●講 師 |
茨城大学 工学部 機械システム工学科 教授 カーボンリサイクルエネルギー研究センター長 |
田中光太郎 氏 会 場 |
●講 師 |
千代田化工建設株式会社 技術開発部 プロセス開発セクション シニアコンサルタント |
蛙石健一 氏 会 場 |
●講 師 |
千代田化工建設株式会社 フロンティアビジネス本部 テクニカルアドバイザー |
細野恭生 氏 会 場 |
●講 師 |
住友重機械工業株式会社 技術本部 技術研究所 環境・エネルギーグループ 主席研究員 |
鈴木 崇 氏 会 場 |
●講 師 |
イーセップ株式会社 代表取締役社長 |
澤村健一 氏 オンライン (8/9更新) |
●日 時 |
2023年 8月 22日(火) 10:00〜16:45 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。
※アーカイブ受講可能 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
1.受講料は同額となります。
2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
3.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。
|
●受講料 |
49,940円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円) ※テキスト代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
10:00 | 11:00
|
T.熱機関での利用を考慮したCO2と再生可能エネルギーから作る合成燃料
〜カーボンリサイクルエネルギー研究センターの取り組みを含めて〜
茨城大学カーボンリサイクルエネルギー研究センターでは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、電化ができず、対応技術が存在しない燃料・熱利用領域のカーボンリサイクル技術を開発することを目的に研究を行っています。これまで、CO2・水素からの燃料合成、水素・アンモニア・合成燃料の利用に関する研究を推進してきており、これらにCO2回収に関する研究を新たに実施することにより、CO2を資源と考えるカーボンリサイクル(回収・合成・利用)に関する一気通貫した研究を推進してまいります。本講演では、カーボンリサイクルエネルギー研究センターの取り組みについてご紹介するとともに、熱機関に最適な合成燃料についてお話いたします。
1.カーボンリサイクル技術の必要性
2.カーボンリサイクル研究センターの取り組み
3.熱機関の再確認
4.燃料の燃焼反応
5.熱機関の高効率化に資する燃料
6.燃料合成に向けた触媒研究の一例
7.燃料利用の視点から燃料合成に期待すること
8.まとめ
9.質疑応答・名刺交換
(田中 氏)
|
11:15 | 12:15
|
U.CO2原料メタノール/DME合成技術の現状と展望
脱炭素化社会実現のため実効性のあるカーボンリサイクル技術の重要性が求められている。メタノール及びその誘導体であるDMEは、回収CO2とクリーン水素から合成でき、そのものが基礎化学品・燃料であると同時に多くの中間・最終製品の原料となるキー物質である。これら物質の製造技術の概観や今後の役割・展開について紹介したい。
1.CO2資源化とカーボンリサイクル/メタノールエコノミー
2.CO2資源化技術
(1)合成ガス
(2)メタノール
(3)DME
3.マーケットと経済性
4.開発・事業化動向
5.今後の展開
6.質疑応答・名刺交換
(蛙石 氏)
|
13:15 | 14:15
|
V.CO2原料合成液体燃料製造のサプライチェーンと持続可能性
既存の液体化石燃料(ガソリン、軽油、ジェット燃料等)をクリーン水素と回収CO2を原料とした合成液体燃料で代替できれば既存の石油供給設備や利用側の輸送移動体を最大限に活用することにより、より早くて実効性のある運輸部門のカーボンニュートラル展開が可能となる。ここでは、合成液体燃料への一貫製造プロセスをサプライチェーンとして俯瞰し、その意義と課題につき国際的な展開状況も踏まえて紹介する。
1.合成液体燃料が求められる背景
2.CO2原料合成液体燃料製造のサプライチェーン
(1)水素/CO2
(2)DMC/DME/MTG
(3)FT燃料
3.持続可能性と事業性評価
4.開発・事業化動向
5.今後の展開
6.質疑応答・名刺交換
(細野 氏)
|
14:30 | 15:30
|
W.二酸化炭素を含む合成ガスからの液状炭化水素合成
カーボンリサイクルに向けてCO2を炭素源として有効利用する技術が注目されている。CO2を炭素源とするFT合成によって灯油、ジェット、軽油相当の燃料成分に変換することができれば、現在流通している移動体燃料と組合わせるなどエンドユーザーの負担を抑制出来る可能性がある。本講演ではCO2をフィードに組込んだFT合成を含め、当社での取組事例の一部を紹介する。
1.FT反応およびFT反応に活性を示す触媒系
2.FT合成のコマーシャルプラント
3.CO2を組み込んだFT反応
4.燃料コスト、課題
5.質疑応答・名刺交換
(鈴木 氏)
|
15:45 | 16:45
|
X.膜テクノロジーでCO2から合成燃料(e-fuel)を高効率に作る
e-fuelなどのカーボンニュートラルな液体合成燃料は近年急速に需要が高まっているが、コスト低減が必須である。
本セミナーでは、膜テクノロジーを活用した次世代型e-fuel合成プロセスの開発動向について概説する。
1.e-fuel合成プロセス
(1)コスト構造
(2)FT合成経由
(3)メタノール合成経由
2.分離膜を活用したe-fuel合成プロセスの高効率化
(1)膜テクノロジー活用のメリット
(2)FT合成への膜テクノロジー適用例
(3)メタノール合成への膜テクノロジー適用例
3.質疑応答・名刺交換
(澤村 氏)
|
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
|