【受講対象】
1.本セミナー受講対象者は、化学など設備ユーザ、エンジニアリング会社などの方で設備投資の
計画担当、見積積算、調達、設計、工事部門などに関連ある方々を対象とします。
2.特に新しくコスト関連業務に従事された方や若手技術者にお奨めです。
3.見積に関する基礎知識向上に重きをおき、国内設備のケースで説明します。
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【プログラム】
T.設備コストの見積の目的とコスト構成
1.見積の目的と位置付け
2.設備コストの構成
3.設備コストの変動要因
4.設備コストの低減のポイント
U.詳細見積の進め方
1.見積積算部署と関連組織
2.見積作業の計画
3.見積のための基本的な設計資料
V.機器・材料費の詳細見積
1.機器費見積の進め方
(見積手順、見積法の選定など)
2.機器費の見積
(各種見積法、ベンダー見積取付・評価、コスト集計要領、
塔槽熱交換器のコストダウンの着眼点など)
3.配管工事材料費の見積
(材料集計手順、材料費区分、見積明細・集計要領など)
W.現地工事費の見積一般
1.工事費の見積法
2.サブコントラクタへの見積照会要領
3.工事の請負構造と工事費の構成
4.直接労務費工数単価の考察
(工数単価の構成、工数単価の算定例など)
X.現地工事費の詳細見積
1.機器据付工事費の見積
(1)機器据付工事の見積手順
(2)機器据付工事数量表の作成
(3)機器据付工事費の算出
(4)機器据付工事手順と直接工数の対象
(5)機器据付要領
(6)機器据付工数
2.配管工事費の見積
(1)基礎知識
(配管工法の種類、プレハブ工法の長所短所、配管工事量の単位と計算など)
(2)配管工事費(従来工法)の算出
(3)配管工事費(工場プレハブ工法)の算出
(4)配管工事の直接工数の対象
(5)直接工数の求め方
(6)配管の放射線検査費の見積
3.保温冷工事費の見積
(1)基礎知識
(2)保温冷工事費の見積手順
(3)保温冷工事数量表の作成
(4)保温冷工事費の算出
4.塗装工事費の見積
(1)見積手順
(2)塗装システムの作成
(3)素地調整の種類
(4)塗装工事数量表の作成
(5)塗装複合単価の作成
(6)塗装工事費の算出
Y.共通間接費の詳細見積
1.建設機械使用料の見積
(1)基礎知識
(2)見積手順
(3)移動式クレーンの見積
2.共通仮設費の見積
(1)基礎知識
(2)見積手順
(3)現地サ−ベイと見積項目
(4)仮設建物の見積
(5)共通仮設費のまとめ
3.現場管理費の見積
4.試運転費の見積
5.エンジニアリング・プロジェクト運営費の見積
Z.プラント見積のまとめと検討・調整
1.プラント見積原価総括表
2.プラントコストの総合検討
3.エスカレーションの見積
4.コンティンジェンシの見積
5.プラント見積後のコストデータの整理項目
6.契約後のプラント価格の変更要因
[.質疑応答
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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