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T.発電菌を利用した次世代型排水処理技術の開発状況
発電菌を利用した微生物電解セル(MEC)や微生物燃料電池(MFC)は、有機物の除去と同時に有用物質の生産や発電が可能であり、脱炭素社会の実現に貢献する次世代の排水処理技術として期待されています。当社におけるメタン生成MECやMFCによる排水処理の開発状況についてご紹介します。
1.微生物電解セル(MEC)と微生物燃料電池(MFC)の原理と、
次世代排水処理技術としての期待
2.メタン生成MECによる排水処理の開発状況と課題
3.MFCによる排水処理の開発状況と課題
4.まとめ
5.質疑応答・名刺交換
(小松 氏)
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U.微生物燃料電池による二酸化炭素回収・固定技術の開発
微生物燃料電池は排水中の有機物を分解しながら電気を直接生産するのみでなく、有用物質や有害物質の生産や除去など、その特徴的な構造や電気化学反応を活用した新たな付加価値が多く提案されている一石多鳥なシステムです。
本講演では、カソード電極が大気に晒されているエアカソード型微生物燃料電池に着目して行った、微生物燃料電池による二酸化炭素回収・固定技術を紹介いたします。
1.概要:エアカソード型微生物燃料電池とは
2.カソード反応の促進
3.二酸化炭素回収・固定効果の検証
4.まとめ
5.質疑応答・名刺交換
(石ア 氏)
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V.メタン菌カソード電極MFCの可能性について
近年、有機性排水などの有機物の微生物による分解反応を活用して、直接的に電気エネルギーをつくる微生物燃料電池の研究がなされています。一般的には、カソード電極には空気極が用いられ、白金などのレアメタルを用いて水をつくる過程で、電子を受け取る酸素カソードが用いられています。私たちは、白金の代わりに微生物を活用するバイオカソードの中でもメタン菌を活用したメタン菌カソードについて研究してきました。今日はそのことについてお話しします。
1.共生する微生物
2.メタン菌カソード電極のつくりかた
3.高温メタン菌カソード電極のバッチ運転
4.高温メタン菌カソード電極の連続運転
5.高温メタン菌カソード電極の改良
6.より環境にやさしい電極(中温条件で)
7.セミウェット・メタン菌カソード電極の可能性
8.質疑応答
(多田 氏)
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W.微生物燃料電池の下水処理への適用
下水のうち汚泥バイオマスはメタン発酵等のエネルギー利用が進む一方、低濃度かつ大量に存在する汚水処理はエネルギーを消費して処理されています。ここでは、このような低濃度の有機物を含む廃水を微生物燃料電池によってエネルギーを消費することなく処理することを目指した研究について紹介します。
1.社会インフラにおける下水道の位置づけ
2.下水からのエネルギー回収技術におけるMFCの位置づけ
3.MFC研究事例
4.まとめ
5.質疑応答
(吉田 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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