●講 師 |
公益財団法人 福岡県リサイクル総合研究事業化センター センター長 東北大学 名誉教授 |
中村 崇 氏 会 場 |
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<略歴> 日本学術会議会員(平成18年-令和元年11月会員、11月以降現在連携会員)、
福岡県リサイクル総合研究事業化センターセンター長(平成29年3月-現在)、
公益財団自動車リサイクル法促進センター理事長(令和元年6月-現在)、
一般社団法人循環経済協会理事長(令和3年4月-現在)。
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●講 師 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サステナビリティコンサルティング第1部 エネルギービジネスチーム 上席主任コンサルタント |
河本桂一 氏 会 場 |
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<略歴> 1990年3月慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了(応用化学専攻)。
1990年4月兜x士総合研究所(現、みずほリサーチ&テクノロジーズ梶j入社、現在に至る。
長年にわたり、太陽光発電のライフサイクル評価、経済社会効果分析、
事業性評価などを手掛け、NEDO太陽光発電リサイクル技術開発プロジェクトにも参画。
現在、IEA PVPS Task12(PV Sustainability)に日本代表専門家として参加するとともに、
IEA PVPS Task17(PV and Transport)の議長を担当。
その他、太陽光発電国際会議プログラム委員会、NEDO、PVTEC、NEF、JEMAなどの
各委員を歴任。
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●講 師 |
早稲田大学理工学術院 創造理工学部環境資源工学科 教授 東京大学大学院 工学系研究科システム創成学専攻 教授 |
所 千晴 氏 会 場 |
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<略歴> 2003年3月東京大学大学院工学系研究科地球システム工学専攻博士課程修了、
博士(工学)取得。
2004年4月早稲田大学理工学部環境資源工学科助手、
2007年4月早稲田大学理工学術院専任講師、
2009年4月同准教授を経て、2015年4月より同教授(現職)。
2016年11月より東京大学生産技術研究所特任教授(兼任)。
2018年9月より早稲田大学ダイバーシティ推進室長(兼担)。
2021年4月よりクロスアポイントメントにて東京大学大学院工学系研究科教授。
日本学術会議会員、経済産業省中央鉱山保安協議会、産業構造審議会、
総合資源エネルギー調査会各委員、その他NEDO、JOGMEC、JST、東京都、
川崎市などの各委員を歴任。
平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(理解増進部門)受賞。
2020年、2021年早稲田大学リサーチアワード受賞。
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●講 師 |
株式会社新菱 サーキュラーエコノミー事業部門 企画リスク管理本部長 |
守谷大輔 氏 会 場 |
●講 師 |
丸紅株式会社 電力アセットマネジメント部 副部長 |
渡辺剛史 氏 会 場 |
●日 時 |
2022年 4月 26日(火) 10:00〜16:45 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから
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●受講料 |
49,940円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円) ※テキスト代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
10:00 | 11:00
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T.太陽光パネルのリユース・リサイクルの現状とこれから
サーキュラーエコノミーについて簡単に述べ、PVパネルの循環使用をサーキュラーエコノミーで見るとどうなるのかを示す。サーキュラーエコノミーの立場からは明らかにリユースしてリサイクルとなるので、リユースの課題をできるだけ技術の視点から見て、説明を行う。リサイクルの技術に関しては、これまで試験されてきたものをパネルの取り扱い方で大きく分類し、概説する。 その後、現在福岡県リサイクル総合研究事業化センターで行っているPVパネル保守・リサイクル協会について紹介し、これからの動きをまとめる。
1.はじめに サーキュラーエコノミーとPVパネルの循環
2.PVパネルのリユースの課題とリユースのための技術
3.PVパネルのリサイクル法
4.福岡県太陽光発電(PV)保守・リサイクル促進協議会
5.まとめ これからの動向
6.質疑応答・名刺交換
(中村 氏)
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11:15 | 12:15
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U.欧米等における太陽電池モジュールリサイクルの動向
太陽電池モジュールリサイクル等の使用後処理への取り組みは欧州が先行し、日本も含む各国においても様々な取り組みが開始されている。リサイクル等の適正処理のためには、処理を行う技術(点)だけでなく、それらを結ぶ線が必要であり、それらを支える制度や仕組みが不可欠である。 本講演では、欧米等における太陽電池モジュールリサイクルの動向について概説する。
1.はじめに(概観)
2.欧州における動向
3.米国における動向
4.その他諸国における動向
5.おわりに
6.質疑応答・名刺交換
(河本 氏)
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13:15 | 14:15
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V.太陽光パネルリサイクル技術動向と研究開発事例紹介
使用済みの太陽光パネルを高度に循環するためには、診断、取り外しから回収・運搬、リユース・リビルト・リサイクルに至る最適な社会システムの構築と、それぞれに係る技術開発、さらには再使用や再生利用に係るサプライチェーン構築が必須である。本講演では、東京都における大学研究者による事業提案制度にて講演者らが取り組んでいる検討内容を紹介する。またリサイクル技術開発に関する動向と講演者らの取り組みを紹介する。
1.東京都大学研究者による事業提案制度における取組
2.太陽光パネルリサイクル技術動向
3.撹拌型ミルによるガラスリサイクル技術開発の紹介
4.電気パルスによる金属リサイクル技術開発の紹介
5.まとめと今後の展望
6.質疑応答・名刺交換
(所 氏)
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14:30 | 15:30
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W.新菱方式太陽光パネルリサイクルシステム〜熱分解処理と高度選別技術〜
使用済み太陽光パネルのリサイクルを促進することを目的に、廃棄された太陽光パネルの樹脂成分を熱分解処理後、素材毎に回収する高度選別技術を環境省実証事業において開発した。本システムでは高度選別により、金属(アルミ、銅、銀)は精錬会社へ素材原料として、又ガラスは高品質ガラス原料として回収、有価物として販売することが可能。環境改善効果はCO2削減量で評価し削減効果があることが確認できた。更に水平リサイクルによる資源循環率向上は、マテリアルリサイクルの観点で大変重要である。本講演ではその処理技術を紹介する。
1.太陽光パネル導入量と予測廃棄量
2.新菱方式太陽光パネルリサイクルシステム
3.社会実装に向けた取り組み
4.まとめと今後の展望
5.質疑応答・名刺交換
(守谷 氏)
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15:45 | 16:45
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X.使用済太陽光パネル3R事業
(使用済太陽光パネル情報管理プラットフォーム構築事業・その他)
当社は今後想定される使用済太陽光パネルの大量廃棄という社会課題の解決を目的として「太陽光パネル3R事業」に取り組んでいる。ここでは、環境省実証事業として取り組み中の「情報管理プラットフォーム構築事業」を中心に紹介する。同プラットフォームはブロックチェーン技術を活用して使用済太陽光パネルの効率的な回収、適切なリユース・リサイクルを目的としており、将来的にリユース取引の活性化や産業廃棄物の埋立処分の削減に繋がることが期待されている。
1.太陽光パネルの予測廃棄量並びに社会課題
2.太陽光パネル3R事業ご紹介
3.情報管理プラットフォーム構築実証事業
@概要
A令和3年度取組状況・進捗
B令和4年度以降取組予定
4.当社その他取組紹介
5.質疑応答・名刺交換
(渡辺 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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