統括部にて、水素エネルギーシステムの開発、
福島水素エネルギー研究フィールド等のプロジェクトマネジメントを担当し、現在に至る。
●講 師 株式会社イワテック
エネルギーソリューション事業部
水素グループ グループ長
鶴丸将太朗 氏   会 場 
●講 師 株式会社NTTデータ経営研究所
執行役員 社会基盤事業本部長 パートナー
村岡元司 氏   会 場 
●日 時 2022年 4月 26日(火) 10:00〜17:15
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから
●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター
(終了しました)
※アーカイブ受講可能 (当日及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴いたします。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7〜10営業日以降に配信可能です。
  4.お申込時にご記入いただいたメールアドレスへ収録動画の配信準備ができ次第、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。
  (アーカイブ受講をご希望の方は、お申込時に通信欄にその旨ご記入をお願い致します。)

●セミナープログラム●
10:00
|
11:15
T.Power to GasによるEnergy System Integration

 カーボンニュートラルに向けて自然変動再エネの大規模導入が求められるが、従来の系統統合対策に加えてPower to Gasも必要になる可能性がある。Power to Gasによって製造される水素やe-gas/e-fuelは多様な用途に利用できることからEnergy System Integrationにつながる。Power to Gasを通じたEnergy System Integrationの意義、課題・展望について解説する。

 1.水素を巡る国内外の動向
 2.Power to Gasの分類と役割
 3.求められる制度設計
 4.有望な水素の需要先
 5.e-gas/e-fuelの可能性と課題
 6.脱炭素化以外の視点
 7.質疑応答
(柴田 氏)
11:30
|
12:45
U.Power to Gas事業と技術開発の動向

 脱炭素社会の実現に向けて、徹底した省エネルギー、再生可能エネルギーの主電力化、DXを用いたエネルギーの効率的利用に加えて、水素、アンモニア燃料、CCUS/カーボンリサイクル技術の早期社会実装が期待されている。 CCUS/カーボンリサイクル技術の中でも注目されているメタネーション技術は再エネ水素とCO2から都市ガスの主成分であるメタンを合成するものであり、現状の社会的インフラをそのまま利用することができる。技術が確立すれば社会的実装における障壁が少なく、喫緊の課題であるCO2削減に短期で貢献できる技術である。 昨年「メタネーション推進官民協議会」が設立され、ガス業界、商社、エンジニアリング会社、大学・研究機関の代表が集まり、メタネーションの社会実装をより一層加速するために、議論が開始された。
 本講演ではメタネーション技術の紹介と現在進められているプロジェクトやメタネーション技術の適用例等、最新のメタネーション技術の普及・拡大活動について紹介する。


 1.メタネーション技術
  ・脱炭素技術、メタネーションとは? 当社の触媒の特徴
  ・メタネーション技術のメリット
 2.メタネーション技術開発の歴史〜過去〜
  ・世界初のPower to Methane 0.1Nm3-CH4/h
  ・東北工業大学 1Nm3-CH4/h
  ・世界におけるメタネーション技術の実証試験
 3.再エネ水素〜グリーン水素 水電解開発の歴史(過去)
  ・日立造船の水電解開発の歴史
  ・再エネからの水素変換
  ・PEM型水電解装置の大型化
 4.第6次エネルギー基本計画に向けたメタネーション技術の政策動向〜過去・現在〜
  ・脱炭素社会の実現に向けて〜第6次エネルギー基本計画
  ・「2050年に向けたガス事業の在り方研究会」ガスの役割 イメージ
  ・メタネーション推進官民協議会
  ・日立造船が取り組むナショナルプロジェクト
 5.メタネーション技術の普及・拡大〜将来〜
  ・CCR研究会メタネーション技術の普及・拡大
  ・CCR研究会「船舶カーボンリサイクルWG」の活動例
  ・船舶WGの活動例の背景〜運輸部門での特筆すべきトピックス〜
  ・船舶用代替燃料に関する現在の評価
 6.拡がるメタネーション技術の将来〜各業界での適用検討〜
 7.質疑応答・名刺交換
(熊谷 氏)
13:45
|
15:00
V.福島水素エネルギー研究フィールドとCO2フリー水素に向けた東芝の取組みについて

 脱炭素エネルギー利用拡大を実現するための1つの要素として、水素を活用したエネルギーシステムがある。本講演においては、成否を分ける重要なアイテムとなる大規模なPower-to-Gasシステムの実用化に向けて取り組んでいる国内最大で世界有数規模のPower-to-Gasシステムである「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」について述べる。

 1. 東芝の水素技術とソリューション
 2.Power-to-Gas
 3.福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)
  3-1 概要
  3-2 研究開発内容と現状
 4.今後の展望
 5.質疑応答・名刺交換
(山根 氏)
15:15
|
16:15
W.地産地消グリーン水素サプライチェーンの実現へ向けた取組みと
  再エネ水素実証プラントについて


 イワテックでは、再生可能エネルギーのさらなる導入拡大とエネルギーの脱炭素化へ向け、水素エネルギー事業に取り組んでいる。 再エネの出力変動に対するエネルギーバッファとして、また輸送可能かつレジリエントなエネルギーキャリアとして、再生可能エネルギーによる水素製造を実証するプラントを構築し、その性能評価、そして当社が構想する「地産地消水素サプライチェーン」の実現に向けた運用試験を進めている。
 本講演ではこの再エネ水素実証プラントの概要を紹介し、これまでの技術開発の取組みと今後の展開についても述べる。


 1.当社再エネ事業の紹介とプラント建設の背景
 2.水素の特徴・機能とその期待される役割
 3.水素社会実現へ向けた当社の取り組み
 4.再エネ由来水素製造実証プロジェクトについて
 5.今後の展望
 6.質疑応答・名刺交換
(鶴丸 氏)
16:30
|
17:15
X.秋田県能代市における再エネ電解水素の製造及び水素混合ガスの
  供給利用実証事業の概要
  (環境省 地域連携・低炭素水素技術実証事業)


 国産天然ガスを利用している秋田県能代市において実施した実証事業の概要をご紹介するとともに、グリーン水素をガス混合して利用するというハイブリッド型利用の可能性を探る。また、わが国特有の条件下において、グリーン水素を「つくり・はこび・つかっていく」可能性を考える。

 1.再エネ電解水素の製造及び水素混合ガスの供給利用実証事業の概要
 2.グリーン水素のハイブリッド型利用の可能性
 3.わが国特有の条件を踏まえた水素の製造から利用までの可能性
 4.質疑応答・名刺交換
(村岡 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。