<セミナー詳細>

セミナーコード:20230411   このセミナーの受付は終了しています


ただ今受付中! 2024年4月12日「熱電発電のモジュール/技術開発と応用・適用動向」セミナーはこちら


      ※別画面で開きます
★脱炭素、CO2フリー電力調達への意識の高まりもあり、熱電発電が注目されています。
★本セミナーでは、各企業における熱電モジュールやシステムの特徴、排熱回収・排蒸気利用などの実証・適用事例、
 また、最近劇的に向上している熱電材料の進化を発電の応用につなげるポイントなど、斯界の最前線でご活躍中の
 講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

熱電発電の技術/システム開発と応用・適用動向
〜講師4名(KELK、白山、ヤンマーホールディングス、
産業技術総合研究所 太田道広 氏)ご登壇〜
●講 師 株式会社KELK 熱電発電事業部 グループ長 牧野一也 氏   会 場 
●講 師 株式会社白山 R&D本部 本部長 内田健太郎 氏   会 場 
●講 師 ヤンマーホールディングス株式会社
技術本部 中央研究所 基盤技術研究センター
畑迫芳佳 氏   会 場 
●講 師 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
ゼロエミッション国際共同研究センター
熱電変換・熱制御研究チーム長
太田道広 氏   会 場 
●日 時 2023年 4月 19日(水) 10:00〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
11:15
T.熱電発電実証事例と応用製品の展開

 現在の熱電変換の主な用途は、冷却・温調である。その製品はペルチェ素子として一般に知られ、民生から研究・産業用途まで様々な分野で使われている。全く同じ製品で、逆作用として熱から発電をすることが出来るが、その実施例はまだ特殊な事例に止まっている。しかし近年、脱炭素への意識の高まりと共に、この作用を利用して、電力回収しようという試みが盛んになっている。特に工場の鍛造・鋳造工程や熱処理炉などでは稼働時に多くの熱が発生しており、省エネルギー化に向けて、この未利用熱の有効活用が課題となっています。KELKでは環境中に捨てられている未利用熱に着目し商品化に取り組んでいる。 本講演では熱電変換の特徴を活かした各適用分野における実証事例と応用製品の展開について述べる。

 1.はじめに;(株)KELKの紹介
 2.KELKの熱電発電モジュール
 3.熱電発電の適用分野
 4.産業排熱回収
  〜工業炉などからの排熱回収実証事例、耐久性とシステムコスト
 5.自立電源
  〜自立電源用モジュールの開発と適用事例
 6.エネルギーハーベスティング
  〜熱電EHデバイスの開発と製品展開、設備モニタリング事例
 7.まとめ、今後の展望
 8.質疑応答・名刺交換
(牧野 氏)
11:30
|
12:45
U.環境調和型熱電変換モジュールと排蒸気を有効利用する
  ハイアベイラビリティ排熱発電システムの開発


 熱電発電技術を実用化するためには、2つの課題を解決する必要がある。 1つは、レアメタルを使用しない熱電変換材料であり、もう1つは熱電発電システムの開発である。 本講演でレアメタルフリーのマグネシウムシリコンスズ材料及び本材料を用いたモジュールと排蒸気用の排熱発電システムの現状と課題について説明する。

 1.はじめに(株式会社白山)
  1.1 会社概要
  1.2 熱電開発の取り組み
 2.排熱発電の課題
 3.環境調和型熱電変換モジュールMagSino™
 4.凝縮潜熱回収型熱電発電ユニット
 5.センサー用独立電源型排熱発電ユニット SteamBattery®
 6.kW級ハイアベイラビリティ排熱発電システム
 7.今後の展開
 8.質疑応答・名刺交換
(内田 氏)
14:00
|
15:15
V.サーモサイフォン式熱交換器を用いたkW級熱電発電システムの開発

 kW級の熱電発電には、熱電モジュールへの高い熱輸送能力、長時間運転に耐える高い信頼性、既存設備への高い施工性が求められる。 本セミナーでは、熱輸送能力の高いサーモサイフォン式熱交換器や、信頼性ならびに施工性の高いユニット構造を紹介し、kW級熱電発電システムの構成や実証事例、今後の展望について述べる。

 1.はじめに
 2.熱電発電システムの市場とCO2排出削減ポテンシャル
 3.サーモサイフォン式熱交換器を用いた熱電発電ユニットの開発
  3-1 熱輸送能力の高いサーモサイフォン式熱交換器
  3-2 信頼性の高いユニット構造
  3-3 施工性の高いユニット構造
 4.kW級熱電発電システムの構成と出力の拡張性
 5.kW級熱電発電システムの実証事例
 6.電力量料金から考える熱電発電システムの投資回収性
 7.今後の展望
 8.質疑応答・名刺交換
(畑迫 氏)
15:30
|
16:45
W.熱電材料の進化を熱電発電の応用につなげるには

 近年、材料科学の進展に伴い熱電材料の性能は劇的に向上している。しかし、この熱電材料の発展が熱電発電の幅広い市場形成に結びついていない。 本講演では、材料開発、モジュール開発、製品開発の間にある技術的な死の谷を議論して、熱電材料の進化を熱電発電の応用につなげるためのポイントについて考える。

 1.材料科学の発展がもたらした熱電材料の高性能化
  1-1 既存の熱電材料
  1-2 近年開発された新規熱電材料
 2.熱電性能指数zT以外に大切な開発ポイント
  2-1 zTと熱電変換効率
  2-2 電極との接合技術
  2-3 熱膨張係数、機械特性など
 3.内燃機関を対象とした熱電モジュールの開発事例を例に
 4.評価技術の重要性
 5.まとめと今後の展望
 6.質疑応答・名刺交換
(太田 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。