<セミナー詳細>

セミナーコード:20250213   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、CO2を原料とした燃料及び化学品製造に関する国内外の技術開発動向と
  経済性(コスト)・展望などについて、斯界の最前線でご活躍中の室井講師より詳説頂きます。

CO2を原料とした燃料及び化学品製造に関する
技術開発動向と経済性(コスト)・展望
●講 師 アイシーラボ(工業触媒研究所) 代表 室井城 氏
 会 場 
  <経歴>
1968年 福島高専工業化学科卒業後, 住友金属鉱山(株)入社
1969年 日本エンゲルハルド(株) (現エヌ・イーケムキャット(株))出向
1998年 化学触媒事業部長
2002年 事業開発部長(燃料電池・ポリオレフィン触媒)
2003年 執行役員 事業開発担当
2005年 執行役員 化学触媒担当
2006年 触媒学会副会長 早稲田大学招聘研究員
2007年 エヌ・イーケムキャット(株)常勤顧問 神奈川大学非常勤講師
2008年 アイシーラボ設立 BASFジャパン(株) 主席顧問
2009年 日本ガス合成(株)執行役員
2014年 NEDO技術戦略研究センター客員フェロー

<著書>
2003年 『工業貴金属触媒』JETI社
2008年 『工業触媒の劣化対策と再生、活用ノウハウ』 S&T社
2010年 『エネルギー触媒技術』監修 S&T社
2013年 『新しいプロピレン製造プロセス』監修 S&T出版
2013年 『工業触媒の最新動向』CMC出版
2013年 『シェールガス・オイル革命の石油化学への影響』S&T出版
2014年 『シェールガス革命"第二の衝撃"』日刊工業新聞社
2017年 『触媒からみるメタン・二酸化炭素戦略』シーエムシー・リサーチ
2020年 『触媒からみる二酸化炭素削減対策2020』シーエムシー・リサーチ
2021年 『触媒からみる炭素循環(カーボンリサイクル)技術』シーエムシー・リサーチ
2022年 『触媒からみる炭素循環(カーボンリサイクル)技術』シーエムシー・リサーチ
2022年 『カーボンニュートラルのためのグリーン燃料と化学品』シーエムシー・リサーチ
●日 時 2025年 2月 21日(金) 13:15〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

●受講料 44,000円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき38,500円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●

 日本政府は2030年のCO2削減目標を46%とすることを発表している。更に、2035年の次期CO2削減目標を60%とすることを決定し、国連に提出することを発表した。2030年までには後、5年に迫っている。このままでは、実行が危ぶまれる。日本全体が焦りだしているように見える。欧米は、既に、開発技術を実証し始めている。先ず、 可能性の最も近い技術から取り掛かる必要がある。CO2と再生可能水素から燃料の製造が実現すれば、日本は燃料の自給も実現できることになる。化学品原料も海外の化石資源に頼ることはなくなるのである。先行する欧米技術を解説し、日本で取り掛からなければならない技術を探る。
【プログラム】

1.CO2と水素コスト

 1.1 CO2コスト
  (1)炭素税
  (2)CO2回収コスト
   @工場排ガス
   ADAC
  (3)CCSコスト
 1.2 水素コスト
  (1)電解水素コスト
  (2)水素輸送コスト
  (3)アンモニアコスト
  (4)MCHコスト


2.CO2から燃料の合成

 2.1 合成ガスの製造
  (1)ドライリフォーミング(CO2とメタンから合成ガス)
  (2)逆シフト反応(CO2のCOへの還元)
 2.2 メタンの合成
  (1)製造技術
  (2)製造コスト
 2.3 LPGの合成
  (1)製造技術
  (2)LPGコスト予測
 2.4 e-Fuel
  (1)合成ガソリン(CO2と電解水素からガソリンの製造)
   @MTGプロセス
   A直接合成
  (2) SAF(CO2と電解水素から航空燃料の製造)
   @製造技術
   A製造コスト


3.CO2から化学品の製造

 3.1 メタノール
  (1)メタノールの製造方法
  (2)製造コスト
  (3)DMEを経由した化学品の製造
 3.2 エタノール
  (1)CO2からエタノールの合成
  (2)エタノールの利用
   @エチレンの製造
   Aエチレンのコスト比較
   Bプロピレンの合成
   Cブタジエンの合成
 3.3 軽質オレフィンの製造
 3.4 芳香族の合成
 3.5 機能化学品の製造


4.CO2からポリマーの合成

 (1)ポリカーボネート
 (2)PE
 (3)PHA


5.質疑応答
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 ※FAXでもお申し込みいただけます。FAXお申し込み用紙(PDF)を印刷いただき、必要事項をご記入のうえ弊社まで
  ご送信ください。(FAX番号は、お申込用紙に印刷されています)
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