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T.バイオマスからの高濃度水素ガス化の原理と発電用ガス化システムとの違い
バイオマスの熱分解ガス化はFIT発電を中心に国内で200基あまりの稼働が確認されている。しかしその大多数は欧州から輸入されたダウンドラフト式ガス化であり、発電に特化したシステムとなっている。一方国内では間接式のガス化システムを使用し、バイオマスから高濃度水素を含む熱分解ガスを得る開発が盛んに行われている。これにより電解水素より安価なコストでグリーン水素を得ることが可能となる。ここでは高濃度水素を得るためのガス化システムについて解説する。
1.従来の直接ガス化システムと高濃度水素を得るための間接ガス化システムの違い
2.間接ガス化の原理と種類
3.間接ガス化システムの事例
4.質疑応答・名刺交換
(笹内 氏)
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U.ロータリーキルン式小型間接ガス化システム
バイオマス発電の歴史は“タールとの闘い”であると言っても過言ではありません。当社は発電のみならずBTLシステムの開発を創業当初から目指しましたので、結果として小型であってもタールフリーで高カロリー・高水素濃度、かつその濃度比がH2:CO=2:1である生成ガスを改質プロセス無しのシングルプロセスで実現するガス化法を確立しました。
1.タールフリーガス化法の概要と開発経緯
2.当社ガス化システムの特徴
3.水素社会実現に向けた広範なアプリケーションの組み合わせが可能
4.質疑応答・名刺交換
(橋本 氏)
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V.バイオマス(有機系廃棄物等)のガス化グリーンエネルギー変換システム
バイオマスガス化エネルギー化においては、投入物は木質系、生成物は電力が主流である今、弊社は、投入物は多様なバイオマス(有機系廃棄物等)、生成物は、より広いグリーンエネルギー(グリーン水素、グリーン電力、グリーン液体燃料、グリーンバイオ炭等)に変換するプロセス・システムを構築した。地球温暖化対策、廃棄物問題、エネルギー問題を持続可能な事業として構築可能な事業採算性の高い弊社独自特許技術を紹介する。
1.バイオマス_エネルギー化一般的な変換プロセスでの本プロセスの位置付け
2.バイオマス(有機系廃棄物)グリーンエネルギー変換プロセス概要
3.バイオマス(有機系廃棄物)グリーンエネルギー変換システム特徴
4.グリーンエネルギー変換システム設備検討・事業採算性・試算ポイント
5.会社概要
6.質疑応答・名刺交換
(坂本 氏)
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W.多種多様なバイオマスを活用した外熱式水蒸気改質ガス化法による
水素高含有ガス生成システム
当社が創業以来開発してきた、ライフサイクルの循環の中で生じるエネルギー源として再利用が困難な、多種多様なバイオマス(セルロース及びリグニン系)を外熱式水蒸気ガス化法によってガス化し、その生成ガスの活用方法として、生成ガス直接利用、自家発電、液体燃料合成など、それぞれのパターンを紹介するとともに、将来に向けた次世代エネルギーへの可能性を紹介する
1.多種多様なバイオマスが活用可能な外熱式水蒸気ガス化法システムの特徴
2.ガス化システムに生じる問題とその解決方法
3.生成されたバイオマスガスの成分と活用の可能性
4.バイオマス由来の液体燃料及び水素
5.会社概要
6.質疑応答・名刺交換
(平本 氏)
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X.2塔流動床方式による千数百〜数千Nm3/hクラスガス化システム
バイオマスから水素リッチなガスを得る技術はいくつかあるが、当社がオーストリアから導入して商用機展開している2塔流動床によるガス化技術において日本の木質バイオマスとの相性の良さが示されたので紹介する。
1.当社の紹介
2.ガス化炉の概要
3.タール対策の基本思想と設備の概略フロー
4.触媒作用を引き出すポイント
5.今後の展開
6.質疑応答・名刺交換
(杉山 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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