<セミナー詳細>

セミナーコード:20250212   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、軽く、薄く、柔軟性もあり、原材料面などにおいてもメリットが多く、日本での期待度が大変高い
 ペロブスカイト太陽電池に焦点をあて、最新情報を含めた技術開発の現状と展望、日揮における取組み、今後の展開、
 日本政府の戦略内容、普及拡大させる仕組みなどについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

ペロブスカイト太陽電池の技術開発動向と事業展開
●講 師 国立大学法人 東京大学
大学院総合文化研究科広域科学専攻/
工学系研究科化学システム工学専攻/
先端科学技術研究センター 教授
瀬川浩司 氏
 会 場 
  【プロフィール】
京都大学工学部卒、同大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)、京都大学
工学研究科分子工学専攻助手、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻助教授を経て
2006年より東京大学先端科学技術研究センター教授。
2016年より東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻教授。
2020年 東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻兼担。
2009年 内閣府最先端研究支援プログラム(FIRST)の30課題の一つ「低炭素社会に資する有機系
太陽電池の開発」の中心研究者に選ばれ有機系太陽電池の産官学連携プロジェクトを推進。
その後、2015年からNEDOプロジェクト。
2021年からグリーンイノベーション基金プロジェクトでペロブスカイト太陽電池の開発に従事。
2012年には経済産業大臣の認可を受け「有機系太陽電池技術研究組合(RATO)」を創設し現在理事。
2019年科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞。
●講 師 日揮株式会社 未来戦略室 プロジェクトマネージャー 永石 暁 氏
 会 場 
●講 師 日本再生可能エネルギー総合研究所 代表
埼玉大学社会変革研究センター・脱炭素推進部門 客員教授
株式会社日本再生エネリンク 代表取締役
地域活性エネルギーリンク協議会 代表理事
北村和也 氏
 会 場 
  <主な活動>
 ・脱炭素実現のための企業や自治体へのコンサルティングとサポート
 ・再生エネや脱炭素ビジネスを進める民間企業へのコンサルティング
 ・脱炭素化、再生エネの普及のための国内外情報の収集と発信
  <講師紹介>
欧米の最新エネルギー情報、政府や制度の動向を基に、再生エネの利活用や脱炭素化に関する
企業や自治体などへのコンサルティング、アドバイス、サポートを20年以上にわたり続ける。
カーボンニュートラルやエネルギーに関するWEBなどでの連載や執筆、民間企業や自治体向けの
講演やセミナーなど毎年多数。
●日 時 2025年 2月 19日(水) 10:15〜16:20
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:15
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11:45
T.国産再エネとして期待されるペロブスカイト太陽電池
  ―技術開発の現状と展望―


【講演要旨】
 結晶シリコン太陽電池は、日本の再生可能エネルギーの主力を担う太陽光発電の殆どで用いられてきたが、その生産シェアは中国に奪われ、エネルギー安全保障の面で懸念が生じている。また、重量のある結晶シリコン太陽電池の設置場所の問題も顕在化している。この状況を打開する次世代太陽電池としてペロブスカイト太陽電池に期待が集まっている。 ペロブスカイト太陽電池は、国産調達可能な材料を使用しており、軽量化が可能で設置場所拡大も期待され、実験室レベルのエネルギー変換効率は 26%を超えている。 本講演ではこのペロブスカイト太陽電池の技術開発の現状と展望について紹介する。


 1.ペロブスカイト太陽電池とはどんなものなのか
 2.ペロブスカイト太陽電池の最新技術開発動向
 3.ペロブスカイト太陽電池が拓くエネルギー利用の未来
 4.質疑応答・名刺交換
(瀬川浩司 氏)
13:00
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14:30
U.日揮における「ペロブスカイト太陽電池」事業への参入戦略と今後の展開について

 再生可能エネルギーの拡大とエネルギー・経済の安全保障として期待が高まるペロブスカイト太陽電池の早期社会実装には、建物への設置施工に関する課題の解決が重要となります。エンドユーザーや法規対応等の観点から課題を取り上げ、当社が新規事業として取り組む"どこでも発電所"事業と当社の目指すエネルギーの地産地消を紹介します。

 1.建物への後付け設置施工の課題
 2.軽量・着脱容易な施工方法の開発と実証実験の状況
 3.日揮が目指すエネルギーの地産地消
 4.質疑応答/名刺交換
(永石 暁 氏)
14:50
|
16:20
V.ペロブスカイト太陽電池に関する日本政府の戦略と実需拡大のための普及策
  〜ポイントは、「オンサイトPPA」〜


【講師の言葉】
 日本の脱炭素の重要な指針の一つ、第7次エネルギー基本計画が決定され、2040年の再生可能エネルギーは全体の4〜5割で最大電源を目標とすることとなった。設定が低すぎるとの批判もあるが、現状ではこの目標でさえ達成は簡単ではない。 鍵を握るのは、やはり太陽光発電の拡大であり、その切り札となるのが今回のテーマであるペロブスカイト太陽電池である。軽さなどの特徴から、これまで設置できなかったところに置けることや原材料が日本に大量に存在するなどのメリットが多く、多くの脱炭素技術で中国などに先を越されている日本での期待度は大変高い。 ここでは、日本政府のペロブスカイト太陽電池の戦略の内容や、また、最終需要の観点から実際にどの様な手段で普及拡大を図ればよいかなどをまとめる。

【講演要旨】
 政府の目論見では、2040年に20GWの導入、発電コスト10円程度以下を目指している。技術普及で重要なことは需要である。 確固たる需要を生み出すには、シリコンにはない技術特性を前提に、普及のためのスキームの確立が欠かせない。軽さを活かせば、これまで設置できなかった公共施設や自社の建物などに設置するオンサイト型がまず有力である。 さらに、当面、需要側が安心して導入できるように、設置や運用、管理を需要サイドから切り離す、PPA(第三者保有による電力供給契約)が現実的である。 これらの普及のための全体スキームについて具体的に解説する。

 1.政府が推すペロブスカイト太陽電池とその戦略
  ○なぜ、政府はここまでの期待を寄せるのか 〜世界の脱炭素技術の現状から
  〇2040年、20GW導入、コスト10円以下はどこまで現実的か
 2.普及のカギを握る「需要」、飛躍的に普及拡大させる仕組みとは何か
  ○どこに使う、最終需要のポイント
  ○需要家が安心できるオンサイトPPA
  ○自治体、金融、電力システム、地域が一体となった普及策
 3.質疑応答・名刺交換
(北村和也 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

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