●講 師 |
旭化成株式会社 環境ソリューション事業本部 グリーンソリューションプロジェクト 水電解技術開発部 製品開発Gr長 リードエキスパート(電気化学) |
内野陽介 氏 会 場 |
●講 師 |
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 再生可能エネルギー研究センター 研究チーム長 |
伊藤 博 氏 会 場 |
●講 師 |
国立大学法人東京大学 先端科学技術研究センター 教授 |
河野龍興 氏 会 場 |
●講 師 |
東北電力株式会社 研究開発センター 主席研究員 |
加藤 尚 氏 会 場 |
●講 師 |
株式会社神戸製鋼所 機械事業部門 新事業推進本部 新事業企画部 水素チームリーダー/次長 |
小林祐之輔 氏 会 場 |
●講 師 |
テュフ ラインランド ジャパン株式会社 圧力機器部 アジアパシフィック地域統括 インダストリー&サイバーセキュリティ事業部 部長 |
中尾征嵩 氏 会 場 |
●日 時 |
2024年 8月 21日(水) 10:00〜18:00 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※午前(プログラムT・U)のテキスト資料はセミナー開催日の直前にゆうパックにてお送り致し ます。
※午後(プログラムV〜Y)のテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致し ます。 ★詳しくはお申込み時にお伝え致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。
※アーカイブ受講可能 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
1.受講料は同額となります。
2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
3.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。
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●受講料 |
◆1日受講 55,000円【1名につき】 ◆午前(プログラムT・U)受講 29,700円【1名につき】 ◆午後(プログラムV〜Y)受講 44,000円【1名につき】 ※上記全て、テキスト代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
10:00 | 11:00
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T.アルカリ水電解システムAqualyzerの開発と今後の展望
旭化成株式会社は、2010年より再生可能エネルギー(再エネ)対応のアルカリ水電解技術を開発してきた。そして、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)事業による再エネを活用した水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」向けに、10MW級アルカリ水電解システムを設計開発し、2020年より本格運用を開始した。 本講演では、当社のアルカリ水電解システム”Aqualyzer™”の開発の状況と今後の展望について紹介する。
1.旭化成の電解事業
2.グリーン水素のための水電解技術
3.旭化成におけるアルカリ水電解の実証プロジェクト
4.今後の展望
5.質疑応答・名刺交換
(内野 氏)
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11:15 | 12:15
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U.アニオン交換膜水電解の概要と開発動向
グリーン水素の大規模導入に向けて世界各国で低コスト・高性能水電解技術の開発が精力的に行われているところである。アニオン交換膜(AEM)水電解は比較的最近開発が始まった技術であるが、従来の水電解装置に比べても低コスト・高性能実現の大きなポテンシャルを有する。 本講演では、従来の水電解技術と比較する形でAEM水電解装置の原理、特徴から最新の開発動向までを紹介し、その可能性と限界を概説する。
1.アニオン交換膜(AEM)水電解の原理と特徴
2.AEM水電解システム概要
3.産総研におけるAEM水電解開発
4.アニオン交換膜水電解装置の国際的開発動向
5.質疑応答・名刺交換
(伊藤 氏)
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13:15 | 14:15
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V.再エネを用いた水電解活用水素エネルギーシステム
カーボンニュートラル実現に向けて再生可能エネルギーの急激な増大が見込まれており、2030年に現在の3倍にする目標がCOP28において世界で合意されています。それに伴って、電力系統のバランスを保つための調整力が必要とされており、その解決策として水電解を用いた水素製造の利用が期待されています。また同時に再エネの出力制御も増大するため、需給調整とインバランスに及ぼす水電解の影響についての評価も必要とされてきます。 この2つの観点から、再エネを用いた水電解を活用した水素エネルギーシステムについて解説します。
1.水電解方式について
2.再生可能エネルギーの現状
3.調整力及び出力制御と水素製造
4.再エネを用いた水電解活用水素エネルギーシステム
5.質疑応答・名刺交換
(河野 氏)
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14:30 | 15:30
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W.水素製造技術を活用した再エネの出力変動対策に関する研究
再生可能エネルギーの普及拡大に伴い、電力の需給調整が課題となっている。これまで当社は、蓄電池技術を活用した対策に取り組んできたが、水素製造技術がこれらの課題に適用可能か検証することを目的として研究を実施している。具体的には、当社研究開発センター構内に試験設備(水素製造システム)を設置し、実際の再エネ発電電力を平滑化する実証研究を実施している。 本講演ではこれまでに得られた成果について紹介する。
1.再エネ普及拡大に伴う課題と対策
2.水素製造システムの概要と研究項目
3.水素製造システムの運転試験による特性評価
4.今後の課題
5.質疑応答・名刺交換
(加藤 氏)
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15:45 | 16:45
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X.工場における水電解グリーン水素を活用した水素ガス供給システムと
熱エネルギーへの水素利活用について
工場の生産活動においては、化石燃料由来の電気や熱エネルギーが大量に使われておりカーボンニュートラル化を目指すため水素などCO2フリーエネルギーの利用による脱炭素の取組が加速している。 本講演では工場向けにグリーンな水素を供給する水電解水素発生装置と液化水素を併用することで、安定し安価な水素を供給するハイブリッド型水素供給システムを紹介する。また、実機規模のボイラーおよび加熱炉に水素を供給し都市ガスと混焼または水素専焼させる水素供給・利用実証の取組について紹介する。
1.KOBELCOグループのカーボンニュートラルへの挑戦
2.ハイブリッド水素供給システム
3.燃焼式工業炉での水素利活用に向けた取り組み
4.今後の展望
5.質疑応答・名刺交換
(小林 氏)
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17:00 | 18:00
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Y.欧州における水電解装置の安全基準、要求事項と日本企業への示唆
水電解水素発生装置の製造が活発化する中で、テュフ ラインランドでは世界各国への輸出を見据えた問い合わせが増加している。水電解を用いる水素発生装置の技術的要件は国際規格ISO22734:2019に定められており、各要素としての評価とライフサイクルに対する評価の両面が求められている。その一方で、輸出する際には技術基準のみではなく各国法規も複雑に絡んでくるため、製造者からは技術要求と法規制の両面に関する説明の要望がある。 認証機関の立場から、ISO22734と欧州の規則概要を説明し、水電解水素発生装置の適合性審査に関する手順を示したい。
1.ISO22734の説明
2.欧州における水電解水素発生装置の適合手順に関する適合手順の紹介
3.質疑応答・名刺交換
(中尾 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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