●講 師 |
一般財団法人 エネルギー総合工学研究所 プロジェクト試験研究部 主管研究員 |
岡崎 徹 氏 会 場 |
●講 師 |
国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構 高速炉・新型炉研究開発部門 炉設計部 研究主席 |
山野秀将 氏 オンライン (9/28 更新) |
●講 師 |
千代田化工建設株式会社 フロンティアビジネス本部 上席参与 |
細野恭生 氏 会 場 |
●講 師 |
東京工業大学 科学技術創成研究院 ゼロカーボンエネルギー研究所 教授 |
加藤之貴 氏 オンライン |
●講 師 |
愛知製鋼株式会社 開発本部 未来創生開発部 環境エネルギー素材開発グループ グループ長 |
伊藤幸夫 氏 会 場 |
●日 時 |
2022年 10月 19日(水) 9:45〜17:00 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
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(終了しました)
※アーカイブ受講可能 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
1.受講料は同額となります。
2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
3.開催日より7〜10営業日以降に配信可能です。
4.お申込時にご記入いただいたメールアドレスへ収録動画の配信準備ができ次第、 視聴用URLなどをお送り致します。
5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。
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●受講料 |
49,940円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円) ※テキスト代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
9:45 | 11:15
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T.脱炭素社会に必須の蓄熱発電と国内外の技術開発動向・事業展望
脱炭素社会化に加速しつつあります。その社会での電源は、再生可能エネルギーか原発しかなく、どちらも需要に合わせた発電が難しい電源です。需要を制御する技術もありますが、それだけでは間に合わず、蓄エネルギーを利用した需要時発電の能力が必要です。これに高温蓄熱を利用する蓄熱発電が世界で急速に広がり始めました。既存の火力・自家発電等に蓄熱を付帯させ、既存システムを活用しつつ斬新的に経済的な脱炭素社会へと進む検討が始まっています。この蓄熱発電の現状と、各種応用について解説したいと思います。
1.蓄熱発電の概要
(1)基本構成
(2)簡単な経済性試算
(3)JEPX(日本卸電力取引所)利用のビジネスモデル
(4)既存火力・自家発等へ付帯しての段階的社会実装
(5)蓄熱発電の歴史
2.世界の再エネの実態
(1)蓄エネルギーが必須に
(2)低下する再エネ発電コスト
3.世界の開発プロジェクト
(1)電力会社系プロジェクト
〜急速に顕在化した米国、EPRI/Southern、Duke、NYPA、欧州RWE、
Vattenfall、seas-nve、南米チリでも。日本では中部電力〜
(2)メーカ系プロジェクト
〜先鞭つけたシーメンス、グーグルからスピンオフ マルタ、既に商用かAzelio〜
(3)ベンチャー等の様々なプロジェクト
〜熱電併給(コジェネ)、鉄鉱プロセスも〜
4.蓄熱技術の概況
〜商用技術から、水素吸蔵合金応用まで〜
5.電熱変換の重要性
〜実はキーテクノロジー〜
6.慣性力の必要性
7.質疑応答・名刺交換
(岡崎 氏)
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11:30 | 12:30
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U.再エネと共存できる原子力発電の技術開発
2050年にカーボンニュートラルを実現するには、再生可能エネルギー(再エネ)と原子力を最大限活用していく必要がある。エネルギー安全保障の観点で特に原子力の重要性は増している。一方、変動性再エネを大量導入するためには、従来火力発電が役割を担ってきた調整力がますます重要になる。また、電化で対応できない熱需要や運輸部門では水素が有望視されている。再エネと共存できる原子力は柔軟性に富んでおり、調整力として期待できる。本講演では、特に新型原子炉を中心に、最近の国際的議論や技術開発動向を紹介する。
