●講 師 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サイエンスソリューション部 上席主任コンサルタント |
仮屋夏樹 氏 会 場 |
●講 師 |
Hitz日立造船株式会社 脱炭素化事業本部 脱炭素化システムビジネスユニット PtG技術部 PtG開発グループ長 |
泉屋宏一 氏 会 場 |
●講 師 |
ティッセンクルップ・ニューセラ株式会社 グリーン水素事業開発&営業グループ グループマネージャー |
村山凡子 氏 会 場 |
●講 師 |
ENEOS株式会社 中央技術研究所 先進技術研究所 水素キャリアグループ 上席担当マネージャー |
山田和弘 氏 会 場 |
●講 師 |
株式会社テクノバ 研究部 研究第3グループ 上級主席研究員 |
丸田昭輝 氏 会 場 |
●日 時 |
2024年 2月 14日(水) 10:00〜16:50 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※プログラムUのテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※プログラムT・V〜Xのテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。
※アーカイブ受講可能 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
1.受講料は同額となります。
2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
3.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。
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●受講料 |
49,940円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円) ※テキスト代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
10:00 | 11:00
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T.水電解技術・グリーン水素製造に関する最近の世界動向
2020年代、世界は劇的なエネルギー情勢の変化に直面することとなった。カーボンニュートラル(CN)に向けた取り組みの全世界的な加速に加え、ポストコロナの経済復興を目指した各国の大規模投資政策、さらにはロシアのウクライナ侵攻に伴う資源・エネルギーの逼迫・高騰、エネルギー・経済安全保障の重要性の高まりといった潮流は、現在そして将来のエネルギーシステムに対し抜本的な変革を迫っている。
その中でCN時代のキーデバイスとしての水電解とグリーン水素製造が急速に脚光を浴びている。 諸外国は将来の水電解・グリーン水素産業で覇権を握るべく、意欲的な目標と強力な投資計画を相次いで発表している。 我が国としても戦略と打ち手が求められる局面である一方で、現状グリーン水素の本格普及には技術面・制度面双方で課題が残されているのも事実である。
本講演では、近年動きの著しい水電解技術・市場の海外動向を概観するとともに、今後の普及に向けた課題と展望を紹介したい。
1.グリーントランスフォーメーション時代の水素 -諸外国の調達戦略-
(1)なぜ水素なのか? -GX時代の水素の役割-
(2)諸外国の水素調達戦略 -水素貿易の兆しとサプライチェーンの多様化-
(3)日本の水素戦略
2.潜在市場での先陣争い -諸外国の水電解産業戦略-
(1)グローバルでの水電解装置の供給見通し
(2)諸外国の水電解関連の政策動向
(3)国内外主要プレーヤーの水電解装置の開発動向
3.資源リスクと次世代技術 -諸外国のR&D戦略-
(1)水電解本格普及に向けた課題 -GX時代の資源リスク-
(2)諸外国の水電解R&D戦略 -次世代技術への期待-
4.まとめ -日本への示唆-
(1)国内におけるPower to Gasの価値
(2)機会と課題
5.質疑応答・名刺交換
(仮屋 氏)
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11:15 | 12:15
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U.Power to Gas技術開発の取組(PEM型水電解・メタネーション)
カーボンニュートラル社会実現のためには、化石燃料から再生可能エネルギーへの転換が必要である。再生可能エネルギー電力の貯蔵・輸送・利用のためのPower to Gas技術について説明する。再エネからグリーン水素に変換するPEM型水電解技術、さらにグリーン水素を既存の天然ガスインフラに適用可能なメタン燃料に変換するメタネーション技術について、技術開発の取組み、今後の展開について紹介する。
1.はじめに
(1)カーボンニュートラル
(2)化石燃料からの再生可能エネルギーへの転換の課題
(3)電力貯蔵技術としてのPower to Gas
2.再生可能エネルギーからのグリーン水素製造技術
(1)固体高分子水電解技術の概要
(2)日立造船における固体高分子水電解装置開発の取り組み
(3)固体高分子水電解装置の適用例
(4)固体高分子水電解の課題・展望
3.グリーン水素を用いたCO2のメタネーション技術
(1)メタネーション触媒・プロセスの概要
(2)日立造船グループのメタネーション開発の取り組み
(3)メタネーションの実証例
(4)メタネーション技術の課題・展望
4.今後の展開
5.質疑応答・名刺交換
(泉屋 氏)
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13:20 | 14:20
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V.大規模水電解(scalum)によるグリーン水素製造
ティッセンクルップ・ニューセラは、電解プラントのリーディングサプライヤーとして、数年で既に3GW超の水電解の受注を獲得しており、世界的な脱炭素の潮流の中で、食塩電解でのこの半世紀の実績を迅速に追いかけています。市場の要求に応える高効率なスケールアップ技術をもって、工業規模の水素生産に対応する電解プラントを提供し、また革新的な開発及び最先端の技術の継続的な最適化に取り組んでいます。セミナーでは、この1年の成果も盛り込みながら、scalum及びその包括的ソリューションについて紹介する。
1.会社概要
2.水電解事業のこれまでの歩みおよび成果
3.scalumのご紹介
4.プロジェクトの実績
5.将来に向けた技術開発
6.ライフサイクルサービス
7.今後の展望
8.質疑応答・名刺交換
(村山 氏)
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14:35 | 15:35
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W.新規な水素キャリア電解合成法の開発と海外実証
再生可能エネルギーが豊富な海外からエネルギーを大量に日本に運ぶ手段として、メチルシクロヘキサン(MCH)などの水素キャリアが期待されている。ENEOSではMCHを、電解によって直接合成する新しいプロセス(Direct MCH®)を見出し、商用化に向けた電解槽開発と、海外での実証を並行して進めている。 本講演では、Direct MCH®用電解槽の開発状況と豪州ー日本でのグリーン水素サプライチェーン実証について紹介する。
1.ENEOSグループの長期ビジョン
2.Direct MCH®プロセス紹介
3.Direct MCH®による豪州実証
4.質疑応答・名刺交換
(山田 氏)
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15:50 | 16:50
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X.海水を活用した水素製造技術開発動向
再エネからの水素製造において、必要となる水に海水を活用する研究開発や実証が行われている。 本講演では、直接海水を電解に用いる技術(海水電解)に加え、洋上のプラットフォームで水素製造を行う取り組みについて紹介する。
1.直接海水電解と間接海水電解について
2.直接海水電解の課題と研究開発状況
3.間接海水電解(洋上水素製造)の課題と研究開発状況
4.今後の展望
5.質疑応答・名刺交換
(丸田 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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