<セミナー詳細>

セミナーコード:20220804   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、プログラムTでは、カーボンプライシングの海外での導入・検討状況、欧州での国境炭素価格制度
 などからみた日本における制度設計について、環境省・経済産業省での議論を踏まえ、GXリーグ、カーボンクレジット
 市場、環境税の方向性を解説、プログラムUでは、気候変動経営の方向性、TCFDの最新動向と対応、インターナル
 カーボンプライシング(ICP)の実践・利活用の事例について解説頂きます。
★各プログラム(T.U)のみのご受講も受け付けております。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

カーボンプライシングの国内外状況・展望及び
TCFD・インターナルカーボンプライシングの動向・実践
●講 師 早稲田大学 政治経済学術院 教授
同・環境経済経営研究所所長
独立行政法人経済産業研究所 ファカルティフェロー
有村俊秀 氏   会 場 
  <講師紹介>
 東京大学教養学部卒業。筑波大学環境科学研究科修士課程修了。ミネソタ大学Ph.D.(経済学)。
 気候変動、省エネルギー、大気汚染問題等を定量的に分析。上智大学経済学部教授、及び、
同・環境と貿易研究センター長を経て現職。その間、内閣府経済社会総合研究所客員研究員、
未来資源研究所(ワシントンDC)及びジョージメーソン大学・客員研究員(安倍フェロー)、
環境省・中央環境審議会委員、東京都環境審議会委員、経済産業省検討会委員、
文部科学省学術調査官、環境経済・政策学会理事、環境科学会理事等を歴任。
 これまでJournal of the Association of Environmental and Resource Economistsや
Journal of Environmental Economics and Managementに論文を公刊。
共著書に「入門環境経済学」(中公新書)、共編著書に「環境経済学のフロンティア」(日本評論社)、
「Carbon Pricing in Japan」(Springer)(環境経済政策学会論壇賞)等。
 Review of Environmental Economics and Policy等の国際学術雑誌の編集委員も務める。
環境経済政策学会・学術賞及び論壇賞、環境科学会学術賞等受賞。専門は環境経済学。
現在、環境経済政策学会会長。
●講 師 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
G&PS Sustainability Unit Leader 執行役員/パートナー
丹注O善 氏   会 場 
  <講師紹介>
 製造業向けコンサルティング、環境ベンチャー、商社との排出権JV取締役を経て現職。
東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 山地・藤井研究室卒。
気候変動関連のシステム工学・金融工学を専門とし、政策提言、企業向けの気候変動経営
コンサルティング業務に従事。

【主なセミナー講演・寄稿】
「EU日本 気候変動政策シンポジウム」(IGES)、
環境省「民間企業の気候変動適応の促進に関する検討会(2021)」委員、
「グリーン・トランスフォーメーション戦略」(日経ムック)その他、
メディアへの寄稿、セミナー講演多数。
●講 師 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
G&PS Sustainability Unit マネジャー
奥村ゆり 氏   会 場 
  <講師紹介>
 サステナビティ分野を牽引し、気候変動・サステナビリティ経営を推進。
経済産業省のTCFDガイダンス策定、環境省のTCFD実践ガイドの策定に従事。

【主なセミナー講演・寄稿】
「TCFD開示を企業価値向上につなげる」(リスクマネジメントTODAY)他
●日 時 2022年 8月 26日(金) 13:00〜17:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。
●受講料 ◆プログラムTとU受講     49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
 (TとUで受講者が異なる場合でも可)
◆プログラムTのみ受講     33,000円【1名につき】
◆プログラムUのみ受講     33,000円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
13:00
|
15:00
T.カーボンプライシングの海外動向と国内検討状況
  〜GXリーグ、カーボンクレジット市場と環境税


 脱炭素社会に向けて、各国で排出量取引や炭素税等のカーボンプライシングが進んできた。本講演では、欧米の状況に加えて、中国や韓国での導入状況、さらにASEAN諸国での状況について紹介する。また、北欧、ドイツ、カナダのブリティッシュ・ コロンビアで実施されている炭素税の二重の配当の考え方についても紹介する。欧州で提案された国境炭素調整についても紹介する。 その上で、日本におけるカーボンプライシングの制度設計について、環境省・経済産業省での議論を踏まえて、GXリーグ、カーボンクレジット市場、そして環境税の検討の方向性を紹介する。

 1.欧米だけではなく、アジアでもカーボンプライシングが進展
 2.日本でも脱炭素達成のためのカーボンプライシングが必要
 3.国内では東京都・埼玉県の排出量取引が成功
 4.欧州は輸入品に炭素価格を課す国境炭素調整が具体化へ。
 5.環境省が炭素税を提案
 6.炭素税では税収の使い方が重要
 7.GXリーグとカーボンクレジット市場にも注目
 8.質疑応答・名刺交換
(有村 氏)
15:30
|
17:30
U. 気候変動経営、TCFD、インターナルカーボンプライシングの動向と実践

 企業経営において、気候変動が経営課題になり事業戦略上重要となってきており、企業会計上も気候変動開示のグローバル標準化の流れが急激に進んでいる。その中で、気候変動リスク・機会を踏まえた戦略の立案とその実現においては、多数のフレームワークがある中で、TCFDとカーボンプライシングも企業戦略上重要となりうる要素である。
 TCFDは、非財務情報開示基準を目指すISSBにおける「気候関連開示」の公開草案でも主要項目となっており、企業経営上必須になりえる。
 またカーボンプライシングに関しては、欧州等ではカーボンプライシングの上昇や、国境炭素税なども検討されているところである。同時に企業内で炭素価格を設定し低炭素投資を促すインターナルカーボンプライシングといった仕組みも企業内で普及しつつある。このような外部環境の変化に対して企業が適切な対応を推進することが重要であり、本講演では、気候変動経営の全体像、TCFDへの対応、インターナルカーボンプライシングを活用した企業内での利活用の方向性について解説する。


 1.気候変動の最新トレンド
 2.TCFDの最新トレンド
 3.企業のTCFD等のコーポレートガバナンスコード対応
 4.ICPの最新トレンド
 5.ICPの実務
 6.質疑応答・名刺交換
(丹 氏)(奥村 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。