1.カーボンニュートラルに向けた社会変革
2.変動性再エネに対応する調整力
3.新型原子炉の熱エネルギー利用
4.再エネと共存できる原子力発電に関する国際的議論
5.再エネと共存できる新型原子炉の技術開発動向
6.まとめ
7.質疑応答・名刺交換
(山野 氏)
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13:30 | 14:30
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V.太陽熱発電(CSP)および蓄熱システム(TES)のポジションと社会実装
太陽熱発電(CSP)は、変動再エネである太陽熱を集熱システムと蓄熱システムの組み合わせにより安定電源化を可能にしている。 最近では、特に蓄熱部分の低コスト化・合理化・高温化の開発・社会実装化が著しく、この蓄熱システムとPV、原子力など他の1次エネルギーとのハイブリッド化が検討されている。これらの現状と動向を紹介するとともに脱炭素社会を見据えた高温太陽熱利用水素・燃料製造開発にも触れたい。
1.太陽熱発電(CSP)の現況
2.蓄熱システムと応用展開
3.高温蓄熱利用S-to-X
4.脱炭素社会への技術実証と社会実装
5.まとめ
6.質疑応答・名刺交換
(細野 氏)
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14:45 | 15:45
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W.再エネ蓄熱発電(P2H2P)のための化学蓄熱・ケミカルヒートポンプ
カーボンニュートラル社会実現に向けた二酸化炭素排出の抜本的な削減には再生可能エネルギー(再エネ)の有効利用が重要である。主力再エネである太陽エネルギーは出力変動が大きく導入が増えるにつれ出力抑制(発電放棄)が世界中で課題となっている。この変動の吸収、平準化のためのエネルギー貯蔵機能が喫緊に求められている。電力貯蔵が候補であるが高コスト、資源制約が課題である。これに対し欧州などでは太陽エネルギーを熱として回収そして貯蔵(蓄熱)し、必要に応じて蒸気発電にて電力供給を行う再エネ蓄熱発電(P2H2P, Power to Heat to Power)が社会実装されつつある。今後の技術課題として効率的な蓄熱があり、高密度蓄熱が期待できる高温化学蓄熱に可能性がある。化学蓄熱は操作モードの選択により、熱駆動で入熱温度より高温の出力が可能なケミカルヒートポンプが可能である。P2H2Pを対象として、これらの技術について原理から応用事例までの最新情報を解説する。
1.P2H2Pと蓄熱
2.蓄熱の技術動向
(1)蓄熱の種類
〜顕熱蓄熱、潜熱蓄熱、化学蓄熱・ケミカルヒートポンプ〜
(2)高温蓄熱の技術動向
3.高温向けケミカルヒートポンプ
(1)ケミカルヒートポンプの基礎
(2)高温ケミカルヒートポンプ
(3)ケミカルヒートポンプ蓄熱材料開発事例
(4)ケミカルヒートポンプシステム開発事例
4.まとめ、開発の要点、将来展望
5.質疑応答
(加藤 氏)
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16:00 | 17:00
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X.CaO/H2O系化学蓄熱システムの開発と応用
カーボンニュートラルの実現に向けて再生可能エネルギーの導入量が急速に増えている。それに伴うエネルギー需給調整にあたり、エネルギー貯蔵のもつ大きな可能性と決定的重要性が浮き彫りとなっており、我々はそれを熱として回収して蓄え、その熱を使いたい時に利用できる新たな蓄熱技術の開発に取り組んだ。CaO/H2Oの反応を用いた蓄熱材は高耐久性と高蓄熱密度の両立に課題があったが、それを解決する新たな蓄熱材を開発した。またそれを用いた当社工場での蓄熱実証や、蓄熱発電への適用に向けた検討事例についても紹介する。
1.蓄熱技術の必要性
2.開発した蓄熱材の特徴
3.開発蓄熱材を用いた工場実証と想定効果
4.蓄熱技術の適用の可能性
5.蓄熱発電への適用に向けた蓄熱材の更なる高機能化
6.まとめ
7.質疑応答・名刺交換
(伊藤 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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