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T.東京ガスにおけるカーボンリサイクルの実用化に向けた取り組み
脱炭素社会に向けて、東京ガスでは燃料化(e-methane)、鉱物化(炭酸塩・コンクリート)等、様々なカーボンリサイクルの実用化に向けた取り組みを進めている。本講演では、カーボンリサイクルの実用化事例として、都市ガス機器の排気を活用してオンサイトで炭酸塩を製造するCO2資源化サービスの概要を中心に、東京ガスの取り組みを概説する。
1.東京ガスにおける脱炭素社会に向けた取り組み
2.都市ガス機器の排気を活用するカーボンリサイクルへの取り組み
3.CO2資源化サービスの概要
4.質疑応答・名刺交換
(川口 氏)
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11:15 | 12:15
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U.CO2の燃料および化学原料化によるカーボンリサイクルへの取り組み
いわゆるネットゼロ社会への移行に向けて、化石資源にかわりCO2を炭素源として捉え有価物として再利用するカーボンリサイクル技術の確立が必要である。触媒を使ってCO2を燃料や化学原料などの有価物に転換するCO2転換技術についてその原理と特徴を述べる。あわせてIHIが進めているCO2のメタン化によるe-methaneの製造やフィッシャー・トロプシュ反応による低級オレフィンや持続可能な航空燃料(SAF)向けの液体炭化水素合成プロセスについて紹介する。
1.ネットゼロ社会への移行に向けた動向
2.カーボンリサイクルによるCO2転換の原理と特徴
3.IHIにおけるCO2メタネーションによるe-methane製造の取り組み
4.IHIにおける低級オレフィン類,SAF合成技術の開発
5.実装に向けた課題と展望
6.質疑応答・名刺交換
(鎌田 氏)
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13:20 | 14:20
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V.溶融塩電解を利用したCO2由来固体炭素の合成
炭素材料は、石油、石炭などの化石資源を原料として合成されている。昨今のCO2排出量削減の潮流から、化石資源から脱却し、非化石資源から炭素材料を合成することが重要である。本講演では、CO2を原料として、溶融塩電解を利用し、種々の電解条件において炭素材料を合成する研究例を紹介する。
1.炭素材料の特徴と課題
2.溶融塩電解を利用したCO2分解の原理
3.溶融塩電解による固体炭素の析出例とその性状
4.社会導入に向けた検討
5.まとめと今後の展望
6.質疑応答・名刺交換
(加登 氏)
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14:35 | 15:35
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W.旭化成のカーボンリサイクルへの取り組み
旭化成はカーボンニュートラル(CN)の実現に向けた技術開発を行っており、今回はCO2ケミストリーにフォーカスし紹介する。当社CO2ケミストリーは水素に依存せず、高付加価値品であるカーボネートやイソシアネートを製造するプロセスである。本技術は独自のカルボニル基導入技術を基幹技術としたCO2を原料とする製造技術であり、再生可能原料へのマテリアルフローの変革と新しいマテリアルの創出を実現していく。本技術及び用途展開について紹介する。
1.CN関連技術の紹介
2.CO2を原料とする製造プロセスの特徴
3.カーボネート製造技術
4.イソシアネート製造技術
5.開発品の用途展開
6.質疑応答・名刺交換
(西山 氏)
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15:50 | 16:50
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X.CO2からのメタノール製造技術の課題と展望
〜環境循環型メタノール構想Carbopath™ の推進〜
三菱ガス化学は、資源開発からメタノールの製造、販売、誘導品製造に至るまで幅広く手掛ける世界で唯一のメタノール総合メーカーである。メタノールはCO2や廃棄物など様々なサステイナブル資源から製造出来ること、燃料や化学品・素材に至るまで幅広い用途を持つことから、循環経済構築のコアとなる物質として注目されている。本講演では、当社の進める環境循環型メタノール構想「Carbopath™ 」について紹介する。
1.メタノールとは
2.三菱ガス化学のメタノール事業について
3.環境循環型メタノール構想Carbopath™ とは
4.環境循環型メタノールの推進事例と今後の展望について
5.質疑応答、名刺交換
(松川 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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