<セミナー詳細>

セミナーコード:20230812   このセミナーの受付は終了しています


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★本セミナーでは、「脱炭素先行地域」を主に取り上げ、第1回〜3回の評価の中身(選定結果の詳細分析)から、
 第4回以降の選定ポイント、また選定後の取り組みや地域新電力に必要な新しい役割などに至るまで、斯界の
 最前線でご活躍中の北村氏、若林氏、両講師から詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

注目の脱炭素先行地域、選定のポイントと選定地域での実際の取り組み
〜残る応募回数への重要チェックとカギを握る地域新電力の新しい役割〜
●講 師 日本再生可能エネルギー総合研究所 代表
株式会社日本再生エネリンク 代表取締役
地域活性エネルギーリンク協議会 代表理事
埼玉大学工学部 非常勤講師 
北村和也 氏   会 場 
  <主な活動>
・再生エネビジネスなどの民間企業へのコンサルティング、自治体のアドバイザー
・脱炭素実現への企業や自治体のサポート、関連ビジネスのコンサルティング
・再生エネの普及のための国内外情報の収集と発信
・再生エネ、脱炭素に関する公開、社内セミナーと講演、執筆

<講師紹介>
経済循環による地域活性化を目指す再生エネの利活用、脱炭素化について、
企業や自治体のアドバイス、サポートを行っています。
ドイツの居住経験をバックに、欧米の再生エネ普及の実際や各種情報、
ドイツのシュタットヴェルケなど各種制度に精通しています。
●講 師 久慈地域エネルギー株式会社 代表取締役社長 若林治男 氏   会 場 
●日 時 2023年 8月 17日(木) 10:50〜16:20
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【講師の言葉】

 エネルギー費高騰など激動の情勢の中、脱炭素と再生エネ拡大の重要性は増す一方です。カーボンニュートラルは検討から実現段階に進み、取り組みが地域や企業の将来を決めます。再生エネ拡大のベースはローカルにあり、地域脱炭素こそが基本です。
 本セミナーでは、政府の進める脱炭素ロードマップの重要施策、「脱炭素先行地域」を主に取り上げ、これまでの結果分析や今後の選定ポイントを解説します。さらに、選定後の取り組みや地域新電力に必要な新しい役割についても具体例を挙げて示します。

【プログラム】

 昨年から始まった脱炭素先行地域は、すでに62か所が選定されました。自治体や企業にとって再エネ交付金という大きな支援が得られる絶好のチャンスです。選定結果の詳細な分析と共に、第4回以降の応募の重要なポイントを解説します。


T.意外に理解されていない、第1回〜第3回の評価の中身
 〜脱炭素先行地域のハードルは本当に上がっているのか?

10:50〜11:50(60分)(北村 氏)


 脱炭素先行地域の成り立ちと選定結果の総評に、ほぼすべての選定のための要素が書き込まれています。しっかり読み込み分析することこそ、選定への近道です。選定漏れの例も含めて解説します。

 1.まず知るべき、脱炭素先行地域とは何か
  ・脱炭素先行地域が生まれた理由と目指すもの
 2.第1回〜第3回の選定結果が示す、可否の分かれ目
  ・選定結果の分析:繰り返し読み込むべき評価委員会の総評
  ・選定漏れが示す応募重要事項、なぜあの提案は評価されなかったのか



U.第4回以降の選定への対策

13:00〜14:00(60分)(北村 氏)


 初期のモデルが次々埋まる中、新しい条件も加わりました。提案に当たっての重要なポイントを整理します。

 1.第4回以降に求められる提案内容
  ・新しい選定条件「重要選定モデル」への対応と狙い目の空白地域
  ・2030年中間目標に向けての再生エネ量の確保
 2.提案に当たっての最終チェックポイント
  ・評価委員会が示す条件の変化に対応できているか、チェックリスト



V.地域脱炭素の実現方法と地域新電力に求められる新しい役割

14:10〜15:10(60分)(北村 氏)


 脱炭素先行地域は、2030年の中間目標達成のための政府の新しいツールです。同様に、地域新電力も地域脱炭素の中心的なプレーヤーのひとつとして、新しい役割が求められています。これまでの小売事業者の枠を超え、PPAでの核やDRなどでのアグリゲーターなどが期待されます。地域内でのコラボの実際や地域新電力の新しい事業モデルを具体的に紹介します。

 1.動き出した地域新電力の新しい事業展開
  ・先行地域でも求められる、地域主体のPPAの作り方
  ・各地で進む地域内コラボの実際
   (自治体、地元金融、技術ベンチャー、省庁の出先機関など
 2.期待される地域での新しいエネルギービジネスと地域新電力
  ・DR、蓄電池、EVなどを使ったDERと省エネやエスコ事業の実際



W.脱炭素先行地域、地域新電力としての選定への協力と実施での役割の実際

15:20〜16:20(60分)(若林 氏)


 脱炭素先行地域への応募は第3回から、民間の共同提案が必須となりました。岩手県久慈市では、地元の自治体新電力の久慈地域エネルギー(株)と共同して提案を行い、第2回に選定されました。選定後は、地元のPPAなどの再生エネ拡大の取り組みが急速に進められています。選定された地域ならではの提案作成の実際や得られるメリット、選定後の地域脱炭素実現の苦労や具体的な取り組み内容を紹介します。

 1.岩手県久慈市の第2回選定で、久慈地域エネルギーが果たした重要な役割
  ・提案内容と共同提案者(地銀+自治体新電力)の有効なサポート
  ・第1回応募での落選と2回目選定の差は、どこにあったのか
 2.選定されてはじめてわかる、脱炭素先行地域の実際
  ・実感される選定の大きなメリット
  ・今後のスケジュールと実施に当たっての課題は何か



X.質疑応答(適宜)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。