<セミナー詳細>

セミナーコード:20230413   このセミナーの受付は終了しています

★本セミナーでは、プログラムTでは、商船三井における海洋温度差発電(OTEC)への取り組みと今後の展開、
 プログラムUでは、わが国初の大規模潮流発電実証事業の成果と今後の展望・課題、Phase2の取組み、
 プログラムVでは、三井E&Sグループによる機械式波力発電の実証試験について、斯界の最前線でご活躍中
 の講師陣に詳説頂きます。
★各プログラムのみのご受講も受け付けております。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

海洋温度差・潮流・波力発電に関する事業性と取組み・展望
〜4名【商船三井、ゼネシス、九電みらいエナジー、
三井造船昭島研究所】の講師がご登壇〜
●講 師 株式会社商船三井
ウェルビーイングライフ営業本部
ウェルビーイングライフ事業統括部
新規事業創成チーム
チームリーダー
松岡哲史 氏   会 場 
●講 師 株式会社ゼネシス
海洋エネルギー開発部 OTECエンジニアリング部
取締役 部長
渡辺敬之 氏   会 場 
●講 師 九電みらいエナジー株式会社
常務取締役執行役員 事業企画本部長
寺ア正勝 氏   会 場 
●講 師 株式会社三井造船昭島研究所 技監 宮島省吾 氏   会 場 
●日 時 2023年 4月 13日(木) 10:40〜16:40
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料 ◆1日受講(プログラムT.U.V) 49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
 (各プログラムで受講者が異なる場合でも可)
◆プログラムTのみ受講       22,000円【1名につき】
◆プログラムUのみ受講       22,000円【1名につき】
◆プログラムVのみ受講       22,000円【1名につき】
 (T.U.Vの何れかを受講の方は申込フォームの通信欄にその旨ご記入の上、
  お申込下さいませ。)
※上記全て、テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:40
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12:10
T.商船三井における海洋温度差発電への取り組みと今後の展開

 海洋温度差発電(OTEC)は海洋再生可能エネルギーの1つであり、商用化には至っていないものの、技術面では日本が世界をリードしながら開発が行われています。
 商船三井は、株式会社ゼネシスや佐賀大学とともに、OTECの事業化に向けた取り組みを沖縄県の久米島等で進めています。
 今回はOTECを取り巻く状況、技術面、事業化に向けた課題等について詳説します。


※(株)ゼネシス 渡辺様の講演は都合により、事前収録の動画をセミナー当日に会場および
  オンラインで公開となる可能性がございます。


 1.OTECを取り巻く状況
  (1)OTECの仕組み(概要)
  (2)OTECの特徴・適地
  (3)世界におけるOTECの取組み状況
 2.OTECの研究開発
  (1)これまでの研究成果
  (2)環境省実証事業への取組み
  (3)今後の課題
 3.OTECの事業化に向けた取組み
  (1)現在進行中のプロジェクト
  (2)今後のターゲット地域
  (3)海洋深層水の活用
 4.OTECを事業化する際のハードル
  (1)系統連系
  (2)取水管の導入
 5.質疑応答・名刺交換
(松岡 氏)(渡辺 氏)
13:30
|
15:00
U.わが国初の大規模潮流発電実証事業の成果と今後の展望・課題、
  Phase2の取組みについて


 当社は「再エネは陸から海へ」という観点から海洋再エネの取組みに注力しています。その一環として環境省より委託を受け長崎県・五島市奈留瀬戸においてわが国初となる大規模潮流発電の実証事業に取り組み所定の成果を残し、現在は潮流発電機のフルスペックへの改造と系統連系等を行うphase2に取り組んでいます。わが国の再エネ拡大に海洋利用が益々期待される中、本実証事業の成果と気づき、今後の実用化に向けた展望と課題について詳説させていただきます。

 1.弊社の概要と海洋再エネの取り組みの視点
 2.潮流発電の仕組みと特徴
 3.五島市・奈留瀬戸における実証事業の取組み(phase1)
 4.本事業の成果と気づき、今後の課題
 5.phase2の取組みフルスペックへの改造によるセミコマーシャル化
 6.質疑応答・名刺交換
(寺ア 氏)
15:20
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16:40
V.三井E&Sグループによる機械式波力発電の実証試験について

 我が国は世界に先駆けて振動水柱(OWC)式波力発電装置の研究開発を行い、1970年代から1990年代まで浮体方式、沿岸設置方式の実証試験が活発に行われた。しかしながら、入射波の周期変化に応じた装置の波パワー変換性能の変更が難しいこと、波パワーを一旦空気流に変換してタービン発電機を駆動することによる効率低下という問題があった。
 三井E&S(MES)グループでは、浮体フロートを用いて波パワーを直接電力に変換する「機械式波力発電装置」を開発し、NEDOとの共同研究として浮体方式の機械式波力発電システムの実証試験を2017年に神津島沖で実施した。さらに、環境省の委託事業として沿岸着底方式の実証試験を2018年に大洗漁港沖で実施した。本装置では、入射波の代表周期に応じて浮体フロートの固有周期を変更する「同調制御」を組み込んでいる。
 本講演では、MESグループが実施した実証試験と三井造船昭島研究所で行った水槽試験について紹介するとともに、波力発電事業化に関する課題を説明する。


 1.我が国における振動水柱(OWC)式波力発電装置の主な実証試験
 2.OWC式波力発電装置の課題
 3.機械式波力発電装置の研究開発
 4.浮体方式の実証試験について
 5.沿岸着底方式の実証試験について
 6.波力発電事業化に関する課題
 7.質疑応答・名刺交換
(宮島 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。