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T.SPERA水素TMシステムによる国際水素供給網の構築と将来に向けた
コストダウン技術開発
SPERA水素システムは、常温・常圧で液体のメチルシクロヘキサン(MCH)を利用する水素貯蔵輸送システムである。水素火力への水素供給をはじめ国家備蓄から水素ステーションなどの中小規模での利用に至る総合的な水素サプライチェーンを構築できるシステムである。2020年に全工程の国際間実証が成功裡に完了したことで商業化段階に移行している。
本講演では、実用化に向けた国内外の取組みとコストダウンに向けた技術開発について紹介する。
1.SPERA水素システムの概要と特長
2.国際間水素サプライチェーン実証
3.国内外における実用化への取組み
4.将来に向けたコストダウン技術開発
(1)MCHの直接製造(電解、光触媒)
(2)MCH直接燃料電池
5.まとめ
6.質疑応答・名刺交換
(岡田 氏)
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11:30 | 12:45
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U.国際液化水素サプライチェーン構築と中小型ガスタービン発電における水素利用
世界的な脱炭素化の流れの中で水素の利用に関心が集まっており、液化水素をエネルギーキャリアとして導入することでクリーンエネルギーの大量、長期、長距離での輸送や貯蔵が可能となり、これらの供給インフラを構築することで水素を大量に消費する水素ガスタービンによる脱炭素発電も実現可能となる。
本講演では、川崎重工が推進している液化水素をエネルギーキャリアとした国際液化水素サプライチェーンの構築と中小型水素ガスタービン発電装置の開発について現況および今後の展望を紹介する。
1.エネルギーを取り巻く状況
2.水素サプライチェーンのコンセプト
3.実証への取り組み
4.水素ガスタービンの開発と実証
(1)水素ガスタービン開発の概要
(2)ウェット方式水素燃焼器の開発と実証
(3)ドライ方式水素燃焼器の開発と実証
5.商用化に向けた動き
6.質疑応答・名刺交換
(山口 氏)
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14:00 | 15:15
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V.大型ガスタービンにおける水素エネルギー利用の取組み
低炭素社会実現に向けて、2020年以降の水素インフラ導入期に高効率天然ガス焚きコンバインドサイクルに水素を導入する。水素は天然ガスと比較し、逆火現象発生リスク等を伴うが、弊社J形ガスタービンに搭載されているDryLowNOx燃焼器を改良し、水素混焼率30%検証に成功した。
水素混焼燃焼器および2030年以降の水素インフラ成熟期を想定した水素専焼燃焼器の燃焼技術、および低炭素に向けて有望なアンモニア燃焼技術についても紹介する。
1.三菱重工グループの紹介
2.発電用大型ガスタービンの概要
3.CO2排出”0”に向けた技術開発について
(1)水素利用技術について
(2)アンモニア利用技術について
4.国内外プロジェクトの紹介
5.質疑応答・名刺交換
(川上 氏)
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15:30 | 16:30
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W.工業炉における水素燃焼技術開発
国内の工業炉から排出されるCO2は国内総排出量の約17%を占めており、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて工業炉分野での脱炭素化は必須となる。工業炉分野での脱炭素化は省エネの強化と脱炭素エネルギーである水素とアンモニアの導入拡大によって進んでいくと予想される。
本講演では、当社が取り組んでいる水素とアンモニアの燃焼技術開発について紹介する。
1.中外炉工業の紹介
2.工業炉とは
3.脱炭素エネルギーについて
4.水素燃焼技術開発について
5.アンモニア燃焼技術開発について
6.工業炉の省エネルギー対策について
7.質疑応答・名刺交換
(田口 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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