10:30 | 11:30
|
T.「JERAゼロエミッション2050」への挑戦と燃料アンモニアの展望
グローバルなエネルギーインフラ企業であり、国内最大規模の発電事業者として、「JERAゼロエミッション2050」を掲げ、国内事業におけるCO2ゼロエミッションの道筋を示した「日本版ロードマップ」を策定した。ロードマップに示したアンモニア発電の取り組みを中心に紹介する。
1.JERAゼロエミッション2050と日本版ロードマップ
2.気候変動に係る火力発電を取り巻く環境
3.アンモニア発電の技術開発・実証試験・導入
4.水素・アンモニアサプライチェーン構築に向けた取り組み
5.質疑応答・名刺交換
(高橋 氏)
|
11:45 | 12:45
|
U.カーボンニュートラルに向けたアンモニア利用発電技術開発の進捗
水素キャリアとしてのアンモニアは、運搬・貯蔵しやすいことや直接燃焼利用できることがメリットだが、燃焼場ではNOxの発生や燃焼安定性などが課題となる。ガスタービンやボイラ、固体酸化物型燃料電池(SOFC)などの発電設備を対象としたアンモニア利用技術の研究開発状況について紹介するとともに、バリューチェーン全体の技術課題について説明する。
1.カーボンニュートラルに向けたIHIの取り組み
2.発電用燃料としてアンモニアを利用する場合の課題
3.ボイラ、ガスタービン、SOFCでの利用技術開発の状況
4.バリューチェーン全体の技術的課題
5.質疑応答・名刺交換
(須田 氏)
|
14:00 | 15:00
|
V.既設微粉炭火力発電所におけるアンモニア混焼技術について
カーボンを含まないアンモニアの火力発電での燃料利用は、CO2排出量削減の有望な手段として期待されている。既設微粉炭火力へのアンモニア混焼率20%を目標とした燃焼技術については、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)およびNEDO事業での研究により、実機適用への見通しが立った段階にある。本講演では、開発の経過ならびに具体的な燃焼技術について紹介する。
1.アンモニア混焼研究の背景
2.単一バーナ試験炉を用いた研究成果
3.マルチバーナ試験炉を用いた研究成果
4.アンモニア混焼に関する現行プロジェクトの概要
5.今後の課題と展望
6.質疑応答・名刺交換
(木本 氏)
|
15:15 | 16:15
|
W.ブルー・グリーンアンモニア製造技術開発・実証事業について
クリーンな燃料アンモニア、水素キャリア、さらにはケミカル・肥料原料としてのクリーンなアンモニアの社会的な期待が高まる中、短中期的に必要となる化石燃料由来+CCS付きのブルーアンモニアの製造プロセスや製造プラントの大型化の検討と、再生可能エネルギーからのグリーンアンモニア製造技術として、新規アンモニア合成触媒の開発と変動対応の統合制御システムの開発を含むグリーンケミカルプラント実証事業などを紹介する。
1.クリーンアンモニアの種類・用途・展望
2.現状のアンモニアサプライチェーンと今後のクリーンアンモニアサプライチェーン
3.化石燃料由来のグレーおよびブルーアンモニアの製造技術と大型化
4.再生可能エネルギー由来のグリーンアンモニアの製造技術開発と実証事業
5.質疑応答・名刺交換
(甲斐 氏)
|
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
|