<セミナー詳細>

セミナーコード:20240816   アーカイブ受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、SAF(持続可能な代替航空燃料)としての利用が注目される藻類バイオ燃料の開発、課題と今後の展開、
 様々な事業展開が可能な藻類をどのように事業化していけばよいのか、研究開発から事業化までの一連の流れに関わる
 知見、試行錯誤の取組みや、新たに有用微細藻類探索から商品化まで企画、開発を進める場合、注意する点や参考にな
 るであろうポイント、又、接触分解プロセスと植物油・微細藻類油からの炭化水素燃料製造などについて、斯界の最前線で
 ご活躍中の講師陣から詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

微細藻類の事業開発・取組み・要素技術
〜講師4名【IHI、ロート・F・沖縄、オーピーバイオファクトリー、信州大学】ご登壇〜
●講 師 株式会社IHI
事業開発統括本部 エンジニアリング部 主査
田中 浩 氏
 会 場 
●講 師 株式会社ロート・F・沖縄
代表取締役社長
中原 剣 氏
 会 場 
  ■職歴
2000年4月〜2003年3月 日本学術振興会特別研究員(DC1)
2003年4月〜2005年3月 株式会社ヴィラデストワイナリー
2006年3月〜2020年3月 株式会社ちとせ研究所(CPO:最高光合成責任者)
2020年4月〜現在 ロート製薬株式会社(アグリテック開発部部長)
2021年7月〜現在 株式会社ロート・F・沖縄(代表取締役(兼任))
■学位
博士(バイオサイエンス)
●講 師 オーピーバイオファクトリー株式会社
代表取締役
金本昭彦 氏
 会 場 
  ■職歴
1995年4月〜2001年10月 姫路気象株式会社(現姫路エコテック)
2001年11月〜2006年10月 海洋プランニング株式会社
2006年2月〜現在 オーピーバイオファクトリー株式会社(代表取締役)
2019年1月〜2022年3月 アルジー・ネクサス株式会社(代表取締役)
■学位
博士(科学技術イノベーション)
●講 師 信州大学
繊維学部化学・材料学科 講師
嶋田五百里 氏
 会 場 
●日 時 2024年 8月 28日(水) 10:00〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※プログラムUのテキスト資料はセミナー開催日の直前にゆうパックにてお送り致します。
※プログラムT・V・Wのテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
11:15
T.藻類バイオ燃料の開発、課題と今後の展開

 低炭素社会の実現のため、化石燃料の消費削減と、代替エネルギーの安定確保がますます重要になっている。特に石油由来の液体燃料はエネルギー密度が高く航空機などで大量消費されており、非化石由来の液体燃料の開発が急務となっている。 藻類バイオ燃料とは、増殖速度の優れた藻類由来の液体燃料であり、この液体燃料をSAF(持続可能な代替航空燃料)として広く利用されることを目指して開発が進められている。 本セミナーでは、まずこのSAFについて概説し、国内外の技術動向を述べた上で、藻類バイオ燃料の位置づけと今後の展望を紹介する。

 1.SAF(持続可能な代替航空燃料)について
 2.SAFの国内・海外動向と課題
 3.藻類バイオ燃料の現状と今後の展開
 4.質疑応答・名刺交換
(田中 氏)
11:30
|
12:45
U.微細藻類の高付加価値にむけた事業開発および取り組み

 地球最古の植物でありながら、最新のバイオテクノロジーによってはじめて栽培できるようになった微細藻類。微細藻類は植物に匹敵する多様性と存在量を持ち、医薬、食、農、畜産、水産、素材、化学、ハイテク等まで様々な分野への事業展開が可能な新しい資源です。注目度が上がる一方、どのように事業化していけばよいのかの具体的な事業戦略が描けず、参入に足踏みする企業も数多くいます。我々は微細藻類を新しい作物として捉え、農業の事業モデルを参考にしながら事業化に挑戦しています。 本セミナーでは微細藻類の研究開発から事業化までの一連の流れに関わる知見と併せて、試行錯誤の様子をお伝えします。

 1.微細藻類の捉え方
  ・微細藻類の資源的ポテンシャル
  ・微細藻類産業=新しい農業(Algae-culture)
 2.国内外事業化の最新動向
  ・微細藻類事業化の現状(色素/脂質/食品/飼料・餌料農業)
  ・今後事業化が進んでいく分野(医薬品、排水処理、化成品等)
 3.地域資源×微細藻類による事業化への挑戦
  ・観光農園を参考とした6次化型事業構想
  ・地域と連携したPR戦略
 4.質疑応答・名刺交換
(中原 氏)
14:00
|
15:15
V.有用微細藻類探索からスケールアップ、事業化までの実践

 政府のカーボンニュートラル宣言以降、新規事業として微細藻類を利用した開発が活発化しているが、新規素材の探索から開始して、製品まで上市した例は少ない。当社においては、オリジナルの海産微細藻類ライブラリーを構築し、そこから見出したパブロバ属の微細藻類をスケールアップ含め開発し、健康食品他の商品を上市した実績がある。 そこで、本講演においては、パブロバの開発実績を例に、新たに有用微細藻類探索から商品化まで企画、開発を進める場合、注意する点や参考になるであろう情報提供を行いたい。

 1.微細藻類ライブラリーの構築
 2.有用性の探索
 3.培養条件検討
 4.育種
 5.スケールアップ検討
 6.原料化検討
 7.最終商品企画
 8.質疑応答・名刺交換
(金本 氏)
15:30
|
16:30
W.植物油や微細藻類油からの炭化水素燃料製造

 カーボンニュートラルな社会の構築に向けてバイオマス資源を用いた石油代替が期待されており、植物や微細藻類が生産する油脂からのバイオ燃料や化学品原料の製造が注目されている。油脂は構造中に酸素を含有しているため、石油代替製品としての利用のためには脱酸素化が重要である。 本講演では、石油精製技術の一つである接触分解プロセスを用いた油脂の脱酸素化と燃料や化学品原料への転換について紹介する。接触分解を用いることで、外部水素を導入しない安価なプロセスによって油脂の転換が可能である。その脱酸素反応機構や生成物選択性の向上に向けた反応制御について、演者らの研究を中心に紹介する。

 1.油脂の脱酸素化技術
 2.トリグリセリドの接触分解反応と脱酸素反応機構
 3.様々な油脂の接触分解反応
 4.質疑応答・名刺交換
(嶋田 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 ※FAXでもお申し込みいただけます。FAXお申し込み用紙(PDF)を印刷いただき、必要事項をご記入のうえ弊社まで
  ご送信ください。(FAX番号は、お申込用紙に印刷されています)
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