<セミナー詳細>

セミナーコード:20230217   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、バイオメタネーション・バイオメタン(バイオLNG)も含めたバイオガスに関する事業動向ならびに
 要素技術開発・取組み事例、また排水や廃棄物などのバイオマスからエネルギー回収が可能な嫌気処理技術
 などについて、斯界の第一線でご活躍中の講師陣から詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

−脱炭素・カーボンニュートラルに寄与する−
バイオガス・バイオメタン(バイオLNG)に関する事業・要素技術と
エネルギー回収型嫌気処理プロセスの開発動向
●講 師 Daigasエナジー株式会社
ビジネス開発部 シニアエキスパート
大隅省二郎 氏   会 場 
●講 師 エア・ウォーター株式会社
資源循環ユニット GI推進部 部長
保井聖一 氏   会 場 
●講 師 住友重機械工業株式会社
技術研究所 環境・エネルギーグループ Ph.D
清川達則 氏   会 場 
●日 時 2023年 2月 17日(金) 10:45〜16:15
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:45
|
12:15
T.Daigasグループのバイオガス技術と事業動向

 2050年カーボンニュートラル実現へ向けての動きが加速している中、バイオガスは地産地消のCO2フリー燃料として重要である。バイオガスと一口に言っても、原料によって発生する技術が異なり、また、利用方法によって利用に必要な精製度合い、精製技術も異なる。本講演では、バイオガスの製造から利用までの技術や課題を概観した上で、Daigasグループが開発したオンサイト型バイオガス化装置「D-Bioメタン」、PSAと膜を併用するハイブリッド精製技術を中心にバイオガス製造技術、バイオガス精製・貯蔵技術を紹介する。また、バイオガスの活用事例、およびカーボンニュートラルな都市ガスの社会実装を目指して実施予定のバイオガスからのe-methane製造実証事業計画、海外でのバイオガス利用の検討事例について紹介する。

 1.Daigasグループのご紹介
 2.DaigasグループのカーボンニュートラルビジョンとJGAのカーボンニュートラルチャレンジ
 3.バイオガス利用状況や課題の概観
 4.バイオガス利用技術の概要:精製〜利用まで
 5.バイオガス発生技術
  ・オンサイト型小型バイオガス化装置:D-Bioメタン
  ・超高温可溶化技術:メタソリューション®
  ・高塩分高アルカリ廃液のUASB処理:D-Aqua
  ・SSや油を含む排水のバイオガス化:ハイブリッドダイジェスター®
 6.バイオガス精製・貯蔵技術
  ・ハイブリッド精製技術(PSA+膜)
  ・バイオガス吸着貯蔵技術
 7.活用状況
  ・都市ガス導管への注入
  ・FIT事業(ガスエンジン発電、ガスエンジンと太陽光のW発電)
  ・先導的廃棄物処理実証事業:バイオガストラックによる生ごみ収集実証
  ・大阪・関西万博:生ごみからのバイオガスメタネーション実証
  ・下水道応用研究:下水処理場におけるバイオメタネーション実証
  ・海外でのバイオガス利用:インドネシアでの検討例
 8.質疑応答・名刺交換
(大隅 氏)
13:30
|
15:00
U.カーボンニュートラルに貢献するエア・ウォーターのバイオガス関連事業への取組み

 エア・ウォーターは北海道鹿追町において環境省委託業務の地域連携・低炭素水素技術実証事業で実証した「家畜ふん尿由来水素サプライチェーン」の実用化や、環境省 令和3・4年度 地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業において家畜ふん尿由来の「液化バイオメタン」(LBM:Liquefied Bio Methane)の製造・利用に関する実証を行っている。本講演では、実証事業の成果について概説するとともに、現在の事業と今後の展望について紹介する。また、エア・ウォーターグループの取り組みの中から北海道でのバイオガス関連事業を紹介する。

 1.しかおい水素ファーム
 2.液化バイオメタン(LBM)サプライチェーンモデル
 3.小型低コストバイオガスプラントの開発
 4.中・大型バイオガスプラントの構築
 5.バイオガス事業可能性の調査事例
 6.メタン発酵副産物(消化液、再生敷料)の利活用
 7.課題と今後の展望
 8.質疑応答・名刺交換
(保井 氏)
15:15
|
16:15
V.嫌気処理からのエネルギーおよび資源回収技術

 脱炭素社会へ向けた動きが加速する中、排水や廃棄物などのバイオマスからエネルギー回収が可能な嫌気処理はますます重要な技術として注目されている。住友重機械工業では嫌気処理で発生する硫化水素を利用した発電技術について開発を行ってきた。本技術についての解説と今後の展望について紹介する。

 1.住友重機械工業の環境対応に向けた取り組み
 2.技術背景
 3.嫌気処理水からの発電技術
 4.硫黄資源回収への応用
 5.課題と展望
 6.質疑応答・名刺交換
(清川 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。