<セミナー詳細>

セミナーコード:20221209   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、待ったなしのエネルギー危機の行方、DER活用に向けたルール・制度改革動向ならびに
 東京電力パワーグリッドにおける取組み、また低圧も含めたDER/DSR最大活用、更にはEVを巻き込んだ
 フレキシブル・プラットフォームの動向などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

2023年電力・エネルギー業界の行方と
分散型電力システム・ビジネスへの取組み・展望
〜講師4名(関西電力、東京電力パワーグリッド、京セラ、大阪大学)ご登壇〜
●講 師 関西電力株式会社 ソリューション本部 シニアリサーチャー
大阪大学大学院工学研究科 招聘教授
早稲田大学先進グリッド研究所 招聘研究員
西村 陽 氏   会 場 
●講 師 東京電力パワーグリッド株式会社 事業開発室 副室長 田中正博 氏   会 場 
●講 師 京セラ株式会社
エネルギーソリューション事業部 GXビジネス開発部
部責任者
草野吉雅 氏   会 場 
  <講師紹介>
1987年4月、京セラ株式会社入社、研究開発部門に配属、通信インフラシステム開発、
ITU-T/3GPP国際標準化に従事、その後、DRシステムの開発リーダーを経て、
2019年より経営推進本部にて気候変動リスクへの対応、DR推進協議会の理事を務め
ながらGXの実現に向けた取組みを実行
●講 師 大阪大学大学院工学研究科
モビリティシステム共同研究講座 特任教授
太田 豊 氏   会 場 
●日 時 2022年 12月 8日(木) 10:20〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※プログラムT・V・Wのみアーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は39,600円となります。(※Uの視聴は出来ません)
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。
 ※会場受講・ライブ配信受講からアーカイブ受講へ変更の場合、
  開催日の4営業日前までにご連絡いただけた場合は受講料を変更いたします。
  以降は受講料の変更・返金は出来かねますのでご了承ください。
  アーカイブ受講から会場受講・ライブ配信受講へ変更の場合は、差額をご請求いたします。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
※アーカイブ受講39,600円(1名につき・消費税を含む)
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:20
|
11:50
T.2023年エネルギー危機の行方と分散型電力システムの展望
 〜制度改革、DR、蓄電池、新しいプラットフォーム〜


 世界のエネルギー危機は欧州では電気・ガスの極端な高騰、日本では需給危機と卸市場価格の高値安定による電力規制の再構築の進行という形になって進行している。欧州・日本とも解決策の一つは需要側・分散型エネルギーシステムの構築と安定供給資源としてのDERの活用であり、系統蓄電池、DRのさらなる拡大、DER活用のためのルール制度とプラットフォーム構築がもはや改革のメインストリームとなりつつある。制度とビジネス両方のイノベーションが求められる中、その概要とポイントについて紹介する。

 1.エネルギー危機の実相
  ・欧州/日本のエネルギー価格連動の脅威
  ・危機を招いた2011年以降の電力規制・市場政策の失敗
  ・小売電気事業の進化と展望
 2.安定供給システムをめぐる苦闘
  ・長期脱炭素投資電源の枠組みと難しさ
  ・原子力新規投資は進むか
 3.分散型電力システムへの道
  ・系統蓄電池
  ・DER活用のルール整備
  ・アグリゲータのビジネスプランと課題(欧州事例から)
 4.DERプラットフォーム構築への課題
  ・エネ庁分散型システム検討会
  ・EVのケースで考えるメニュー提示とビジネス展望
 5.質疑応答・名刺交換
(西村 氏)
13:00
|
14:00
U.東京電力パワーグリッドにおける分散型電源の有効活用に向けた取り組み

 カーボンニュートラルの実現、再生可能エネルギーの地産地消、レジリエンス強化の同時達成に向けては、地域の分散電源(DER)の有効活用が重要となる。東京電力PGによる地域とともに目指す“まちづくり”と、DERを活用した効率的な電力ネットワーク設備形成・運用の両立に向けた取り組みについて紹介する。

 1.エネルギー業界と東京電力PGを取り巻く環境の変化
  ・カーボンニュートラル化に伴うエネルギー需給構造の変化
  ・既存電力システムの利点と課題(需給ギャップ、系統混雑)
 2.分散型電源(DER)の有効活用とビジネスへの展開
  ・カーボンニュートラル促進の鍵を握る“地域アグリゲーター“
  ・地域の価値を向上させるDERの普及、活用
 3.DER活用の先進取り組み
  ・東京電力グループによるDER活用の各種実証(VPP、V2G)
  ・DERを活用したレジリエンス強化の取り組み
 4.地域電力ネットワークの将来像と“まちづくり”とのシナジー可能性
  ・カーボンニュートラル実現に向けた次世代グリッドの役割
  ・地域と共に目指すDERを活用したまちづくり
 5.質疑応答・名刺交換
(田中 氏)
14:15
|
15:15
V.GXを推進する需要家によるDER/DSR活用の挑戦と葛藤

 2014年、日本において低圧需要家や小口高圧需要家も含めた需要家側リソースを活用するDR実現に向けた取組みがスタート、大口需要家では有効なDRとして実装され需給安定化には不可欠となったが、2020年以降、脱炭素シフトや世界情勢の不安定化によるエネルギー危機に対して、低圧も含めたDER/DSRの最大活用に向けた『リ・スタート』する取組みについて説明する。

 1.京セラの挑戦と葛藤
  ・ERABへの挑戦
  ・分散型システムへのアプローチ
 2.需要家サイドのカーボンニュートラル
  ・気候変動リスク低減への挑戦
  ・需要家サイドの課題
 3.新たな挑戦に向けた準備
  ・DER導入再考
  ・Climate Techとアグリゲーション
 4.超分散型社会への道程
  ・分散型社会システムにおけるGX推進の課題
 5.質疑応答・名刺交換
(草野 氏)
15:30
|
16:30
W.電気自動車(EV)を巻き込んだフレキシブル・プラットフォームの動向

 DERのなかでも出力(ΔkW)/容量(kWh)/応答性すべてに優れたフレキシブル・リソースの一つとなることが期待されているEVについて、EVや充電インフラの技術開発動向や国内外での実証・パイロット、データ連携やオープンソースのトレンドとからめたスマートシティへの展開など、昨今の技術動向やケーススタディについてまとめます。

 1.Vehicle Grid Integrationとフレキシブル・プラットフォーム
 2.EVをめぐるハードウェア・ソフトウェアの技術開発動向
 3.その先にあるスマートシティの構想
 4.大阪大学におけるケーススタディ
 5.質疑応答・名刺交換
(太田 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。